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公開番号
2024147705
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-10-16
出願番号
2024113987,2022191573
出願日
2024-07-17,2009-05-14
発明の名称
発光素子
出願人
株式会社半導体エネルギー研究所
代理人
主分類
C07C
211/54 20060101AFI20241008BHJP(有機化学)
要約
【課題】広いエネルギーギャップを有し、発光素子の輸送層やホスト材料として用いることが可能な新規トリアリールアミン誘導体を提供すること。
【解決手段】下記一般式(G1)で表されるトリアリールアミン誘導体。
<com:Image com:imageContentCategory="Drawing"> <com:ImageFormatCategory>JPEG</com:ImageFormatCategory> <com:FileName>2024147705000060.jpg</com:FileName> <com:HeightMeasure com:measureUnitCode="Mm">69</com:HeightMeasure> <com:WidthMeasure com:measureUnitCode="Mm">165</com:WidthMeasure> </com:Image>
式中、αはナフチル基を表し、βは水素、ナフチル基のいずれかを表す。
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
下記一般式(G1)で表されるトリアリールアミン誘導体。
JPEG
2024147705000059.jpg
68
165
但し、式中Arは置換又は無置換のフェニル基、置換又は無置換のビフェニル基のいずれかを表し、αは置換又は無置換のナフチル基、βは水素、置換又は無置換のナフチル基のいずれかを表す。また、n、mはそれぞれ独立に1又は2を表し、R
1
~R
8
はそれぞれ独立に、水素、炭素数1乃至6のアルキル基、フェニル基のいずれかを表す。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、トリアリールアミン誘導体に関する。また、当該トリアリールアミン誘導体
を用いた発光物質、発光素子及び電子機器に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)
【背景技術】
【0002】
薄型軽量、高速応答性、低消費電力などのメリットから、次世代の表示装置として有機
化合物を発光物質とする発光素子(有機EL素子)を用いた表示装置の開発が加速してい
る。開発には様々な障害があったものの、ここにきて有機ELテレビの市販も開始される
程にまで技術は進歩してきている。
【0003】
有機EL素子は電極間に発光層を挟んで電圧を印加することにより、電極から注入され
た電子およびホールが再結合して発光物質が励起状態となり、その励起状態が基底状態に
戻る際に発光する。発光物質が発する光の波長はその発光物質特有のものであり、異なる
種類の有機化合物を発光物質として用いることによって、様々な波長すなわち様々な色の
発光を呈する発光素子を得ることができる。
【0004】
ディスプレイなど、画像を表示することを念頭においた表示装置の場合、フルカラーの
映像を再現するためには、少なくとも赤、緑、青の3色の光を得ることが必要になる。こ
れには、広い波長範囲に発光スペクトルを有する光を発する発光素子とカラーフィルタを
組み合わせる方法、目的の色より波長の短い光を発する発光素子と色変換層を組み合わせ
る方法、目的とする波長の光を発する発光素子を用いる方法などがある。これら3つの方
法の中では最後の直接目的の色を得る方法が、エネルギー的にはロスが少なく好ましい構
成であると言える。
【0005】
前述の市販が開始された有機ELテレビもこの方法を採用しているが、実際はそれに加
えてカラーフィルタを用いている上、発光素子にマイクロキャビティ構造を採用し色純度
を向上させている。多くのメリットを有する有機ELテレビであるが、次世代のテレビと
しては高品質な画像を提供することが当然のように期待され、その期待に応える為には適
切な発光色を呈する発光素子を得ることが必須なのである。
【0006】
発光物質が発する光は、その物質固有のものであることを先に述べた。有機ELテレビ
の備える多くの色純度向上の為の対策が意味するのは、良好な色の発光を呈しつつ、寿命
や消費電力などその他の重要な性質を満たす発光素子を得ることが非常に困難であるとい
うことである。さらに、寿命や消費電力など、発光素子の重要な性質は、発光を呈する物
質のみに依存する訳ではない。発光層以外の層や、素子構造、そして発光物質とホストと
の相性なども大きく影響する。そのため、この分野の成熟をみるためには多くの種類の発
光素子用材料が必要となることに間違いはない。その結果、様々な分子構造を有する発光
素子用材料が提案されている(例えば特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
国際公開第07/058127号パンフレット
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
しかしながら、これまで開発されている発光素子においては、赤~緑の光を発する発光
素子の特性と比較して、青の光を発する発光素子の特性が悪く、問題となっている。これ
は、青の光を発する為には大きなエネルギーギャップを有する発光物質が必要であり、そ
の発光物質を分散するホストに用いる物質や発光層における発光領域に隣接した輸送層に
用いる物質にはさらに大きなエネルギーギャップが必要であることが一因となっている。
【0009】
充分に大きいエネルギーギャップを持たない材料をホスト材料や発光領域に隣接した層
の材料として用いると、励起子のエネルギーが当該材料に移動してしまい、発光素子の発
光効率が低下してしまう、色純度が低下してしまうなどの問題が起こる。そこで、本発明
の一態様では、広いエネルギーギャップを有し、発光素子の輸送層やホスト材料として用
いることが可能な新規トリアリールアミン誘導体を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本発明者らは、広いエネルギーギャップと適度なキャリア輸送性を有し、発光素子の材
料として好適に用いることが出来る物質として、1つ又は2つのナフチル基がフェニレン
基又はビフェニレン基を介して中心の窒素と結合しているトリアリールアミン誘導体を合
成することができた。
(【0011】以降は省略されています)
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