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公開番号2024125909
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-19
出願番号2023034040
出願日2023-03-06
発明の名称情報提供装置、情報提供方法及び情報提供プログラム
出願人横河電機株式会社
代理人弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類G06Q 10/04 20230101AFI20240911BHJP(計算;計数)
要約【課題】品質目標を安定して達成すること。
【解決手段】実施形態の情報提供装置10は、収集部151及び評価部152を有する。収集部151は、製造済みのロットの管理パラメータ及び品質を収集する。評価部152は、製造済みのロットの管理パラメータ及び品質を基に、評価対象のロットの管理パラメータから予測される評価対象のロットの品質を評価する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
製造済みのロットの管理パラメータ及び品質を収集する収集部と、
前記製造済みのロットの管理パラメータ及び品質を基に、評価対象のロットの管理パラメータから予測される前記評価対象のロットの品質を評価する評価部と、
を有することを特徴とする情報提供装置。
続きを表示(約 810 文字)【請求項2】
前記評価部は、前記製造済みのロットの中から、管理パラメータの特徴が前記評価対象のロットの管理パラメータの特徴と類似するロットを選択し、選択したロットの品質を基に、前記評価対象のロットの品質を評価することを特徴とする請求項1に記載の情報提供装置。
【請求項3】
前記評価部は、基準値に対するばらつきのパターン及びばらつきの度合いを各管理パラメータの特徴として抽出し、抽出した特徴を用いて前記評価対象のロットの品質を評価することを特徴とする請求項2に記載の情報提供装置。
【請求項4】
前記製造済みのロットの複数の管理パラメータのそれぞれに対応し、かつ管理パラメータの基準値に対するばらつきの度合いを表す離散値のそれぞれに対応する円グラフであって、対応するロットの品質が良品であった割合と不良品であった割合とを表す円グラフをマトリックス上に配置して表示させ、さらに、前記円グラフのうち、前記評価対象のロットの複数の管理パラメータの基準値に対するばらつきの度合いと共通する円グラフを把握可能に表示させる表示制御部をさらに有することを特徴とする請求項1に記載の情報提供装置。
【請求項5】
製造済みのロットの管理パラメータ及び品質を収集し、
前記製造済みのロットの管理パラメータ及び品質を基に、評価対象のロットの管理パラメータから予測される前記評価対象のロットの品質を評価する、
処理をコンピュータが実行することを特徴とする情報提供方法。
【請求項6】
製造済みのロットの管理パラメータ及び品質を収集し、
前記製造済みのロットの管理パラメータ及び品質を基に、評価対象のロットの管理パラメータから予測される前記評価対象のロットの品質を評価する、
処理をコンピュータに実行させることを特徴とする情報提供プログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、情報提供装置、情報提供方法及び情報提供プログラムに関する。
続きを表示(約 1,100 文字)【背景技術】
【0002】
多くの製造業において、目標とするPQCD(Productivity(生産性)、Quality(品質)、Cost(コスト)、Delivery(製造時間))を安定して実現し、製品の生産ができるようにすることが求められる。従来、特に製品の品質(Quality)を安定させるための技術が提案されている。
【0003】
例えば、目標とする品質特性を満たす製品を安定して製造できるようにするために、事前に鍵となるパラメータ(以下、管理パラメータ)と、管理パラメータの値がとるべき管理幅を決めておく方法が知られている。製造工程においては、管理パラメータの管理幅が守られる。また、管理パラメータと管理幅を管理する手段として、QMマトリックスが使われる場合がある。
【0004】
また、品質検査により製品の品質を保証する方法が知られている。例えば、不良品を市場に出荷しないようにするため、製造された製品の品質検査が行われる。そして、品質検査結果が合格になった製品のみが出荷される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2022-55231号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
前述の通り、PQCDのうちQ(品質)の目標(品質目標)を達成するための技術が提案されている。しかしながら、従来の技術では、品質目標を安定して達成することが難しいという問題がある。
【0007】
例えば、製造に関する4M(原料の特性、設備の状態、人の作業、工程の状態)のばらつきが大きい場合、管理パラメータの管理幅を守って運転しても、不良品ができてしまうことがある。
【0008】
また、製品を受け取るユーザからの要求が一層厳しくなり、達成すべき品質レベルがより高くなった結果、品質検査で合格になったのに、ユーザから不良品として扱われるケースが増えてきており、品質検査だけでは品質保証ができない場合がある。
【0009】
一つの側面では、品質目標を安定して達成することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
一側面にかかる情報提供装置は、製造済みのロットの管理パラメータ及び品質を収集する収集部と、前記製造済みのロットの管理パラメータ及び品質を基に、評価対象のロットの管理パラメータから予測される前記評価対象のロットの品質を評価する評価部と、を有することを特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)

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