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公開番号2024120679
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-05
出願番号2023027660
出願日2023-02-24
発明の名称情報処理装置、判定方法及び判定プログラム
出願人横河電機株式会社
代理人弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類G05B 23/02 20060101AFI20240829BHJP(制御;調整)
要約【課題】エネルギーのムダ使いの削減を支援することを課題とする。
【解決手段】情報処理装置は、原材料の加熱または冷却を行う処理装置に熱媒または冷媒のいずれかの流体を供給する配管の外側に設置された温度センサから配管の温度を取得する第1の取得部と、第1の取得部により取得された配管の温度に基づいて、配管における流体の流れの有無を判定する第1の判定部と、を有する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
原材料の加熱または冷却を行う処理装置に熱媒または冷媒のいずれかの流体を供給する配管の外側に設置された温度センサから前記配管の温度を取得する第1の取得部と、
前記第1の取得部により取得された前記配管の温度に基づいて、前記配管における前記流体の流れの有無を判定する第1の判定部と、
を有することを特徴とする情報処理装置。
続きを表示(約 1,300 文字)【請求項2】
前記配管の外側に設置された振動センサから前記配管の振動レベルを取得する第2の取得部をさらに有し、
前記第1の判定部は、前記第1の取得部により取得された前記配管の温度および前記第2の取得部により取得された前記配管の振動レベルに基づいて、前記配管における前記流体の流れの有無を判定することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記原材料を前記処理装置に搬送する搬送機構を駆動する駆動部で消費される電力、あるいは前記駆動部に供給される電力の指標値を取得する第3の取得部と、
前記第3の取得部により取得された前記電力の指標値に基づいて、前記原材料の投入中または非投入中を判定する第2の判定部と、
前記第1の判定部による判定結果が前記流体の流れ有りであり、かつ前記第2の判定部による判定結果が前記原材料の非投入中であるか否かを判定する第3の判定部と、
をさらに有することを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記第3の判定部は、前記流体の流れが有りであり、かつ前記原材料の非投入中である場合、アラートを出力することを特徴とする請求項3に記載の情報処理装置。
【請求項5】
前記温度センサは、前記配管の外側の表面に接触する状態で設置されることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項6】
前記第1の判定部は、前記流体の流れの有無のクラスに分類する機械学習モデルに前記第1の取得部により取得された前記配管の温度の時系列データが入力された際の出力に基づいて、前記配管における前記流体の流れの有無を判定することを特徴とする請求項1~5のいずれか1つに記載の情報処理装置。
【請求項7】
前記第1の判定部は、前記機械学習モデルが出力する前記流体の流れ有りのクラスの確信度が閾値以上であるか否かにより前記配管における前記流体の流れの有無を判定することを特徴とする請求項6に記載の情報処理装置。
【請求項8】
前記機械学習モデルは、前記配管の温度の時系列データを前記機械学習モデルの説明変数とし、前記流体の流れの有無のラベルを前記機械学習モデルの目的変数とする機械学習を実行することにより訓練されることを特徴とする請求項6に記載の情報処理装置。
【請求項9】
原材料の加熱または冷却を行う処理装置に熱媒または冷媒のいずれかの流体を供給する配管の外側に設置された温度センサから前記配管の温度を取得し、
前記配管の温度に基づいて、前記配管における前記流体の流れの有無を判定する、
処理をコンピュータが実行することを特徴とする判定方法。
【請求項10】
原材料の加熱または冷却を行う処理装置に熱媒または冷媒のいずれかの流体を供給する配管の外側に設置された温度センサから前記配管の温度を取得し、
前記配管の温度に基づいて、前記配管における前記流体の流れの有無を判定する、
処理をコンピュータに実行させることを特徴とする判定プログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、情報処理装置、判定方法及び判定プログラムに関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
製造プロセスの中には、熱媒や冷媒などの熱媒体と呼ばれる流体を介して原材料の加熱または冷却を行うことにより、原材料の温度を制御するプロセスが含まれ得る。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2017-80520号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上記の製造プロセスでは、原材料が加熱装置や冷却装置などの処理装置に投入されていない場合等、生産活動の停止時にもかかわらず、熱媒や冷媒などの流体が供給される状態が継続することで、エネルギーのムダ使いが発生することを抑制するのが難しい側面がある。
【0005】
本発明は、エネルギーのムダ使いの削減を支援することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一側面にかかる情報処理装置は、原材料の加熱または冷却を行う処理装置に熱媒または冷媒のいずれかの流体を供給する配管の外側に設置された温度センサから前記配管の温度を取得する第1の取得部と、前記第1の取得部により取得された前記配管の温度に基づいて、前記配管における前記流体の流れの有無を判定する第1の判定部と、を有する。
【0007】
本発明の一側面にかかる判定方法では、原材料の加熱または冷却を行う処理装置に熱媒または冷媒のいずれかの流体を供給する配管の外側に設置された温度センサから前記配管の温度を取得し、前記配管の温度に基づいて、前記配管における前記流体の流れの有無を判定する、処理をコンピュータが実行する。
【0008】
本発明の一側面にかかる判定プログラムは、原材料の加熱または冷却を行う処理装置に熱媒または冷媒のいずれかの流体を供給する配管の外側に設置された温度センサから前記配管の温度を取得し、前記配管の温度に基づいて、前記配管における前記流体の流れの有無を判定する、処理をコンピュータに実行させる。
【発明の効果】
【0009】
一実施形態によれば、エネルギーのムダ使いの削減を支援できる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
生産設備の一例を示す模式図である。
情報処理装置の機能構成例を示すブロック図である。
機械学習モデルの一例を示す模式図である。
エネルギーの使用状況の判定事例を示す模式図である。
第1の判定処理の手順を示すフローチャートである。
第2の判定処理の手順を示すフローチャートである。
第3の判定処理の手順を示すフローチャートである。
ハードウェア構成例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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