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公開番号2024135330
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-04
出願番号2023045957
出願日2023-03-22
発明の名称2線式伝送器
出願人横河電機株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類G08C 19/02 20060101AFI20240927BHJP(信号)
要約【課題】LEDを点灯させる技術を改善した2線式伝送器を提供する。
【解決手段】本開示に係る2線式伝送器10は、計測回路11と、計測回路11と並列に接続されている電流出力回路12と、計測回路11及び電流出力回路12と並列に接続されているLED15と、LED15に電流を流すか否かを切り替え可能なスイッチ13と
を備える。計測回路11は、制御部112を備える。制御部112は、通常動作時はスイッチ13をオフし、エラー発生時はスイッチ13をオンする。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
計測回路と、
前記計測回路と並列に接続されている電流出力回路と、
前記計測回路及び前記電流出力回路と並列に接続されているLEDと、
前記LEDに電流を流すか否かを切り替え可能なスイッチと、
を備え、
前記計測回路は、制御部を備え、
前記制御部は、通常動作時は前記スイッチをオフし、エラー発生時は前記スイッチをオンする、2線式伝送器。
続きを表示(約 690 文字)【請求項2】
請求項1に記載の2線式伝送器において、
前記制御部は、前記エラー発生時は、前記2線式伝送器がバーンアップ信号を出力するように、前記電流出力回路に流れる電流を制御する、2線式伝送器。
【請求項3】
請求項1に記載の2線式伝送器において、
前記計測回路は、センサをさらに備え、
前記制御部は、前記通常動作時は、前記センサが計測した物理量に対応する電流を前記2線式伝送器が出力するように、前記電流出力回路に流れる電流を制御する、2線式伝送器。
【請求項4】
請求項1に記載の2線式伝送器において、
前記制御部は、前記エラー発生時に発生していたエラーが解消すると前記スイッチをオフする、2線式伝送器。
【請求項5】
請求項1に記載の2線式伝送器において、
前記LEDと直列に接続されている抵抗をさらに備える、2線式伝送器。
【請求項6】
請求項1に記載の2線式伝送器において、
前記計測回路は、表示部をさらに備え、
前記制御部は、前記エラー発生時は、前記表示部のバックライトを点灯させる、2線式伝送器。
【請求項7】
請求項1に記載の2線式伝送器において、
前記制御部は、
前記エラー発生時に、前記2線式伝送器がバーンダウン信号を出力するように、前記電流出力回路に流れる電流を制御することが可能であり、
前記バーンダウン信号を出力する場合は、前記エラー発生時に、前記スイッチをオフする、2線式伝送器。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、2線式伝送器に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)【背景技術】
【0002】
従来、プラント及び工場などにおいて2線式伝送器が用いられている。2線式伝送器は、流量、圧力、温度などのような様々な物理量を計測することができる。
【0003】
2線式伝送器は、LCD(Liquid Crystal Display)などのような表示部を有する場合がある。このような表示部を有している場合、2線式伝送器は、エラー発生時にエラーシンボルを表示させるなどして、エラーが発生したことを報知することができる。
【0004】
しかしながら、LCDにエラーシンボルを表示させても、暗い場所に2線式伝送器が設定されている場合などは、視認性が悪いためエラーシンボルに気付くことが困難である。
【0005】
エラー発生時にエラーに気付きやすくするための手段として、LED(Light Emitting Diode)を点灯させることが考えられる。しかしながら、通常、2線式伝送器が備える計測回路は3.5mA以下程度の電流で動作させる必要があるため、計測回路にLEDを備えさせて、LEDを点灯させるようにすることはできない。
【0006】
LEDを点灯させることを可能とした2線式伝送器として、例えば、特許文献1は、LEDを点灯させるための電池を備えている2線式伝送器を開示している。また、特許文献2は、LEDを点灯させるための電圧を確保するために、ツェナーダイオードを2線式伝送器と直列に接続した構成を開示している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
特開2006-24067号公報
特開平5-225484号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
特許文献1が開示する2線式伝送器は、機器内部にLEDを点灯させるための電池を備えている。このように機器内部に電池を備える構成であると、電池が電気火花の原因となり得るため、本質安全防爆構造の要件を満たすことができない。
【0009】
特許文献2が開示する2線式伝送器は、ツェナーダイオードを2線式伝送器と直列に接続している。このような構成とすると、ツェナーダイオードで電圧が1.5V程度ドロップしてしまうため、2線式伝送器に電圧を供給する電圧源の最低動作電圧が高くなってしまう。
【0010】
このように、LEDを点灯させることが可能な2線式伝送器には改善の余地があった。
(【0011】以降は省略されています)

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