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公開番号
2024146932
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-10-15
出願番号
2024058202
出願日
2024-03-29
発明の名称
不調改善器具
出願人
小林製薬株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
A61F
7/00 20060101AFI20241004BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】気圧低下に起因する不調を改善する不調改善器具を提供する。
【解決手段】不調改善器具は、左右一対の温熱部と、固定部とを備える。左右一対の温熱部は、左右の耳介、前記左右の耳介周辺、及び左右の側頚部の少なくとも一箇所を保温または加熱する。固定部は、前記左右一対の温熱部が前記左右の耳介、前記左右の耳介周辺、及び左右の側頚部の少なくとも一箇所に位置するように、前記左右一対の温熱部を固定する。前記左右一対の温熱部が、前記左右の耳介、前記左右の耳介周辺、及び左右の側頚部の少なくとも一箇所を保温または加熱することにより、気圧低下に起因する不調を改善する。
【選択図】図4A
特許請求の範囲
【請求項1】
左右の耳介、前記左右の耳介周辺、及び左右の側頚部の少なくとも一箇所を保温または加熱する、左右一対の温熱部と、
前記左右一対の温熱部が前記左右の耳介、前記左右の耳介周辺、及び左右の側頚部の少なくとも一箇所に位置するように、前記左右一対の温熱部を固定する固定部と
を備え、
前記左右一対の温熱部が、前記左右の耳介、前記左右の耳介周辺、及び左右の側頚部の少なくとも一箇所を保温または加熱することにより、気圧低下に起因する不調を改善する、
不調改善器具。
続きを表示(約 620 文字)
【請求項2】
前記左右一対の温熱部は、各々、発熱可能な発熱体を保持する、
請求項1に記載の不調改善器具。
【請求項3】
前記固定部は、前記左右一対の温熱部が前記左右の耳介、前記耳介の周辺、あるいは前記左右の側頚部に位置するように前記左右一対の温熱部を固定する、
請求項2に記載の不調改善器具。
【請求項4】
前記発熱体は、発熱性組成物を有し、
前記温熱部は、前記発熱性組成物を収容する空間を形成するとともに、前記左右の耳介の周辺または前記左右の側頚部に対面するように構成される第1面を有し、
前記固定部は、前記第1面上に形成された粘着層であり、
前記第1面は、前記空間の外側に向かって膨出する、
請求項3に記載の不調改善器具。
【請求項5】
前記発熱性組成物の発熱により達する前記第1面の最高温度は、39℃以上、54℃以下である、
請求項4に記載の不調改善器具。
【請求項6】
前記発熱性組成物の発熱により達する前記左右の耳介の周辺または前記左右の側頚部の肌表面温度は、37℃以上、48℃以下である、
請求項5に記載の不調改善器具。
【請求項7】
前記発熱性組成物の発熱により前記肌表面温度が37℃以上となる時間が30分以上持続する、
請求項5または6に記載の不調改善器具。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、気圧低下に起因する不調を改善する不調改善器具に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1は、気圧低下に起因する不調(気象病の症状)を改善する製剤を開示する。気象病は、気圧、温度、湿度、雨天等の気象条件の変化によって、だるさ、頭痛、めまい、神経痛、古傷の痛み、抑うつ、怒りっぽさ等の症状が出現又は悪化する疾患である。特に、近年、梅雨の時期や雨の日の気圧低下に伴って、体のだるさを感じる人は増加傾向にある。特許文献1は、五苓散が気圧低下に起因するだるさに対する効果があることを見出し、気象条件に左右される体質の人のQOL向上を図っている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-024851号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、妊娠中や授乳中である等の事情があると、特許文献1に開示される製剤に限らず、製剤全般の使用を制限される場合がある。このため、気圧低下に起因する不調を改善するための別のアプローチも望まれている。
【0005】
本発明は、気圧低下に起因する不調を改善する不調改善器具を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明者らは、前記課題を検討すべく鋭意検討を行い、耳介及び耳介周辺の少なくとも一方を保温または加熱することで、気圧低下に起因する不調、特に頭痛の症状が改善することを見出した。本発明は、かかる知見に基づいて、更に検討を重ねることにより完成したものであり、以下の観点に係る発明を提供する。
【0007】
第1観点に係る不調改善器具は、左右一対の温熱部と、固定部とを備える。左右一対の温熱部は、左右の耳介、前記左右の耳介周辺、及び左右の側頚部の少なくとも一箇所を保温または加熱する。固定部は、前記左右一対の温熱部が前記左右の耳介、前記左右の耳介周辺、及び左右の側頚部の少なくとも一箇所に位置するように、前記左右一対の温熱部を固定する。前記左右一対の温熱部が、前記左右の耳介、前記左右の耳介周辺、及び左右の側頚部の少なくとも一箇所を保温または加熱することにより、気圧低下に起因する不調を改善する。
【0008】
第2観点に係る不調改善器具は、第1観点に係る不調改善器具であって、前記左右一対の温熱部は、各々、発熱可能な発熱体を保持する。
【0009】
第3観点に係る不調改善器具は、第2観点に係る不調改善器具であって、前記固定部は、前記左右一対の温熱部が前記左右の耳介、前記耳介の周辺、あるいは前記左右の側頚部に位置するように前記左右一対の温熱部を固定する。
【0010】
第4観点に係る不調改善器具は、第1観点から第3観点のいずれかに係る不調改善器具であって、前記発熱体は、発熱性組成物を有し、前記温熱部は、前記発熱性組成物を収容する空間を形成するとともに、前記左右の耳介の周辺または前記左右の側頚部に対面するように構成される第1面を有し、前記固定部は、前記第1面上に形成された粘着層であり、前記第1面は、前記空間の外側に向かって膨出する。
(【0011】以降は省略されています)
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