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公開番号2024149131
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-18
出願番号2023062824
出願日2023-04-07
発明の名称ワイヤハーネス
出願人株式会社プロテリアル
代理人名古屋国際弁理士法人
主分類H02G 15/04 20060101AFI20241010BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約【課題】カバー部材の固定が容易であるワイヤハーネスを提供すること。
【解決手段】ワイはハーネスは、ケーブルと、カバー部材と、固定部材とを備える。前記ケーブルは、前記複数の絶縁電線が前記外部シースにより覆われた被覆部と、前記複数の絶縁電線が前記外部シースにより覆われていない露出部とを備える。前記カバー部材は、前記被覆部における前記露出部の側の部分が挿入された第1筒状部と、前記第1筒状部における前記露出部の側の端部から分岐して延びる2本以上の第2筒状部とを備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
複数の絶縁電線及び外部シースを備えるケーブルと、
樹脂から成る一体型のカバー部材と、
前記カバー部材を前記ケーブルに固定する固定部材と、
を備え、
前記ケーブルは、前記複数の絶縁電線が前記外部シースにより覆われた被覆部と、前記複数の絶縁電線が前記外部シースにより覆われていない露出部とを備え、
前記カバー部材は、前記被覆部における前記露出部の側の部分が挿入された第1筒状部と、
前記第1筒状部における前記露出部の側の端部から分岐して延びる2本以上の第2筒状部と、
を備え、
前記2本以上の第2筒状部には、それぞれ、前記露出部にある前記複数の絶縁電線のうちの2本以上が挿入され、
前記第1筒状部の内周面は、前記第1筒状部に挿入された前記被覆部の外周面と接し、
前記固定部材は、(a)前記第1筒状部の外周側に取り付けられたバンド、(b)前記第1筒状部と、前記第1筒状部に挿入されていない前記被覆部とに跨る特定部分の外周面に巻かれたテープ、(c)前記特定部分を覆う収縮チューブ、又は(d)前記特定部分を覆うモールド樹脂成形体である、
ワイヤハーネス。
続きを表示(約 220 文字)【請求項2】
請求項1に記載のワイヤハーネスであって、
前記第1筒状部の外周面に、前記第1筒状部の周方向に沿って延びる2本以上の凸部をさらに備える、
ワイヤハーネス。
【請求項3】
請求項1又は2に記載のワイヤハーネスであって、
前記第1筒状部及び前記第2筒状部の少なくとも一方の外周面は、周方向に延びる凸部と、周方向に延びる凹部とが、交互に、軸方向に並んだ形状を有する、
ワイヤハーネス。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示はワイヤハーネスに関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1にワイヤハーネスが記載されている。ワイヤハーネスは、図9Aに示すように、ケーブル103を備える。ケーブル103は、複数の絶縁電線111、113及び外部シース115を備える。外部シース115は、後述する露出部123を除き、複数の絶縁電線111、113を被覆する。ケーブル103の端部には、露出部123が形成される。露出部123では、複数の絶縁電線111、113が外部シース115により覆われていない。露出部123において、絶縁電線111、113は分岐している。飛石によるチッピング等を防止するために、露出部123にある絶縁電線111、113は、それぞれ、チューブ又はホースから成る保護材125により覆われる。
【0003】
図9Bに示すように、保護材125を固定するためにテープ127が巻かれる。テープ127は、分岐している絶縁電線111、113の側から巻き始め、外部シース115まで巻かれる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2022-171718号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
従来の方法では、保護材125を固定するために広い範囲にわたってテープ127を巻かなければならないので、保護材125の固定が困難であった。本開示の1つの局面では、カバー部材の固定が容易であるワイヤハーネスを提供することが好ましい。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の1つの局面は、複数の絶縁電線及び外部シースを備えるケーブルと、樹脂から成る一体型のカバー部材と、前記カバー部材を前記ケーブルに固定する固定部材と、を備えるワイヤハーネスである。
【0007】
前記ケーブルは、前記複数の絶縁電線が前記外部シースにより覆われた被覆部と、前記複数の絶縁電線が前記外部シースにより覆われていない露出部とを備える。前記カバー部材は、前記被覆部における前記露出部の側の部分が挿入された第1筒状部と、前記第1筒状部における前記露出部の側の端部から分岐して延びる2本以上の第2筒状部とを備える。
【0008】
前記2本以上の第2筒状部には、それぞれ、前記露出部にある前記複数の絶縁電線のうちの2本以上が挿入されている。前記第1筒状部の内周面は、前記第1筒状部に挿入された前記被覆部の外周面と接している。
【0009】
前記固定部材は、(a)前記第1筒状部の外周側に取り付けられたバンド、(b)前記第1筒状部と、前記第1筒状部に挿入されていない前記被覆部とに跨る特定部分の外周面に巻かれたテープ、(c)前記特定部分を覆う収縮チューブ、又は(d)前記特定部分を覆うモールド樹脂成形体である。
【0010】
本開示の1つの局面であるワイヤハーネスによれば、カバー部材の固定が容易である。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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