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公開番号
2024149034
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-10-18
出願番号
2023062691
出願日
2023-04-07
発明の名称
改札機制御システム、改札機制御方法及びプログラム
出願人
株式会社東芝
,
東芝インフラシステムズ株式会社
代理人
弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類
G07B
15/00 20110101AFI20241010BHJP(チェック装置)
要約
【課題】二次元コード及びICカードを利用可能な改札機において同一の旅客に対する重複した受付処理を防止する。
【解決手段】二次元コード受付処理部は、二次元コードリーダにより読み取られた二次元コード情報に基づいて、二次元コードを所持する旅客が改札機を通過可能か判定する処理を含む二次元コード受付処理を行う。ICカード受付処理部は、ICカードリーダにより読み取られたICカード情報に基づいて、ICカードを所持する旅客が改札機を通過可能か判定する処理を含むICカード受付処理を行う。特定部は、二次元コード情報とICカード情報とを紐付けた紐付け情報に基づいて、二次元コードリーダにより読み取られた二次元コード情報に紐付けられたICカード情報である特定ICカード情報を特定する。禁止処理部は、特定ICカード情報に基づくICカード受付処理を所定期間禁止する。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
改札機に設置され、二次元コードが示す二次元コード情報を読み取る二次元コードリーダと、
前記改札機に設置され、ICカードが保持するICカード情報を読み取るICカードリーダと、
前記二次元コードリーダにより読み取られた前記二次元コード情報に基づいて、前記二次元コードを所持する旅客が前記改札機を通過可能か判定する処理を含む二次元コード受付処理を行う二次元コード受付処理部と、
前記ICカードリーダにより読み取られた前記ICカード情報に基づいて、前記ICカードを所持する旅客が前記改札機を通過可能か判定する処理を含むICカード受付処理を行うICカード受付処理部と、
前記二次元コード情報と前記ICカード情報とを紐付けた紐付け情報に基づいて、前記二次元コードリーダにより読み取られた前記二次元コード情報に紐付けられた前記ICカード情報である特定ICカード情報を特定する特定部と、
前記特定ICカード情報に基づく前記ICカード受付処理を所定期間禁止する禁止処理部と、
を備える改札機制御システム。
続きを表示(約 1,900 文字)
【請求項2】
前記特定ICカード情報を一時的に記憶する記憶部を備え、
前記禁止処理部は、前記記憶部に記憶されている前記特定ICカード情報に基づく前記ICカード受付処理を禁止し、
前記記憶部は、前記二次元コードリーダにより前記二次元コード情報が読み取られ、当該二次元コード情報に紐付けられた前記特定ICカード情報が記憶された後、所定のセンサにより旅客が前記改札機を通過したことが検知されたときに、当該特定ICカード情報を消去する、
請求項1に記載の改札機制御システム。
【請求項3】
前記特定ICカード情報を一時的に記憶する記憶部を備え、
前記禁止処理部は、前記記憶部に記憶されている前記特定ICカード情報に基づく前記ICカード受付処理を禁止し、
前記記憶部は、前記二次元コードリーダにより前記二次元コード情報が読み取られ、当該二次元コード情報に紐付けられた第1特定ICカード情報が記憶された後、前記ICカードリーダにより前記第1特定ICカード情報とは異なる前記ICカード情報が読み取られたときに、前記第1特定ICカード情報を消去する、
請求項1に記載の改札機制御システム。
【請求項4】
前記特定ICカード情報を一時的に記憶する記憶部を備え、
前記禁止処理部は、前記記憶部に記憶されている前記特定ICカード情報に基づく前記ICカード受付処理を禁止し、
前記記憶部は、前記二次元コードリーダにより第1二次元コード情報が読み取られ、前記第1二次元コード情報に紐付けられた第1特定ICカード情報が記憶された後、前記二次元コードリーダにより前記第1二次元コード情報とは異なる第2二次元コード情報が読み取られた場合には、前記第1特定ICカード情報を消去し、前記第2二次元コード情報に紐付けられた第2特定ICカード情報を記憶する、
請求項1に記載の改札機制御システム。
【請求項5】
前記紐付け情報は、前記改札機と通信可能なサーバに記憶され、
前記改札機は、前記二次元コードリーダにより読み取られた前記二次元コード情報を前記サーバに送信し、
前記サーバは、前記紐付け情報に基づいて、前記改札機から受信した前記二次元コード情報に紐付けられた前記特定ICカード情報を特定し、当該特定ICカード情報を前記改札機に送信し、
前記改札機は、前記サーバから受信した前記特定ICカード情報に基づいて前記ICカード受付処理を禁止する、
請求項1に記載の改札機制御システム。
【請求項6】
改札機に設置された二次元コードリーダにより二次元コードが示す二次元コード情報を読み取る工程と、
前記改札機に設置されたICカードリーダによりICカードが保持するICカード情報を読み取る工程と、
前記二次元コードリーダにより読み取られた前記二次元コード情報に基づいて、前記二次元コードを所持する旅客が前記改札機を通過可能か判定する処理を含む二次元コード受付処理を行う工程と、
前記ICカードリーダにより読み取られた前記ICカード情報に基づいて、前記ICカードを所持する旅客が前記改札機を通過可能か判定する処理を含むICカード受付処理を行う工程と、
前記二次元コード情報と前記ICカード情報とを紐付けた紐付け情報に基づいて、前記二次元コードリーダにより読み取られた前記二次元コード情報に紐付けられた前記ICカード情報である特定ICカード情報を特定する工程と、
前記特定ICカード情報に基づく前記ICカード受付処理を所定期間禁止する工程と、
を含む改札機制御方法。
【請求項7】
改札機に備えられた演算装置に、
前記改札機に設置された二次元コードリーダにより二次元コードが示す二次元コード情報を読み取る処理と、
前記改札機に設置されたICカードリーダによりICカードが保持するICカード情報を読み取る処理と、
前記ICカードリーダにより読み取られた前記ICカード情報に基づいて、前記ICカードを所持する旅客が前記改札機を通過可能か判定する処理を含むICカード受付処理と
前記二次元コードリーダにより読み取られた前記二次元コード情報をサーバに送信する処理と、
送信した前記二次元コード情報に紐付けられた前記ICカード情報である特定ICカード情報を前記サーバから受信する処理と、
前記特定ICカード情報に基づく前記ICカード受付処理を所定期間禁止する処理と、
を実行させるプログラム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、改札機制御システム、改札機制御方法及びプログラムに関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、鉄道等の交通機関の改札機において、二次元コード(二次元バーコード)とIC(Integrated Circuit)カードとの両方を利用可能な改札機の開発が進められている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-67089号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記のような改札機においては、二次元コードを表示させる機能とICカードとしての機能とを有するスマートフォン等の携帯端末を乗車券として用いる場合に、二次元コードに基づく受付処理とICカードに基づく受付処理とが同一の旅客に対して重複して行われてしまう不具合を防止するための対策が必要となる。
【0005】
そこで、本発明の実施形態は、二次元コード及びICカードを利用可能な改札機において同一の旅客に対する重複した受付処理を防止可能な改札機制御システム、改札機制御方法及びプログラムを提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
実施形態の改札機制御システムは、二次元コードリーダと、ICカードリーダと、二次元コード受付処理部と、ICカード受付処理部と、特定部と、禁止処理部と、を備える。二次元コードリーダは、改札機に設置され、二次元コードが示す二次元コード情報を読み取る。ICカードリーダは、改札機に設置され、ICカードが保持するICカード情報を読み取る。二次元コード受付処理部は、二次元コードリーダにより読み取られた二次元コード情報に基づいて、二次元コードを所持する旅客が改札機を通過可能か判定する処理を含む二次元コード受付処理を行う。ICカード受付処理部は、ICカードリーダにより読み取られたICカード情報に基づいて、ICカードを所持する旅客が改札機を通過可能か判定する処理を含むICカード受付処理を行う。特定部は、二次元コード情報とICカード情報とを紐付けた紐付け情報に基づいて、二次元コードリーダにより読み取られた二次元コード情報に紐付けられたICカード情報である特定ICカード情報を特定する。禁止処理部は、特定ICカード情報に基づくICカード受付処理を所定期間禁止する。
【図面の簡単な説明】
【0007】
図1は、実施形態の改札機の構成の一例を示す図である。
図2は、実施形態の改札機制御システムの構成の一例を示す図である。
図3は、実施形態の改札機及び中央サーバの機能構成の一例を示す図である。
図4は、実施形態の紐付け情報の生成方法の一例を示すフローチャートである。
図5は、実施形態の改札機制御システムにおける処理の一例を示すシーケンス図である。
図6は、実施形態の記憶部に対して特定ICカード情報を記憶又は消去させる際の処理の一例を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、図面を参照しながら実施形態について説明する。
【0009】
図1は、実施形態の改札機10の構成の一例を示す図である。ここで例示する改札機10は、鉄道等の交通機関の改札口に設置され、旅客Pが所持している乗車券を読み取ることにより受付処理を行う装置である。受付処理には、旅客Pが改札機10を通過可能か判定する処理、課金処理等が含まれ得る。ここでは、旅客Pが所持するスマートフォン等の携帯端末5が乗車券として用いられる場合を例示する。
【0010】
改札機10は、筐体11、ドア12、二次元コードリーダ13及びICカードリーダ14を備える。互いに平行となるように配置された一対の筐体11の間に旅客Pが通行可能な通路が形成される。ドア12は、一対の筐体11の一方又は両方に設けられ、開閉動作することにより一対の筐体11の間の通路を開放又は閉鎖する。
(【0011】以降は省略されています)
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