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公開番号
2024133702
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-10-02
出願番号
2024111896,2021573914
出願日
2024-07-11,2020-06-12
発明の名称
改良型の変換ベーススケーリングを用いるエンコーダ、デコーダ、方法、およびコンピュータプログラム
出願人
フラウンホファー ゲセルシャフト ツール フェールデルンク ダー アンゲヴァンテン フォルシュンク エー.ファオ.
代理人
弁理士法人鷲田国際特許事務所
主分類
H04N
19/126 20140101AFI20240925BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】改良型の変換ベーススケーリングを用いるエンコーダ、デコーダ、方法及びコンピュータプログラムを提供する。
【解決手段】変換復号化を使用する符号化ピクチャ信号のブロックベース復号化のためのデコーダであって、所定のブロックについて、選択された変換モードを選択し、データストリームから、選択された変換モードに従って所定のブロックに関連付けられる逆量子化すべきブロックをエントロピー復号化し、選択された変換モードに依存する量子化精度を使用して、逆量子化すべきブロックを逆量子化し、逆量子化ブロックを取得する。
【選択図】図9
特許請求の範囲
【請求項1】
変換コーディングを使用するピクチャ信号のブロックベース符号化のためのエンコーダ(10)であって、
所定のブロック(18)について、選択された変換モード(130)を選択し、
前記選択された変換モード(130)に依存する量子化精度(140)を使用して、前記選択された変換モード(130)に従って前記所定のブロック(18)に関連付けられる量子化すべきブロック(18')を量子化し(32)、量子化ブロック(18'')を取得し、
前記量子化ブロック(18'')をデータストリーム(14)にエントロピー符号化する
ように構成されたエンコーダ(10)。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明による実施形態は、改良型の変換ベーススケーリングを用いるエンコーダ、デコーダ、方法、およびコンピュータプログラムに関する。
続きを表示(約 1,100 文字)
【背景技術】
【0002】
前置き
以下では、様々な本発明の実施形態および態様が説明される。さらに、別の実施形態が添付の特許請求の範囲によって定義される。
【0003】
特許請求の範囲によって定義される任意の実施形態が、以下の異なる本発明の実施形態および態様において説明される詳細(特徴および機能)のいずれかによって補足され得ることに留意されたい。
【0004】
さらに、本明細書において説明される個々の態様が、個々に、または組み合わせて使用され得ることに留意されたい。したがって、詳細が、前記個々の態様のそれぞれに、前記態様のうちの別のものに詳細を追加することなく追加され得る。
【0005】
本開示がエンコーダ(入力信号の符号化表現を提供するための装置)およびデコーダ(符号化表現に基づいて信号の復号化表現を提供するための装置)において使用可能な特徴を明示的または暗黙的に説明することにも留意されたい。したがって、本明細書において説明される特徴のいずれかが、エンコーダの文脈およびデコーダの文脈において使用され得る。
【0006】
さらに、方法に関して本明細書において開示される特徴および機能が、(そのような機能を実施するように構成された)装置においても使用され得る。さらに、装置に関連して本明細書において開示される任意の特徴および機能が、対応する方法においても使用され得る。言い換えれば、本明細書において開示される方法は、装置に関連して説明される特徴および機能のいずれかによって補足され得る。
【0007】
さらに、「実装代替」というセクションにおいて説明されるように、本明細書において説明される特徴および機能のいずれかが、ハードウェアもしくはソフトウェアとして、またはハードウェアとソフトウェアの組合せを使用して実装され得る。
【0008】
現況技術の不可逆ビデオ圧縮では、エンコーダが、特定の量子化ステップサイズΔを使用して予測残差(prediction residual)または変換後予測残差を量子化する。ステップサイズが小さいほど、量子化が細かくなり、元の信号と再構成された信号との間の誤りが小さくなる。最近のビデオコーディング規格(H.264やH.265など)は、いわゆる量子化パラメータ(QP)の指数関数、たとえば
【0009】
TIFF
2024133702000002.tif
14
123
【0010】
を使用して量子化ステップサイズΔを導出する。
(【0011】以降は省略されています)
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