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公開番号
2024146163
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-10-15
出願番号
2023058900
出願日
2023-03-31
発明の名称
織物、発光装置および織物の製造方法
出願人
株式会社NBCメッシュテック
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
D03D
15/547 20210101AFI20241004BHJP(織成)
要約
【課題】よりはっきりと任意の形状の発光が可能な光ファイバーを用いた織物を提供する。
【解決手段】織物の少なくとも一部の糸を構成する光ファイバーと、前記織物の表面に形成され前記光ファイバーから出る光を遮るコーティングと、前記コーティング、及び、前記光ファイバーの表面の一部を除去して形成される発光領域と、を有することを特徴とする織物。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
織物の少なくとも一部の糸を構成する光ファイバーと、
前記織物の表面に形成され前記光ファイバーから出る光を遮るコーティングと、
前記コーティング、及び、前記光ファイバーの表面の一部を除去して形成される発光領域と、を有することを特徴とする織物。
続きを表示(約 970 文字)
【請求項2】
前記コーティングは、スパッタ、グラビアコーティング、塗布、ディップ、メッキ、塗装、蒸着のいずれかのコーティングであることを特徴とする請求項1に記載の織物。
【請求項3】
前記発光領域において前記光ファイバーは、除去前の前記光ファイバーの直径を100%とした場合に、除去後の光ファイバーの織物の厚み方向における大きさが、50%以上95%以下になる位置まで除去されていることを特徴とする請求項1に記載の織物。
【請求項4】
タテ糸及びヨコ糸のいずれか一方が光ファイバーであることを特徴とする請求項1に記載の織物。
【請求項5】
前記タテ糸及び前記ヨコ糸のいずれか他方の糸が、前記光ファイバーのヤング率に対し90%以下のヤング率の糸であることを特徴とする請求項4に記載の織物。
【請求項6】
前記織物は平織、綾織、朱子織のいずれかであることを特徴とする請求項1に記載の織物。
【請求項7】
請求項1に記載の織物と、
前記光ファイバーの一端に対して光を照射する光源と、
を備えることを特徴とする発光装置。
【請求項8】
織物の少なくとも一部の糸を構成する光ファイバーと、
前記織物の表面に形成され前記光ファイバーから出る光を遮るコーティングと、
を有する織物であって、少なくとも、前記コーティング及び前記光ファイバーの表面の一部を除去して発光領域が形成される除去対象範囲に、前記光ファイバーが含まれることを特徴とする織物。
【請求項9】
請求項1に記載の織物の製造方法であって、
織物を構成する糸として前記光ファイバーを含む前記織物の表面に、前記コーティングを形成し、
所定の形状の範囲内に含まれる前記コーティングと前記光ファイバーの表面の一部を除去し、前記所定の形状の発光領域を形成することを特徴とする織物の製造方法。
【請求項10】
前記コーティングは、スパッタ、グラビアコーティング、塗布、ディップ、メッキ、塗装、蒸着のうちいずれかの方法で形成されることを特徴とする請求項9に記載の織物の製造方法。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、光ファイバーを糸として用いた織物であり、光源からの光によって発光する織物に関する。
続きを表示(約 940 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、光ファイバーを用いた発光する織物が提案されている(例えば、特許文献1)。特許文献1では、繊維表面の研磨等により伝送される光を部分的に外に逃すことを可能として発光させている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特表2004-506106号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、特許文献1のような光ファイバーを用いた織物は、研磨した部分以外の光ファイバーからも光が漏出してぼんやりと発光してしまう。そのため、研磨して所定の形状の発光部分を形成しても、はっきりとその形状を浮かび上がらせることができなかった。
【0005】
本発明は、よりはっきりと任意の形状の発光が可能な光ファイバーを用いた織物を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
すなわち上記課題を解決するための手段は以下のとおりである。
【0007】
(1) 織物の少なくとも一部の糸を構成する光ファイバーと、
前記織物の表面に形成され前記光ファイバーから出る光を遮るコーティングと、
前記コーティング、及び、前記光ファイバーの表面の一部を除去して形成される発光領域と、を有することを特徴とする織物。
【0008】
(2) 前記コーティングは、スパッタ、グラビアコーティング、塗布、ディップ、メッキ、塗装、蒸着のいずれかのコーティングであることを特徴とする上記(1)に記載の織物。
【0009】
(3) 前記発光領域において前記光ファイバーは、除去前の前記光ファイバーの直径を100%とした場合に、除去後の光ファイバーの織物の厚み方向における大きさが、50%以上95%以下になる位置まで除去されていることを特徴とする上記(1)に記載の織物。
【0010】
(4) タテ糸及びヨコ糸のいずれか一方が光ファイバーであることを特徴とする上記(1)に記載の織物。
(【0011】以降は省略されています)
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