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公開番号
2024132889
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-10-01
出願番号
2024017010
出願日
2024-02-07
発明の名称
冷却塔の放熱メッシュ
出願人
個人
代理人
SK弁理士法人
,
個人
,
個人
主分類
F28F
25/00 20060101AFI20240920BHJP(熱交換一般)
要約
【課題】使用サイズの調整が容易である上、メンテナンスを容易に行うこともできる冷却塔の放熱メッシュを提供する。
【解決手段】冷却塔の放熱メッシュは、放熱メッシュ1を備える。放熱メッシュは、網目状に配列した複数のリブ11を有する。放熱メッシュの一端に設けたリブは、複数の側着雄係合部材12を有する。放熱メッシュの他端に設けたリブは、複数の側着雌係合部材13を有する。側着雄係合部材と側着雌係合部材とはそれぞれ互いに係合し得る。リブは、台形波形状にそれぞれ配列する。放熱メッシュは、第1の頂側及び第2の頂側を有する。側着雄係合部材及び側着雌係合部材は、第1の頂側及び第2の頂側中の同一の頂側位置のリブに設ける。リブは、三角状、矩形状に配列してグリッドを形成してメッシュ状にそれぞれ配列する。リブは、半楕円形にそれぞれ形成する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
放熱メッシュを備える、冷却塔の放熱メッシュであって、
前記放熱メッシュは、網目状に配列した複数のリブを有し、
前記放熱メッシュの一端に設けたリブは、複数の側着雄係合部材を有し、前記放熱メッシュの他端に設けたリブは、複数の側着雌係合部材を有し、前記側着雄係合部材と前記側着雌係合部材とはそれぞれ互いに係合し得ることを特徴とする、冷却塔の放熱メッシュ。
続きを表示(約 990 文字)
【請求項2】
前記リブは、台形波形状にそれぞれ配列し、前記放熱メッシュは、第1の頂側及び第2の頂側を有することを特徴とする請求項1に記載の冷却塔の放熱メッシュ。
【請求項3】
前記側着雄係合部材及び前記側着雌係合部材は、前記第1の頂側及び前記第2の頂側中の同一の頂側位置の前記リブに設けることを特徴とする請求項2に記載の冷却塔の放熱メッシュ。
【請求項4】
前記リブは、三角状、矩形状に配列してグリッドを形成してメッシュ状にそれぞれ配列することを特徴とする請求項1に記載の冷却塔の放熱メッシュ。
【請求項5】
前記リブは、半楕円形にそれぞれ形成することを特徴とする請求項1に記載の冷却塔の放熱メッシュ。
【請求項6】
前記放熱メッシュの非両側の前記リブには、複数の積層雌係合部材及び積層雄係合部材を設け、
前記積層雄係合部材と前記積層雌係合部材とは互いに係合し得ることを特徴とする請求項1に記載の冷却塔の放熱メッシュ。
【請求項7】
前記リブは、台形波形状にそれぞれ配列することを特徴とする請求項6に記載の冷却塔の放熱メッシュ。
【請求項8】
前記積層雄係合部材は、第1の頂側、第2の頂側のうちの一方に位置する前記リブにそれぞれ配設し、
前記積層雌係合部材は、前記第1の頂側、前記第2の頂側のうちの他方に位置する前記リブにそれぞれ配設することを特徴とする請求項7に記載の冷却塔の放熱メッシュ。
【請求項9】
前記放熱メッシュの材料は、癒着防止及び抗菌の機能を備えることを特徴とする請求項1に記載の冷却塔の放熱メッシュ。
【請求項10】
前記側着雄係合部材は、リング部を含み、
前記リング部には、中心に向かって延びる複数の爪リブを延設し、
前記爪リブの末端には、係合体を接続し、前記係合体の末端には、係合ヘッドを接続し、
前記係合ヘッドの幅径は、接続した前記係合体よりも大きく、
複数の凹溝は、互いに接続した前記係合ヘッド及び前記係合体に形成し、
前記爪リブの一部は、対応した前記凹溝内に位置し、
前記側着雌係合部材は、円環状に形成することを特徴とする請求項1に記載の冷却塔の放熱メッシュ。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、冷却塔の放熱メッシュに関し、特に、放熱フィラー、放熱プレートとも称する放熱メッシュを冷却塔内に充填して放熱効果を高める、冷却塔の放熱メッシュに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
冷却塔は、水冷システム中で必要な装置の一つであり、水冷システム中で放熱させたい装置に冷却水を循環させて進入させると、対応する装置の熱量を奪って冷却水の温度が上昇し、昇温後の冷却水を冷却塔に進入させると冷却水の水温が下がり、その後、冷却水を再び装置に送り込んで冷却を行っていた。
【0003】
従来の冷却塔は、一般に放熱フィン、放熱ファンなどの装置を介して放熱を行う。一般に放熱フィンは、出水位置の下方に設置し、溜水時間を延ばして放熱表面積を増やすことにより、外気との接触時間を延ばして熱交換効率を高めるとともに、水流を下方の集水エリアに均一に流していた。
【0004】
放熱フィンは広く普及した製品であるが、従来市販されている放熱フィンには、幾つかの問題点があった。例えば、円筒形状の冷却塔を例にとると、一体成形した長尺状放熱フィンを円柱状に丸めて使用していたが、このような放熱フィンの再利用率は非常に低かった。例えば、より大きな冷却塔に交換する場合、元々使用していた放熱フィンは再利用できないか、一部が破損した場合、放熱フィン全体を廃棄しなければならず、無駄が多かった。
【0005】
こうした現状に鑑み、本発明者は鋭意研究を重ねた結果、従来の製品では使用寸法が調整困難であり、メンテナンスが容易でない等の問題点を改善することができる、本発明の冷却塔の放熱メッシュを完成したものである。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明の主な目的は、放熱メッシュの両側に、複数の側着雄係合部材及び側着雌係合部材をそれぞれ設け、各側着雄係合部材と各側着雌係合部材とは、互いに係合し、この構造特性を利用し、複数の放熱メッシュを使用する際、互いに隣り合う放熱メッシュの各側着雄係合部材と各側着雌係合部材とを互いに係合させるだけで全長を延ばすことができ、互いに係合させた放熱メッシュを取り外すだけで全長を短くすることができるため、使用者は必要に応じて放熱メッシュの数を増減させ、各種冷却塔の内部空間に容易に適用させることができる上、メンテナンスを行う際、破損した放熱メッシュのみを取り除くことができるため、従来の製品では使用寸法が調整困難である上、メンテナンスを行うことも困難であった問題を確実に改善することができる、冷却塔の放熱メッシュを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決するために、本発明の第1の形態によれば、放熱メッシュを備える、冷却塔の放熱メッシュであって、前記放熱メッシュは、網目状に配列した複数のリブを有し、前記放熱メッシュの一端に設けたリブは、複数の側着雄係合部材を有し、前記放熱メッシュの他端に設けたリブは、複数の側着雌係合部材を有し、前記側着雄係合部材と前記側着雌係合部材とはそれぞれ互いに係合し得ることを特徴とする、冷却塔の放熱メッシュを提供する。
【0008】
前記リブは、台形波形状にそれぞれ配列し、前記放熱メッシュは、第1の頂側及び第2の頂側を有することが好ましい。
【0009】
前記側着雄係合部材及び前記側着雌係合部材は、前記第1の頂側及び前記第2の頂側中の同一の頂側位置の前記リブに設けることが好ましい。
【0010】
前記リブは、三角状、矩形状に配列してグリッドを形成してメッシュ状にそれぞれ配列することが好ましい。
(【0011】以降は省略されています)
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