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公開番号2024131303
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-30
出願番号2023041497
出願日2023-03-16
発明の名称半導体記憶装置及びその製造方法
出願人キオクシア株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類H10B 43/20 20230101AFI20240920BHJP()
要約【課題】高信頼性を有する半導体記憶装置を提供する。
【解決手段】実施形態の半導体記憶装置は、膜密度が2.3g/cm3以上である複数の酸化シリコン層と、複数の導電層と、が第1方向に交互に一層ずつ積層された積層膜と、積層膜を第1方向に貫通し、複数のメモリセルが設けられるメモリピラーと、を備える。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
膜密度が2.3g/cm

以上である複数の酸化シリコン層と、複数の導電層と、が第1方向に交互に一層ずつ積層された積層膜と、
前記積層膜を前記第1方向に貫通し、複数のメモリセルが設けられるメモリピラーと、
を備える半導体記憶装置。
続きを表示(約 860 文字)【請求項2】
前記第1方向における前記複数の酸化シリコン層の膜厚は、10nm以上である、
請求項1記載の半導体記憶装置。
【請求項3】
前記複数の酸化シリコン層の水素濃度は、1×10
20
atoms/cm

以下である、
請求項1記載の半導体記憶装置。
【請求項4】
前記複数の導電層と前記メモリピラーの間にそれぞれ設けられ、シリコン酸窒化物を含む複数の第3層と、
をさらに備える請求項1記載の半導体記憶装置。
【請求項5】
シリコンを含む複数の第1層と、窒化シリコンを含む複数の第2層と、が第1方向に交互に一層ずつ積層された積層膜を形成し、
前記積層膜を貫通し前記第1方向に延びる開口部を形成し、
前記複数の第1層の酸化を行うことにより、前記複数の第2層の間のそれぞれに、複数の酸化シリコン層を形成する、
半導体記憶装置の製造方法。
【請求項6】
前記酸化は、ウェット酸化である、
請求項5記載の半導体記憶装置の製造方法。
【請求項7】
前記ウェット酸化は、水素ガスと酸素ガスにより行われる、
請求項6記載の半導体記憶装置の製造方法。
【請求項8】
前記ウェット酸化が行われる際の、前記半導体記憶装置が製造される反応室内の、水蒸気(H

O)の分圧は、大気圧より大きく25気圧以下である、
請求項6記載の半導体記憶装置の製造方法。
【請求項9】
前記ウェット酸化が行われる時間は、10分以上1時間以下である、
請求項6記載の半導体記憶装置の製造方法。
【請求項10】
前記複数の酸化シリコン層の膜密度は、2.3g/cm

以上である、
請求項5記載の半導体記憶装置の製造方法。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、半導体記憶装置及びその製造方法に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
大容量の不揮発性メモリが開発されている。この大容量の不揮発性メモリは、低電圧・低電流動作、高速スイッチング、メモリセルの微細化・高集積化が可能である。
【0003】
大容量の不揮発性メモリが備えるメモリセルアレイには、ビット線及びワード線と呼ばれる金属配線が多数配列されている。セルに接続されたビット線とワード線に電圧を印加し、ビット線とワード線に対応した1つのメモリセルにデータが書き込まれる。かかるワード線となる導電層と絶縁層とを交互に積層した積層膜を備えた、メモリセルを3次元配列した半導体記憶装置が提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
米国特許出願公開第2010/0276743号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
実施形態の目的は、高信頼性を有する半導体記憶装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
実施形態の半導体記憶装置は、膜密度が2.3g/cm

以上である複数の酸化シリコン層と、複数の導電層と、が第1方向に交互に一層ずつ積層された積層膜と、積層膜を第1方向に貫通し、複数のメモリセルが設けられるメモリピラーと、を備える。
【図面の簡単な説明】
【0007】
第1実施形態の半導体記憶装置のブロック図である。
第1実施形態の半導体記憶装置の等価回路図である。
第1実施形態の半導体記憶装置の要部の模式断面図である。
第1実施形態の半導体記憶装置の製造方法を示す模式断面図である。
第1実施形態の半導体記憶装置の製造方法を示す模式断面図である。
第1実施形態の半導体記憶装置の製造方法を示す模式断面図である。
第1実施形態の半導体記憶装置の製造方法を示す模式断面図である。
第2実施形態の半導体記憶装置の要部の模式断面図である。
第2実施形態の半導体記憶装置の製造方法を示す模式断面図である。
【0008】
以下、図面を用いて実施形態を説明する。なお、図面中、同一又は類似の箇所には、同一又は類似の符号を付している。
【0009】
本明細書中、部品等の位置関係を示すために、図面の上方向を「上」、図面の下方向を「下」と記述する。本明細書中、「上」、「下」の概念は、必ずしも重力の向きとの関係を示す用語ではない。
【0010】
(第1実施形態)
本実施形態の半導体記憶装置は、膜密度が2.3g/cm

以上である複数の酸化シリコン層と、複数の導電層と、が第1方向に交互に一層ずつ積層された積層膜と、積層膜を第1方向に貫通し、複数のメモリセルが設けられるメモリピラーと、を備える。
(【0011】以降は省略されています)

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