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公開番号
2024130518
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-09-30
出願番号
2023040298
出願日
2023-03-15
発明の名称
半導体記憶装置
出願人
キオクシア株式会社
代理人
弁理士法人きさらぎ国際特許事務所
主分類
H10B
12/00 20230101AFI20240920BHJP()
要約
【課題】好適に動作する半導体記憶装置を提供する。
【解決手段】半導体記憶装置は、メモリ層と、第1方向に延伸するビア配線と、を備える。メモリ層は、ビア配線に電気的に接続された半導体層と、半導体層の第1方向の一方側の面に対向する第1部分、及び、他方側の面に対向する第2部分を含むゲート電極と、半導体層に対して第2方向の一方側に設けられ、半導体層に電気的に接続されたメモリ部と、半導体層に対して第2方向の他方側に設けられ、ゲート電極に電気的に接続され、第3方向に延伸する配線と、を備える。また、第1方向と垂直であり、ゲート電極の第1部分又は第2部分の一部を含む断面において、ビア配線は、ゲート電極に対向する第1の面と、ゲート電極に対向しない第2の面と、を備える。また、ゲート電極の一部は、第2方向において、ビア配線よりもメモリ部側に設けられている。
【選択図】図8
特許請求の範囲
【請求項1】
基板と、
前記基板の表面と交差する第1方向に並ぶ複数のメモリ層と、
前記第1方向に延伸するビア配線と
を備え、
前記複数のメモリ層は、それぞれ、
前記ビア配線に電気的に接続された半導体層と、
前記半導体層の前記第1方向の一方側の面に対向する第1部分と、前記半導体層の前記第1方向の他方側の面に対向する第2部分と、を含むゲート電極と、
前記半導体層に対して、前記第1方向と交差する第2方向の一方側に設けられ、前記半導体層に電気的に接続されたメモリ部と、
前記半導体層に対して、前記第2方向の他方側に設けられ、前記ゲート電極に電気的に接続され、前記第1方向及び前記第2方向と交差する第3方向に延伸する配線と
を備え、
前記第1方向と垂直であり、前記複数のメモリ層のうちの一つに対応する前記ゲート電極の前記第1部分又は前記第2部分の一部を含む断面において、前記ビア配線は、前記ゲート電極に対向する第1の面と、前記ゲート電極に対向しない第2の面と、を備え、
前記ゲート電極の一部は、前記第2方向において、前記ビア配線よりも前記メモリ部側に設けられている
半導体記憶装置。
続きを表示(約 1,200 文字)
【請求項2】
前記ゲート電極は、前記第1方向に延伸する第3部分を備え、
前記第3部分は、前記第1部分及び前記第2部分と連続する
請求項1記載の半導体記憶装置。
【請求項3】
前記半導体層及び前記ゲート電極の間に設けられたゲート絶縁膜を更に備え、
前記断面において、前記ゲート電極は、前記ゲート絶縁膜を介して、前記ビア配線の前記第1の面と対向する
請求項1記載の半導体記憶装置。
【請求項4】
前記断面において、前記ゲート電極の前記メモリ部側の面は、前記ビア配線の中心点を中心とする円に沿った曲面である
請求項1記載の半導体記憶装置。
【請求項5】
前記断面において、前記ゲート電極の前記ビア配線側の面は、前記ビア配線の中心点を中心とする円に沿った曲面である
請求項1記載の半導体記憶装置。
【請求項6】
前記断面において、
前記ゲート電極の前記メモリ部側の面は、前記ビア配線の中心点を中心とする第1の円に沿った曲面であり、
前記ゲート電極の前記ビア配線側の面は、前記ビア配線の中心点を中心とする第2の円に沿った曲面であり、
前記第1の円の半径は、前記第2の円の半径よりも大きい
請求項1記載の半導体記憶装置。
【請求項7】
前記第1方向と垂直であり、前記複数のメモリ層のうちの一つに対応する前記半導体層の一部を含む断面において、前記半導体層の前記メモリ部側の面は、前記ビア配線の中心点を中心とする円に沿った曲面である
請求項1記載の半導体記憶装置。
【請求項8】
前記第1方向に延伸する絶縁層を備え、
前記断面において、前記第2の面は、前記絶縁層に対向する
請求項1記載の半導体記憶装置。
【請求項9】
前記第1方向に延伸し、前記ビア配線に接する第1絶縁層と、
前記第1方向に延伸し、前記第1絶縁層と前記第3方向に隣り合う第2絶縁層と
を備え、
前記配線は、前記第2方向において前記ゲート電極側に突出する突出部を備え、
前記半導体層、前記ゲート電極及び前記突出部は、前記第1絶縁層及び前記第2絶縁層の間に設けられている
請求項1記載の半導体記憶装置。
【請求項10】
前記断面において、前記第2絶縁層の前記第1絶縁層側の面は、
前記ゲート電極と前記第3方向に並び、前記第2方向に延伸する第3の面と、
前記突出部と前記第3方向に並び、前記第2方向に延伸する第4の面と
を備え、
前記第4の面は、前記第3の面よりも、前記第1絶縁層側に設けられている
請求項9記載の半導体記憶装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本実施形態は、半導体記憶装置に関する。
続きを表示(約 3,600 文字)
【背景技術】
【0002】
半導体記憶装置の高集積化に伴い、半導体記憶装置の三次元化に関する検討が進められている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
米国特許第9,514,792号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
好適に動作する半導体記憶装置を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
一の実施形態に係る半導体記憶装置は、基板と、基板の表面と交差する第1方向に並ぶ複数のメモリ層と、第1方向に延伸するビア配線と、を備える。複数のメモリ層は、それぞれ、ビア配線に電気的に接続された半導体層と、ゲート電極と、を備える。ゲート電極は、半導体層の第1方向の一方側の面に対向する第1部分と、半導体層の第1方向の他方側の面に対向する第2部分と、を含む。また、複数のメモリ層は、それぞれ、半導体層に対して、第1方向と交差する第2方向の一方側に設けられ、半導体層に電気的に接続されたメモリ部と、半導体層に対して、第2方向の他方側に設けられ、ゲート電極に電気的に接続され、第1方向及び第2方向と交差する第3方向に延伸する配線と、を備える。また、第1方向と垂直であり、複数のメモリ層のうちの一つに対応するゲート電極の第1部分又は第2部分の一部を含む断面において、ビア配線は、ゲート電極に対向する第1の面と、ゲート電極に対向しない第2の面と、を備える。また、ゲート電極の一部は、第2方向において、ビア配線よりもメモリ部側に設けられている。
【図面の簡単な説明】
【0006】
第1実施形態に係る半導体記憶装置の一部の構成を示す模式的な回路図である。
同半導体記憶装置の一部の構成を示す模式的な斜視図である。
同半導体記憶装置の一部の構成を示す模式的なXY断面図である。
同半導体記憶装置の一部の構成を示す模式的な斜視図である。
同半導体記憶装置の一部の構成を示す模式的な斜視図である。
同半導体記憶装置の一部の構成を示す模式的なXY断面図である。
同半導体記憶装置の一部の構成を示す模式的な断面図である。
同半導体記憶装置の一部の構成を示す模式的なXY断面図である。
同半導体記憶装置の一部の構成を示す模式的な断面図である。
同半導体記憶装置の製造方法について説明するための模式的な断面図である。
同製造方法について説明するための模式的な断面図である。
同製造方法について説明するための模式的な断面図である。
同製造方法について説明するための模式的な断面図である。
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第2実施形態に係る半導体記憶装置の一部の構成を示す模式的なXY断面図である。
第2実施形態に係る半導体記憶装置の一部の構成を示す模式的なXY断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0007】
次に、実施形態に係る半導体記憶装置を、図面を参照して詳細に説明する。尚、以下の実施形態はあくまでも一例であり、本発明を限定する意図で示されるものではない。また、以下の図面は模式的なものであり、説明の都合上、一部の構成等が省略される場合がある。また、複数の実施形態について共通する部分には同一の符号を付し、説明を省略する場合がある。
【0008】
また、本明細書において「半導体記憶装置」と言った場合には、メモリダイを意味する事もあるし、メモリチップ、メモリカード、SSD(Solid State Drive)等の、コントローラダイを含むメモリシステムを意味する事もある。更に、スマートホン、タブレット端末、パーソナルコンピュータ等の、ホストコンピュータを含む構成を意味する事もある。
【0009】
また、本明細書において、第1の構成が第2の構成に「電気的に接続されている」と言った場合、第1の構成は第2の構成に直接接続されていても良いし、第1の構成が第2の構成に配線、半導体部材又はトランジスタ等を介して接続されていても良い。例えば、3つのトランジスタを直列に接続した場合には、2つ目のトランジスタがOFF状態であったとしても、1つ目のトランジスタは3つ目のトランジスタに「電気的に接続」されている。
【0010】
また、本明細書において、第1の構成が第2の構成及び第3の構成の「間に電気的に接続されている」と言った場合、第1の構成、第2の構成及び第3の構成が直列に接続され、且つ、第2の構成が第1の構成を介して第3の構成に電気的に接続されていることを意味する場合がある。
(【0011】以降は省略されています)
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