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公開番号2024141156
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-10
出願番号2023052647
出願日2023-03-29
発明の名称情報処理方法、情報処理装置、および、端末装置
出願人株式会社デンソーテン
代理人弁理士法人 佐野特許事務所
主分類G06Q 30/0207 20230101AFI20241003BHJP(計算;計数)
要約【課題】施設の混雑度を推定し、推定した混雑度に応じた有効期間長の特典を出力する情報処理装置、方法及端末装置を提供する。
【解決手段】有効時間長制限特典の内容及び制限時間長を決定するための有効時間長制限特典テーブル126は、イベント会場周辺混雑度レベルと施設混雑度レベルの組み合わせで特典内容と有効時間長が決定される2次元テーブル構造となっている。特典内容は、イベント会場周辺混雑度が大きいほど、人流誘引効果が大きい内容となっている。また、有効時間長は施設混雑度混雑度が大きいほど、引き留め効果が小さい内容となっている。イベント会場周辺混雑度レベルは、イベント会場近接領域の人密度や、各経路の混雑度の平均等のデータを用いる。方法は、取得、算出したイベント会場周辺混雑度レベル及び施設混雑度に基づき、該当施設における特典内容とその有効時間長を決定し、特典の提供数を決定し、当該提供数で対象の特典を提供する。
【選択図】図11
特許請求の範囲【請求項1】
施設の混雑度を推定し、
前記推定した混雑度に応じた有効期間長の特典を出力する、
情報処理方法。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
特典提供施設の利用時間が前記特典の有効期間長に達した場合、有効時間切れ情報を出力する、
請求項1に記載の情報処理方法。
【請求項3】
特典提供施設の利用時間が前記特典の有効期間長に達するまでの残時間が、予め定めた警告時間以下の場合、注意情報を出力する、
請求項1に記載の情報処理方法。
【請求項4】
特典利用中における特典提供施設の混雑度を推定し、
前記推定した混雑度に応じて前記特典の有効期間長を延長する、
請求項1に記載の情報処理方法。
【請求項5】
前記特典提供施設の利用時間が前記特典の有効期間長に達するまでの残時間が、予め定めた警告時間以下となった際に、前記特典の有効期間長を延長する処理を実行する、
請求項4に記載の情報処理方法。
【請求項6】
イベント会場周辺の人流情報に基づき、施設で利用可能な特典をユーザに提供する情報処理方法であって、
各施設の混雑状況に応じて、当該施設に対する前記特典の有効時間長を決定し、
イベント会場周辺の人流情報に基づき各前記特典の提供数を決定し、
決定した前記有効期間長の各前記特典を、決定した前記提供数で出力する、
情報処理方法。
【請求項7】
各前記特典の提供数は、
前記イベント会場周辺の人流情報と、特典提供施設の混雑度と、前記特典の有効時間長とに基づき決定する、
請求項6記載の情報処理方法。
【請求項8】
施設の混雑度を推定し、
前記推定した混雑度に応じた有効期間長の特典を出力する、
情報処理装置。
【請求項9】
特典利用中における特典提供施設の混雑度を推定し、
前記推定した混雑度に応じて前記特典の有効期間長を延長する、
請求項8に記載の情報処理装置。
【請求項10】
特典の内容の情報を表示し、
前記特典の有効期間長の情報を表示し、
前記特典の有効期間長と、前記特典の使用時間長との差である残時間を表示し、
前記残時間が所定の閾値以下の場合、警告を発し、
前記残時間が無い場合、前記特典の有効期間を超過したことを報知する、
端末装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、クーポン等の特典を提供する技術に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
従来、各ユーザの特性や嗜好を考慮した特典付与によって、効率的に混雑緩和を実現する技術が知られる(例えば特許文献1参照)。
【0003】
特許文献1においては、ユーザが利用した移動経路を取得する。ユーザの移動スケジュールから、ユーザが移動経路を利用する難易度を算出する。難易度が所定値以上であるか否かを判定して、判定が肯定された場合、ユーザに特典を付与する。ユーザの属性や嗜好に合わせた個人最適化(パーソナライゼーション)は、ユーザの満足度を向上させる上で重要な取り組みである。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2021-99880号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところで、ライブやスポーツ観戦等のイベントの終了後においては、イベント会場からの退場者によって、イベント会場の周辺や最寄り駅が混雑する。混雑緩和のために、イベント会場の周辺に存在する店舗等で利用できるクーポンを提供して人流を誘導することが考えられる。
【0006】
イベントに応じたクーポンの提供にあたって、特許文献1の構成を適用してユーザの満足度の向上に注力すると、多くの人が同じ行動を取る可能性が生じる。この結果、クーポンを用いた人の誘引先、例えばクーポン発行店舗で混雑が生じる可能性がある。なお、イベント等における人流制御に関係なく、集客のためのクーポン発行でも同様の課題がある。
【0007】
本発明は、上述の点に鑑み、クーポン等の特典の提供に適した技術を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
例示的な本発明の情報処理方法は、施設の混雑度を推定し、前記推定した混雑度に応じた有効期間長の特典を出力する。
【発明の効果】
【0009】
例示的な本発明によれば、クーポン等の特典提供施設の混雑度も考慮した特典の適切な提供が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
情報処理システムの概略の構成を示す図
情報処理装置の構成を示すブロック図
イベント情報テーブルの一例を示す図
施設情報テーブルの一例を示す図
特典情報テーブルの一例を示す図
ユーザ情報テーブルの一例を示す図
人流情報の推定が行われる状況の一例を示す模式図
人流推定部によって推定された人流情報の一例を示す図
特典の提供数を決めるために行わる情報処理方法の流れを例示するフローチャート
特典の提供数が決定された後に行われる情報処理方法の流れを例示するフローチャート
有効時間長制限特典の内容及び制限時間長を決定するための有効時間長制限特典テーブルを示す図
施設において特典使用者の管理に用いる使用特典テーブルを示す図
有効時間長制限特典処理を示すフローチャート
ユーザ端末のディスプレイの表示例を示すディスプレイ表示画像図
第1変形例の情報処理装置の構成を示すブロック図
第1変形例における、特典の提供数が決定された後に行われる情報処理方法の流れを例示するフローチャート
第2変形例における特典情報テーブルを例示する図
第3変形例に係る情報処理システムの概略の構成を示す図
第3変形例における特典情報テーブルを例示する図
追加の特典の提供数を決定する処理の流れを例示するフローチャート
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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