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公開番号2024136503
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-04
出願番号2023047638
出願日2023-03-24
発明の名称設備点検方法、及び、設備点検システム
出願人クボタ環境エンジニアリング株式会社
代理人個人,個人
主分類G06Q 10/20 20230101AFI20240927BHJP(計算;計数)
要約【課題】好適に設備の点検を行うことが可能な設備点検方法を提供する。
【解決手段】予め取得した点検対象設備の三次元点群データがHMD10(ヘッドマウントディスプレイ)の表示部11に表示され、前記表示部11を通して視認される現実空間に前記三次元点群データが重ね合わされるマッチング工程(ステップS103)と、前記三次元点群データにおける点検箇所を示すタグが前記表示部11に表示されるタグ表示工程(ステップS105)と、前記タグに応じて前記点検箇所の点検が行われる点検工程(ステップS106)と、を含む。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
予め取得した点検対象設備の三次元点群データがヘッドマウントディスプレイの表示部に表示され、前記表示部を通して視認される現実空間に前記三次元点群データが重ね合わされるマッチング工程と、
前記三次元点群データにおける点検箇所を示すタグが前記表示部に表示されるタグ表示工程と、
前記タグに応じて前記点検箇所の点検が行われる点検工程と、
を含む設備点検方法。
続きを表示(約 840 文字)【請求項2】
前記点検工程において、
前記タグが選択されることで、選択された前記タグに対応する前記点検箇所の管理台帳が前記表示部に表示され、前記管理台帳に点検結果が入力される、
請求項1に記載の設備点検方法。
【請求項3】
前記点検工程において入力された点検結果に異常がある場合、異常がある前記点検箇所と関連付けられた他の前記点検箇所の点検を優先的に行うように促すための報知が行われる報知工程をさらに含む、
請求項2に記載の設備点検方法。
【請求項4】
前記マッチング工程において、
前記現実空間と前記三次元点群データの位置合わせが行われた後、前記表示部における前記三次元点群データの表示が消去される、
請求項1に記載の設備点検方法。
【請求項5】
前記タグ表示工程において、
前記タグは、点検の順番、及び/又は、点検完了の有無を識別可能に表示される、
請求項1に記載の設備点検方法。
【請求項6】
前記タグ表示工程において、
前記タグは、点検の順番に従って表示及び非表示が切り替えられる、
請求項1に記載の設備点検方法。
【請求項7】
前記マッチング工程において、
前記表示部に前記三次元点群データを移動させるための操作画像が表示され、前記ヘッドマウントディスプレイの装着者が前記操作画像を操作することによって前記三次元点群データが前記現実空間と対応する位置に移動される、
請求項1に記載の設備点検方法。
【請求項8】
予め取得した点検対象設備の三次元点群データ、及び、前記三次元点群データの点検箇所を記憶する記憶部と、
ヘッドマウントディスプレイに設けられ、前記三次元点群データ及び前記点検箇所を現実空間に重ね合わせて表示可能な表示部と、
を具備する設備点検システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、設備の点検を行うための設備点検方法、及び、設備点検システムの技術に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
従来、設備の点検を行うための設備点検方法に関する技術は公知となっている。例えば、特許文献1に記載の如くである。
【0003】
特許文献1には、点検対象機器に取り付けたRFIDタグと、RFIDタグとの間でデータを非接触方式で送受可能な携帯情報端末と、携帯情報端末の点検データを蓄積可能な管理用PCと、を使用する点検方法の技術が記載されている。特許文献1に記載の技術では、携帯情報端末でRFIDのデータを読み取ると、RFIDタグが取り付けられた点検対象機器に応じた点検値入力画面が携帯情報端末に表示される。点検作業を行う作業者は、目視で読み取った点検対象機器の点検値を、当該点検値入力画面から入力することができる。このように構成することにより、特許文献1に記載の技術では、点検値を書き込む際に他の機器の入力画面に入力するなどの記入ミスの発生を防止することができる。
【0004】
しかしながら特許文献1に記載の技術では、RFIDタグが点検対象機器に取り付けられているため、点検の対象となる機器を把握することはできるものの、より詳細な点検箇所(その機器のどの部分を点検すべきか等)までは把握することができない。また同一施設内に多数の点検対象機器が存在する場合には、点検対象機器が施設内のどこに設置されているのかを予め把握しておく必要がある。従って特許文献1に記載の技術では、予め点検箇所を理解しているようなある程度熟練した作業者が点検を行う場合には支障がないが、点検作業に慣れていない作業者が点検を行う場合には点検箇所の間違いや、点検作業の効率の低下が発生するおそれがある。そこで、熟練した作業者でなくても、点検箇所を容易に認識することができ、より好適に点検を行うことが可能な設備点検方法、及び、設備点検システムの技術が求められる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2010-61262号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本開示の一態様は以上の如き状況に鑑みてなされたものであり、その解決しようとする課題は、点検対象箇所が多数点在する場合においても好適に設備の点検を行うことが可能な設備点検方法、及び、設備点検システムを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示の一態様の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段を説明する。
【0008】
即ち、本開示の一態様に係る設備点検方法は、予め取得した点検対象設備の三次元点群データがヘッドマウントディスプレイの表示部に表示され、前記表示部を通して視認される現実空間に前記三次元点群データが重ね合わされるマッチング工程と、前記三次元点群データにおける点検箇所を示すタグが前記表示部に表示されるタグ表示工程と、前記タグに応じて前記点検箇所の点検が行われる点検工程と、を含むものである。
【0009】
また、本開示の一態様においては、前記点検工程において、前記タグが選択されることで、選択された前記タグに対応する前記点検箇所の管理台帳が前記表示部に表示され、前記管理台帳に点検結果が入力されるものである。
【0010】
また、本開示の一態様においては、前記点検工程において入力された点検結果に異常がある場合、異常がある前記点検箇所と関連付けられた他の前記点検箇所の点検を優先的に行うように促すための報知が行われる報知工程をさらに含むものである。
(【0011】以降は省略されています)

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