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公開番号2024132104
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-30
出願番号2023042764
出願日2023-03-17
発明の名称フレキシブルプリント配線板及びバッテリーモジュール
出願人メクテック株式会社
代理人弁理士法人秀和特許事務所
主分類H05K 1/02 20060101AFI20240920BHJP(他に分類されない電気技術)
要約【課題】温度の急激な上昇を抑制することのできるフレキシブルプリント配線板及びバッテリーモジュールを提供する。
【解決手段】複数のセル10を有するバッテリーと、前記バッテリーに取り付けられて、複数のセル10の電圧と温度を測定するために利用されるFPC100と、を備えるバッテリーモジュールであって、FPC100は、FPC本体110と、FPC本体110の表裏面のうち少なくとも一方の面の所定範囲に取り付けられる熱容量増加用補材120と、を備えることを特徴とする。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
フレキシブルプリント配線板本体と、
前記フレキシブルプリント配線板本体の表裏面のうち少なくとも一方の面の所定範囲に取り付けられる熱容量増加用補材と、
を備えることを特徴とするフレキシブルプリント配線板。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
前記熱容量増加用補材は、前記フレキシブルプリント配線板本体のうち撓み変形を必要としない範囲内に取り付けられることを特徴とする請求項1に記載のフレキシブルプリント配線板。
【請求項3】
前記フレキシブルプリント配線板本体は、幹部と、前記幹部から枝分かれする複数の枝部と、有しており、
前記熱容量増加用補材は、前記幹部の範囲内に取り付けられることを特徴とする請求項1に記載のフレキシブルプリント配線板。
【請求項4】
前記フレキシブルプリント配線板本体には複数の配線が設けられ、かつ、これら複数の配線においては、通電方向に垂直な断面の面積が配置領域に応じて異なっており、
前記熱容量増加用補材は、前記面積が一定以下となる前記配置領域を含むように取り付けられることを特徴とする請求項1に記載のフレキシブルプリント配線板。
【請求項5】
複数のセルを有するバッテリーに取り付けられて、前記複数のセルの電圧と温度を測定するために利用されることを特徴とする請求項1~4のいずれか一つに記載のフレキシブルプリント配線板。
【請求項6】
複数のセルを有するバッテリーと、
前記バッテリーに取り付けられて、前記複数のセルの電圧と温度を測定するために利用されるフレキシブルプリント配線板と、
を備えるバッテリーモジュールであって、
前記フレキシブルプリント配線板は、
フレキシブルプリント配線板本体と、
前記フレキシブルプリント配線板本体の表裏面のうち少なくとも一方の面の所定範囲に取り付けられる熱容量増加用補材と、
を備えることを特徴とするバッテリーモジュール。
【請求項7】
前記熱容量増加用補材は、前記フレキシブルプリント配線板本体のうち撓み変形を必要としない範囲内に取り付けられることを特徴とする請求項6に記載のバッテリーモジュール。
【請求項8】
前記フレキシブルプリント配線板本体は、幹部と、前記幹部から枝分かれする複数の枝部と、有しており、
前記熱容量増加用補材は、前記幹部の範囲内に取り付けられることを特徴とする請求項6に記載のバッテリーモジュール。
【請求項9】
前記フレキシブルプリント配線板本体には複数の配線が設けられ、かつ、これら複数の配線においては、前記表裏面に垂直な断面の面積が配置領域に応じて異なっており、
前記熱容量増加用補材は、前記面積が一定以下となる前記配置領域を含むように取り付けられることを特徴とする請求項6に記載のバッテリーモジュール。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、フレキシブルプリント配線板及びバッテリーモジュールに関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
電気自動車などに搭載される車載用バッテリーにおいては、バッテリーを構成する複数のセルの電圧及び温度を測定するための装置が設けられている。このような装置には、フレキシブルプリント配線板(以下、「FPC」と称する)が利用されている。車載用バッテリーにおいて異常が発生した場合には、FPCの配線(一般的には、銅箔により構成される)に大電流が流れる可能性がある。この場合、配線が発熱して急激に温度が上昇してしまう。
【0003】
配線の急激な温度上昇を抑制するためには、配線の幅や厚みを大きくすることで、断面積を増やして発熱量を下げるのが一般的である。しかし、車載用バッテリーの大型化によるバッテリーセル数の増加に伴い、FPCにおける配線数も増加しているため、限られたスペース内で、配線の幅を広くするには限度がある。また、配線の厚みを厚くすると可撓性が低下してしまい、FPC本来の機能が低下してしまう。
【0004】
以上のような問題は、車載用バッテリーに利用されるFPCに限らず、各種装置に用いられるFPCにおいても生じ得る。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2021-125293号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明の目的は、急激な温度上昇を抑制することのできるフレキシブルプリント配線板及びバッテリーモジュールを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明は、上記課題を解決するために以下の手段を採用した。
【0008】
すなわち、本発明のフレキシブルプリント配線板は、
フレキシブルプリント配線板本体と、
前記フレキシブルプリント配線板本体の表裏面のうち少なくとも一方の面の所定範囲に取り付けられる熱容量増加用補材と、
を備えることを特徴とする。
【0009】
また、本発明のバッテリーモジュールは、
複数のセルを有するバッテリーと、
前記バッテリーに取り付けられて、前記複数のセルの電圧と温度を測定するために利用されるフレキシブルプリント配線板と、
を備えるバッテリーモジュールであって、
前記フレキシブルプリント配線板は、
フレキシブルプリント配線板本体と、
前記フレキシブルプリント配線板本体の表裏面のうち少なくとも一方の面の所定範囲に取り付けられる熱容量増加用補材と、
を備えることを特徴とする。
【0010】
これらの発明によれば、フレキシブルプリント配線板本体に熱容量増加用補材が取り付けられることで、フレキシブルプリント配線板の温度上昇を緩やかにすることができる。
(【0011】以降は省略されています)

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