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公開番号
2024133720
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-10-02
出願番号
2024113232,2022168944
出願日
2024-07-16,2015-11-06
発明の名称
厚肉プレートを備える積層ノズル
出願人
イリノイ トゥール ワークス インコーポレイティド
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
B05C
5/02 20060101AFI20240925BHJP(霧化または噴霧一般;液体または他の流動性材料の表面への適用一般)
要約
【課題】通路サイズの増大、流体速度の上昇及び吐出オリフィスへのより直接的な流路を可能にする1または複数の内部通路を有する積層ノズル組立体を提供する。
【解決手段】積層ノズルアセンブリ110は、第1と第2の流体入口を有する第1の端部プレート112と、第2の端部プレート114と、第1と第2の端部プレートの間に配置、挟持される複数のノズルプレートと、該複数のノズルプレートのうちの1枚以上のノズルプレートに形成され、第1の流体入口に連通する第1の流体通路と、ノズルプレートのうちの1枚以上のノズルプレートに形成され、第2の流体入口に連通する第2の流体通路と、複数のノズルプレートの1つに形成され、第1の流体通路に連通する第1のオリフィス134と、第1のオリフィスと同じノズルプレートに形成され、第2の流体通路に連通する第2のオリフィス136とを備え、ノズルプレートの数を8枚以下、好ましくは5枚以下とする。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
積層ノズル組立体において、
第1の流体入口と第2の流体入口とを有した第1の端部プレートと、
第2の端部プレートと、
前記第1の端部プレートと前記第2の端部プレートとの間に配置かつ挟持される複数のノズルプレートと、
前記複数のノズルプレートのうち1または複数のノズルプレートに形成され、前記第1の流体入口に連通する第1の流体通路と、
前記複数のノズルプレートのうち1または複数のノズルプレートに形成され、前記第2の流体入口に連通する第2の流体通路と、
前記第1の端部プレートと前記第2の端部プレートとの間で前記複数のノズルプレートのうちの1枚のノズルプレートに形成された第1のオリフィスであって、該第1のオリフィスの一端において前記第1の流体通路に連通する第1のオリフィス入口と、該第1のオリフィスの他端において該積層ノズル組立体から第1の流体を吐出する第1のオリフィス出口とを有する、第1のオリフィスと、
前記第1の端部プレートと前記第2の端部プレートとの間で前記第1のオリフィスと同一の前記1枚のノズルプレートに形成された第2のオリフィスであって、該第2のオリフィスの一端において前記第2の流体通路に連通する第2のオリフィス入口と、該第2のオリフィスの他端において該積層ノズル組立体から第2の流体を吐出する第2のオリフィス出口とを有する、第2のオリフィスとを具備し、
前記1枚のノズルプレートは、前記第1の端部プレートに対面する第1の側面と、前記第2の端部プレートに対面する第2の側面とを有しており、
前記第1の流体通路は、前記第1の流体入口から、前記第1の端部プレートと前記1枚のノズルプレートとの間に配置されている1または複数のノズルプレートを通って形成されており、前記第2の流体通路は、前記第2の流体入口から、前記第1の端部プレートと前記1枚のノズルプレートとの間に配置されている1または複数のノズルプレート、前記1枚のノズルプレート、および、前記1枚のノズルプレートと前記第2の端部プレートとの間に配置されている1または複数のノズルプレートを通って形成されており、
前記1枚のノズルプレートは、前記複数のノズルプレートのうちの他のノズルプレート間で中央に配置されたノズルプレートであり、
前記第1のオリフィスは、前記第1のオリフィス入口において、前記1枚のノズルプレートの前記第1の側面で前記第1の流体通路から第1の流体を受け取り、前記第2のオリフィスは、前記第2のオリフィス入口において、前記1枚のノズルプレートの前記第2の側面で前記第2の流体通路から前記第2の流体を受け取るようになっており、
前記第1のオリフィスは、前記第1のオリフィス入口から前記第1のオリフィス出口まで前記第1の流体を流通させるための直線的な通路を第1のオリフィス軸線に沿う方向に延びるよう前記1枚のノズルプレートに形成し、前記第2のオリフィスは、前記第2のオリフィス入口から前記第2のオリフィス出口まで前記第2の流体を流通させるための湾曲した通路を前記1枚のノズルプレートに形成しており、
前記第1の流体はホットメルト接着剤で、前記第2の流体は空気であり、
前記第1のオリフィス入口と前記第1のオリフィス出口との間の前記第1のオリフィスの長さが、前記第2のオリフィス入口と前記第2のオリフィス出口との間の前記第2のオリフィスの長さよりも短くなっており、
前記第2のオリフィスは、前記第2のオリフィス入口から前記第2のオリフィス出口まで、前記第1のオリフィス軸線から離れるように延び次いで前記第1のオリフィス軸線に近づくように延びる、
積層ノズル組立体。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
[関連出願の相互参照]
本願は、2014年11月26日出願の米国仮特許出願第62/084897号の利益および優先権を主張する。この米国仮特許出願の開示内容は、その全体が本明細書の一部をなす。
続きを表示(約 1,900 文字)
【0002】
以下の記載は、1または複数の厚肉プレート(thick plates)を備える積層ノズル組立体に関する。
【背景技術】
【0003】
積層ノズル組立体は、基材上にホットメルト接着剤を吐出するために用いることができる。基材は、例えば、使い捨て衛生製品等の物品上に施される不織布等の材料層または弾性ストランド等の材料ストランドとすることができる。積層ノズル組立体は、ホットメルト接着剤を吐出するための1または複数の第1のオリフィスと、空気を吐出する1または複数の第2のオリフィスとを有することができる。基材への塗布中に吐出されるホットメルト接着剤は、吐出される空気によって振動または揺動する。
【0004】
図1は、従来の積層ノズル組立体10の部分分解図を示している。図1を参照すると、従来の積層ノズル組立体10は、ホットメルト接着剤および空気が流通する内部通路を形成した複数のプレートを備える。図2は、従来の積層ノズル組立体10を形成する個々のプレートの平面図である。図1、2を参照すると、従来の積層ノズル組立体は、第1の端部プレート34と第2の端部プレート36との間に固定される11枚のプレート12、14、16、18、20、22、24、26、28、30、32を備えることができる。第1の内部通路38は、ホットメルト接着剤を第1のオリフィス40に送達するために、上記プレートのうちの複数を貫いて形成することができる。第1の通路38は、プレート内の複数の位置合わせした開口によって形成される。また、第2の内部通路42は、空気を第2のオリフィス44に送達するために、上記プレートのうちの複数を貫いて形成することができる。第2の通路42は、プレート内の複数の位置合わせした開口によって形成される。
【0005】
その一方、従来の積層ノズル組立体10では、流体は、通路38、42の様々な部分に蓄積する可能性があり、ホットメルト接着剤の場合、第1の通路の詰まりを引き起こす可能性がある。流体の蓄積は、狭いまたは小さい流路、流体の速度を減少させる間接的な流路、または通路の側壁(すなわち、プレートの通路を形成する開口を囲む部分)との過剰な接触によって生じ得る。
【0006】
更に、吐出される材料(例えば接着剤)の化学的性質および製造が十分に制御されていない場合、材料中に汚染物質が存在する可能性があり、他の点では正常な動作温度である温度において炭化が生じ得る。汚染物質、炭化物(char products)および残渣の存在により、通路の詰まりが更に悪化する可能性がある。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
従って、通路サイズの増大、流体速度の上昇および吐出オリフィスへのより直接的な流路を可能にする1または複数の内部通路を有する積層ノズル組立体を提供することが望ましい。
【課題を解決するための手段】
【0008】
1つの態様によれば、積層ノズル組立体が提供される。積層ノズルは、第1の流体入口および第2の流体入口を有する第1の端部プレートと、第2の端部プレートと、第1の端部プレートと第2の端部プレートとの間に配置、挟持される、複数ではあるが限られた数のノズルプレートと、ノズルプレートのうちの1または複数に形成されている、第1の流体入口に連通する第1の流体通路と、ノズルプレートのうちの1または複数に形成されている、第2の流体入口に連通する第2の流体通路と、ノズルプレートのうちの1つに形成されている、第1の流体通路に連通する第1のオリフィスと、第1のオリフィスと同じノズルプレートに形成されている、第2の流体通路に連通する第2のオリフィスとを備える。
【0009】
一実施形態では、第1のオリフィスと第2のオリフィスとは、互いに同一平面に配置されている。一実施形態では、積層ノズル組立体は、8枚よりも少ないノズルプレートを備える。一実施形態では、積層ノズル組立体は、5枚のノズルプレートを備える。ノズルプレートは、複数の第1のオリフィスおよび第2のオリフィスを有することができる。一実施形態では、ノズルプレートのうちの少なくともいくつかは、例えば、約0.005mm~約1.00mmの厚さを有し、より詳細には、約0.125mm~0.50mmの範囲の厚さを有する。
【0010】
一実施形態では、積層ノズル組立体は、ノズルプレートの数を最小限に抑え、8つ以下、好ましくは5つ以下のノズルプレートを備える。
(【0011】以降は省略されています)
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