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公開番号2024131764
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-30
出願番号2023042211
出願日2023-03-16
発明の名称アラーム管理装置、アラーム管理方法およびアラーム管理プログラム
出願人横河電機株式会社
代理人弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類G05B 23/02 20060101AFI20240920BHJP(制御;調整)
要約【課題】プラントで発生したアラームに対する対策の実施を支援すること。
【解決手段】アラーム管理装置10は、監視対象機器のアラームに対して実施可能な対策ごとの操作手順を保持し、監視対象機器のアラームを送信し、対応オペレータOが選択したアラームに対する対策を受け付け、対応オペレータOが選択した対策に紐付けされた操作手順を取得し、対応オペレータOに出力する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
監視対象機器のアラームに対して実施可能な対策ごとの操作手順を記憶する記憶部と、
前記監視対象機器のアラームを送信する送信部と、
利用者が選択した前記アラームに対する前記対策を受け付ける受付部と、
前記利用者が選択した前記対策に紐付けされた前記操作手順を前記記憶部から取得し、前記利用者に出力する出力部と、
を備えるアラーム管理装置。
続きを表示(約 1,700 文字)【請求項2】
前記記憶部は、
前記アラームに対して即時に対応する即時対応操作の操作手順が示される即時対応フロー画面、および前記アラームに対して一定時間対応を保留して前記一定時間経過後に対応する棚上げ操作の操作手順が示される棚上げフロー画面を含む前記操作手順を記憶し、
前記出力部は、
前記利用者が選択した前記対策に紐付けされた前記即時対応フロー画面または前記棚上げフロー画面を前記記憶部から取得し、前記利用者の利用者端末に表示する、
請求項1に記載のアラーム管理装置。
【請求項3】
前記出力部は、
前記即時対応フロー画面または前記棚上げフロー画面において、前記利用者の選択に応じて、前記アラームに対して前記利用者が実施する作業内容を示す対応マニュアルを表示する、
請求項2に記載のアラーム管理装置。
【請求項4】
前記即時対応フロー画面は、第1の利用者が実施した対策の作業内容を入力する入力画面を有し、
前記出力部は、
前記第1の利用者から前記アラームに対する前記即時対応操作が受け付けられた後、第2の利用者から同一の前記アラームに対する前記即時対応操作が受け付けられた場合、前記即時対応操作に対応付けられる前記即時対応フロー画面と、前記即時対応操作の進捗状況と、前記第1の利用者が前記即時対応フロー画面の前記入力画面に入力した作業内容とを表示する、
請求項2に記載のアラーム管理装置。
【請求項5】
前記棚上げフロー画面は、前記アラームに対して第1の利用者が前記棚上げ操作を選択した理由または目的を入力する入力画面を有し、
前記出力部は、
前記第1の利用者から前記アラームに対する前記棚上げ操作が受け付けられた後、第2の利用者から同一の前記アラームに対する前記棚上げ操作が受け付けられた場合、前記棚上げ操作に対応付けられる前記棚上げフロー画面と、前記棚上げ操作の進捗状況と、前記第1の利用者が前記棚上げフロー画面の前記入力画面に書き込んだ前記理由または前記目的とを表示する、
請求項2に記載のアラーム管理装置。
【請求項6】
前記出力部は、
前記即時対応フロー画面において、前記アラームに対して前記利用者が実施する作業内容の承認を依頼可能な画面を、前記アラームが発生した前記監視対象機器を管理する管理者の管理者端末に表示する、
請求項2に記載のアラーム管理装置。
【請求項7】
前記出力部は、
前記棚上げフロー画面において、前記アラームに対する前記棚上げ操作の承認を依頼可能な画面を、前記アラームが発生した前記監視対象機器を管理する管理者の管理者端末に表示する、
請求項2に記載のアラーム管理装置。
【請求項8】
前記アラームは、プラントを制御するプラント制御システムにおいて、前記プラントまたは前記監視対象機器の異常を示すアラームである、
請求項1から7のいずれか1項に記載のアラーム管理装置。
【請求項9】
コンピュータが、
監視対象機器のアラームに対して実施可能な対策ごとの操作手順を保持し、
前記監視対象機器のアラームを送信し、
利用者が選択した前記アラームに対する前記対策を受け付け、
前記利用者が選択した前記対策に紐付けされた前記操作手順を取得し、前記利用者に出力する、
処理を実行するアラーム管理方法。
【請求項10】
コンピュータに、
監視対象機器のアラームに対して実施可能な対策ごとの操作手順を保持し、
前記監視対象機器のアラームを送信し、
利用者が選択した前記アラームに対する前記対策を受け付け、
前記利用者が選択した前記対策に紐付けされた前記操作手順を取得し、前記利用者に出力する、
処理を実行させるアラーム管理プログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、アラーム管理装置、アラーム管理方法およびアラーム管理プログラムに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
プラントにおけるアラーム管理システムは、プラント現場における危険を早急に察知し、企業の財産を守り、プラント現場で活動する作業員の命を守るための機能である特性上から、ISA18.2やIEC62682といった、国際的な標準規格により厳格に標準化されている。上記の標準規格では、アラーム管理システムが満たすべきアラームの基本機能として、必須機能および推奨機能が定義されており、各制御システムベンダは、上記定義に沿ったアラーム管理システムを実装している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-177415号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、アラーム管理システムでは、緊急性のあるアラーム、緊急性のないアラーム、頻出するアラーム、初出のアラーム等の様々なアラームが発生するので、アラームを監視するプラントオペレータ等の利用者は、アラームに応じた適切な対策を即時に判断して実施することが要求される。
【0005】
しかしながら、上記利用者がどのように上記アラームに対応するのかについては、厳格なルールは存在しておらず、システムとしてサポートできていない。例えば、プラント現場では、アラーム対応前にプラントの管理責任者等の承認が必要、アラーム対応後に別のプラントオペレータ等の確認が必要、アラーム操作時にプラントオペレータが記録を残すことが必要等の、それぞれ独自のルールが存在している。
【0006】
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、アラームに対する対策の実施を支援することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明は、監視対象機器のアラームに対して実施可能な対策ごとの操作手順を記憶する記憶部と、前記監視対象機器のアラームを送信する送信部と、利用者が選択した前記アラームに対する前記対策を受け付ける受付部と、前記利用者が選択した前記対策に紐付けされた前記操作手順を前記記憶部から取得し、前記利用者に出力する出力部と、を備えるアラーム管理装置を提供する。
【0008】
また、本発明は、コンピュータが、監視対象機器のアラームに対して実施可能な対策ごとの操作手順を保持し、前記監視対象機器のアラームを送信し、利用者が選択した前記アラームに対する前記対策を受け付け、前記利用者が選択した前記対策に紐付けされた前記操作手順を取得し、前記利用者に出力する、処理を実行するアラーム管理方法を提供する。
【0009】
また、本発明は、コンピュータに、監視対象機器のアラームに対して実施可能な対策ごとの操作手順を保持し、前記監視対象機器のアラームを送信し、利用者が選択した前記アラームに対する前記対策を受け付け、前記利用者が選択した前記対策に紐付けされた前記操作手順を取得し、前記利用者に出力する、処理を実行させるアラーム管理プログラムを提供する。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、アラームに対する対策の実施を支援することができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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