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公開番号2024129688
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-27
出願番号2023039043
出願日2023-03-13
発明の名称シーリング装置
出願人株式会社フジタ,株式会社ヒロテック
代理人弁理士法人高橋・林アンドパートナーズ
主分類E04F 21/165 20060101AFI20240919BHJP(建築物)
要約【課題】目地に充填したシーリング材の凹凸が生じにくいシーリング装置を提供する。
【解決手段】本発明に係るシーリング装置は、建築物の外壁に配置されているパネル間の目地にシーリング材を吐出する吐出部と、吐出部にシーリング材を供給する供給部と、吐出部によって吐出されたシーリング材が目地から溢れているか否かを検知する溢れセンサと、供給部によって吐出部に供給されるシーリング材の供給速度、又は吐出部によって吐出されるシーリング材の吐出速度を制御する制御部と、を備え、制御部は、溢れセンサによって溢れが検知されたときに、供給速度又は吐出速度を低下させる。
【選択図】図8
特許請求の範囲【請求項1】
建築物の外壁に配置されているパネル間の目地にシーリング材を吐出する吐出部と、
前記吐出部にシーリング材を供給する供給部と、
前記吐出部によって吐出された前記シーリング材が前記目地から溢れているか否かを検知する溢れセンサと、
前記供給部によって前記吐出部に供給される前記シーリング材の供給速度、又は前記吐出部によって吐出される前記シーリング材の吐出速度を制御する制御部と、を備え、
前記制御部は、前記溢れセンサによって溢れが検知されたときに、前記供給速度又は前記吐出速度を低下させる、
シーリング装置。
続きを表示(約 710 文字)【請求項2】
前記目地が延長する方向において前記溢れセンサより先の位置における前記目地の幅を測定する目地幅センサを備え、
前記制御部は、前記溢れセンサによって溢れが検知されないときに、前記目地幅センサによって測定された前記目地の幅に基づいて、複数の前記供給速度又は複数の前記吐出速度のうち、前記シーリング材が前記目地から溢れない最大の供給速度又は最大の吐出速度を、前記供給速度又は前記吐出速度として設定する制御を行う、
請求項1に記載のシーリング装置。
【請求項3】
前記制御部は、前記目地幅センサによって前記目地の幅が測定されないときに、前記供給速度又は前記吐出速度を、最低の供給速度又は最低の吐出速度より大きい速度に設定する制御を行う、
請求項2に記載のシーリング装置。
【請求項4】
前記供給部は、前記シーリング材を貯留する容器と、貯留されている前記シーリング材に圧力をかける加圧部と、前記容器と前記吐出部とを接続し、前記シーリング材が流れる流路と、を含み、
前記制御部は、前記加圧部が前記貯留されているシーリング材にかける圧力を変化させて、前記供給速度の制御を行う、
請求項3に記載のシーリング装置。
【請求項5】
前記吐出部は、吐出口の絞り量を変更する絞り部を含み、
前記制御部は、前記絞り量を変化させて、前記吐出速度の制御を行う、
請求項3に記載のシーリング装置。
【請求項6】
前記目地が延長する方向に沿って移動する本体を備える、
請求項4又は5に記載のシーリング装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、シーリング装置に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
外壁を複数の外壁パネルによって施工した場合には、外壁パネル間に形成される目地に防水のためのシーリングが施工される。目地にシーリング材を充填する作業を自動化する技術として、例えば、特許文献1に記載されているシーリング装置が知られている。
【0003】
特許文献1に記載されたシーリング装置は、上下方向に延びるレールに沿って移動する稼働部にシーリング材を吐き出させる吐出手段を設けたものである。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2002-121889号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1に開示されたシーリング装置が備える吐出手段の吐出量は、予め設定されている。また、この吐出手段の吐出量を変化させることはできるものの、作業者が充填状況を確認しながら変化させる必要がある。
【0006】
このため、特許文献1に記載されたシーリング装置においては、目地幅が場所によって変化する場合には、目地幅の変化に十分対応できない。このため、特許文献1に記載されたシーリング装置では、シーリング材が目地から溢れたり、不足して凹みが生じたりして、品質が低下するという問題がある。
【0007】
本発明は、このような問題に鑑みてなされたものであり、目地に充填したシーリング材の凹凸が生じにくいシーリング装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明に係るシーリング装置は、建築物の外壁に配置されているパネル間の目地にシーリング材を吐出する吐出部と、吐出部にシーリング材を供給する供給部と、吐出部によって吐出されたシーリング材が目地から溢れているか否かを検知する溢れセンサと、供給部によって吐出部に供給されるシーリング材の供給速度、又は吐出部によって吐出されるシーリング材の吐出速度を制御する制御部と、を備え、制御部は、溢れセンサによって溢れが検知されたときに、供給速度又は吐出速度を低下させる。
【0009】
本発明に係るシーリング装置は、目地が延長する方向において溢れセンサより先の位置における目地の幅を測定する目地幅センサを備え、シーリング装置の制御部は、溢れセンサによって溢れが検知されないときに、目地幅センサによって測定された目地の幅に基づいて、複数の供給速度又は複数の吐出速度のうち、シーリング材が目地から溢れない最大の供給速度又は最大の吐出速度を、供給速度又は吐出速度として設定する制御を行ってもよい。
【0010】
本発明に係るシーリング装置の制御部は、目地幅センサによって目地の幅が測定されないときに、供給速度又は吐出速度を、最低の供給速度又は最低の吐出速度より大きい速度に設定する制御を行ってもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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