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公開番号
2024130429
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-09-30
出願番号
2023040130
出願日
2023-03-14
発明の名称
光学プローブ接続構造、光学プローブアセンブリ及び分光分析装置
出願人
横河電機株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
G02B
6/36 20060101AFI20240920BHJP(光学)
要約
【課題】第1接続部と第2接続部との回転角度の調整が接続状態のままで可能であり、且つ、第1接続部と第2接続部との着脱が容易な光学プローブ接続構造を提供する。
【解決手段】第1接続部と第2接続部とを有し、第1接続部は、接続部本体と、ロック部材と、少なくとも1つの引っ掛け部材とを有し、第2接続部の外周面は、全周に亘る周溝を有し、第2接続部は、ロック部材が第2位置にあって第2接続部の外周面が第1接続部の接続部本体の内周面に接触した状態から、引っ掛け部材が周溝に引っ掛かった状態に保持されるようにロック部材が第1位置まで動作することにより、第1接続部に機械的且つ光学的に接続された接続状態となり、第2接続部は、接続状態で第1接続部の接続部本体に対して回転でき、第2接続部は、接続状態でロック部材が第2位置まで動作することにより、接続状態を解消可能である、光学プローブ接続構造。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
光ファイバケーブルと光学プローブとの一方の一端部に設けられる第1接続部と、
前記光ファイバケーブルと前記光学プローブとの他方の一端部に設けられる第2接続部とを有し、
前記第1接続部は、接続部本体と、前記接続部本体に対して第1位置と第2位置との間で動作可能なロック部材と、少なくとも1つの引っ掛け部材とを有し、
前記引っ掛け部材は、前記第1位置にある前記ロック部材によって前記接続部本体の内周面から径方向内側に突出した第1状態に保持され、前記第2位置にある前記ロック部材によって前記第1状態よりも径方向外側に引っ込んだ第2状態となることが許容され、
前記第2接続部の外周面は、全周に亘る周溝を有し、
前記第2接続部は、前記ロック部材が前記第2位置にあって前記第2接続部の前記外周面が前記第1接続部の前記接続部本体の前記内周面に接触した状態から、前記引っ掛け部材が前記周溝に引っ掛かった状態に保持されるように前記ロック部材が前記第1位置まで動作することにより、前記第1接続部に機械的且つ光学的に接続された接続状態となり、
前記第2接続部は、前記接続状態で前記第1接続部の前記接続部本体に対して回転でき、
前記第2接続部は、前記接続状態で前記ロック部材が前記第2位置まで動作することにより、前記接続状態を解消可能である、光学プローブ接続構造。
続きを表示(約 1,300 文字)
【請求項2】
前記引っ掛け部材は玉状である、請求項1に記載の光学プローブ接続構造。
【請求項3】
前記第1接続部の前記接続部本体の前記内周面と前記第2接続部の前記外周面との少なくとも一方は円錐面状をなす、請求項1に記載の光学プローブ接続構造。
【請求項4】
前記ロック部材は、前記第1位置と前記第2位置との間で前記第1接続部の前記接続部本体の前記内周面の中心軸線に沿う軸方向に動作可能である、請求項1に記載の光学プローブ接続構造。
【請求項5】
複数の前記引っ掛け部材が、前記第1接続部の前記接続部本体の前記内周面の前記中心軸線に関して回転対称となるように配置される、請求項1に記載の光学プローブ接続構造。
【請求項6】
前記第1接続部は前記光ファイバケーブルに設けられ、
前記第2接続部は前記光学プローブに設けられる、請求項1に記載の光学プローブ接続構造。
【請求項7】
光ファイバケーブルと光学プローブとの一方の一端部に設けられる第1接続部と、
前記光ファイバケーブルと前記光学プローブとの他方の一端部に設けられる第2接続部とを有し、
前記第1接続部は、第1接続部本体、第1ねじ接合部及び第1接触部を有し、
前記第2接続部は、第2接続部本体、第2ねじ接合部及び第2接触部を有し、
前記第1接続部本体の内周面と前記第2接続部本体の外周面との少なくとも一方は円錐面状をなし、
前記第2接続部は、前記第2ねじ接合部が前記第1ねじ接合部に対して前記第1接続部本体の前記内周面の中心軸線に沿う軸方向に所定長さに亘ってねじ接合することにより、前記第1接続部に機械的且つ光学的に接続された接続状態となり、
前記第2接触部は、前記接続状態で前記第1接触部に対して前記軸方向の接触圧を与え、
前記第2接続部本体の前記外周面は、前記接続状態で前記第1接続部本体の前記内周面に接触し、
前記第2接続部本体は、前記接続状態で前記第1接続部本体に対して回転でき、
前記第2接続部は、前記第2ねじ接合部が前記第1ねじ接合部から離脱することにより、前記接続状態を解消可能である、光学プローブ接続構造。
【請求項8】
少なくとも1つの弾性接触部材を有し、
前記弾性接触部材は、前記軸方向に伸縮可能な圧縮バネと、前記第1接触部と前記第2接触部との一方を形成し、前記圧縮バネによって弾性的に支持される接触部材とを有する、請求項7に記載の光学プローブ接続構造。
【請求項9】
前記接触部材は凸曲面を有し、
前記凸曲面の頂点は、前記第1接触部と前記第2接触部との前記一方を形成する、請求項8に記載の光学プローブ接続構造。
【請求項10】
前記第1接続部は前記光ファイバケーブルに設けられ、
前記第2接続部は前記光学プローブに設けられ、
前記接触部材は前記第1接触部を形成する、請求項8に記載の光学プローブ接続構造。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、光学プローブ接続構造、光学プローブアセンブリ及び分光分析装置に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
光ファイバケーブルと光学プローブとの一方の一端部に設けられる第1接続部と、光ファイバケーブルと光学プローブとの他方の一端部に設けられ且つ第1接続部に着脱可能な第2接続部とを有する光学プローブ接続構造が知られている(例えば特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
米国特許第10634616号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記のような光学プローブ接続構造は、ラマン分光分析用の光学プローブアセンブリなどで利用する場合に、第1接続部と第2接続部との回転角度が光学スループットに大きく影響するため、第1接続部と第2接続部との回転角度の調整が、第1接続部と第2接続部とを接続した状態のままで行えることが好ましい。また第1接続部と第2接続部との着脱が容易であることが好ましい。
【0005】
そこで本開示の目的は、第1接続部と第2接続部との回転角度の調整が接続状態のままで可能であり、且つ、第1接続部と第2接続部との着脱が容易な光学プローブ接続構造、光学プローブアセンブリ及び分光分析装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の一態様は以下のとおりである。
【0007】
[1]
光ファイバケーブルと光学プローブとの一方の一端部に設けられる第1接続部と、
前記光ファイバケーブルと前記光学プローブとの他方の一端部に設けられる第2接続部とを有し、
前記第1接続部は、接続部本体と、前記接続部本体に対して第1位置と第2位置との間で動作可能なロック部材と、少なくとも1つの引っ掛け部材とを有し、
前記引っ掛け部材は、前記第1位置にある前記ロック部材によって前記接続部本体の内周面から径方向内側に突出した第1状態に保持され、前記第2位置にある前記ロック部材によって前記第1状態よりも径方向外側に引っ込んだ第2状態となることが許容され、
前記第2接続部の外周面は、全周に亘る周溝を有し、
前記第2接続部は、前記ロック部材が前記第2位置にあって前記第2接続部の前記外周面が前記第1接続部の前記接続部本体の前記内周面に接触した状態から、前記引っ掛け部材が前記周溝に引っ掛かった状態に保持されるように前記ロック部材が前記第1位置まで動作することにより、前記第1接続部に機械的且つ光学的に接続された接続状態となり、
前記第2接続部は、前記接続状態で前記第1接続部の前記接続部本体に対して回転でき、
前記第2接続部は、前記接続状態で前記ロック部材が前記第2位置まで動作することにより、前記接続状態を解消可能である、光学プローブ接続構造。
【0008】
[2]
前記引っ掛け部材は玉状である、[1]に記載の光学プローブ接続構造。
【0009】
[3]
前記第1接続部の前記接続部本体の前記内周面と前記第2接続部の前記外周面との少なくとも一方は円錐面状をなす、[1]又は[2]に記載の光学プローブ接続構造。
【0010】
[4]
前記ロック部材は、前記第1位置と前記第2位置との間で前記第1接続部の前記接続部本体の前記内周面の中心軸線に沿う軸方向に動作可能である、[1]~[3]の何れか1項に記載の光学プローブ接続構造。
(【0011】以降は省略されています)
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