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公開番号2024128834
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-24
出願番号2023038080
出願日2023-03-10
発明の名称出力電圧保持装置および電源装置
出願人オムロン株式会社
代理人個人
主分類H02M 3/155 20060101AFI20240913BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約【課題】出力電圧を保持する時間を装置の大型化を防ぎつつ延長する。
【解決手段】AC-DCコンバータ(1)は、コンデンサ(5)により保持される保持電圧(Vc)に基づいて出力電圧(Vout1)を出力し、出力電圧(Vout1)を保持する出力電圧保持部(11)を備える。出力電圧保持部(11)は、保持電圧(Vc)または出力電圧(Vout1)が所定電圧以下であることを検知する電圧検知部(6)と、保持電圧(Vc)または出力電圧(Vout1)が所定電圧以下であることが検知されると、出力電圧(Vout1)を規定電圧に昇圧する昇圧部(7)と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
コンデンサにより保持される保持電圧に基づいて出力電圧を出力する電源装置の前記出力電圧を保持する出力電圧保持装置であって、
前記保持電圧または前記出力電圧が所定電圧以下であることを検知する電圧検知部と、
前記保持電圧または前記出力電圧が前記所定電圧以下であることが検知されると、前記出力電圧を規定電圧に昇圧する昇圧部と、を備える出力電圧保持装置。
続きを表示(約 650 文字)【請求項2】
前記コンデンサの高電位側端子に接続されるアノードと、前記出力電圧が出力される出力点に接続されるカソードとを有するダイオードをさらに備える請求項1に記載の出力電圧保持装置。
【請求項3】
前記電圧検知部は、前記出力電圧が前記所定電圧以下であることを検知し、
前記昇圧部は、前記出力電圧を前記所定電圧より低い電圧に昇圧する請求項2に記載の出力電圧保持装置。
【請求項4】
前記電圧検知部は、前記保持電圧が前記所定電圧以下であることを検知し、
前記昇圧部は、前記出力電圧を前記所定電圧以上の電圧に昇圧する請求項2に記載の出力電圧保持装置。
【請求項5】
前記電圧検知部により前記保持電圧または前記出力電圧が前記所定電圧以下であることが検知されないときに、前記ダイオードの前記アノードおよび前記カソードの間を接続するリレーをさらに備える請求項2に記載の出力電圧保持装置。
【請求項6】
入力電圧が前記電源装置に入力されていることを検知する入力検知部をさらに備え、
前記昇圧部は、前記入力電圧が前記電源装置に入力されていることが検知されると、前記出力電圧を昇圧しない請求項1に記載の出力電圧保持装置。
【請求項7】
交流電圧を整流する整流部と、
整流された電圧を平滑するコンデンサと、
請求項1から6のいずれか1項に記載の出力電圧保持装置と、を備える電源装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、電源装置の出力電圧を保持する出力電圧保持装置等に関する。
続きを表示(約 1,000 文字)【背景技術】
【0002】
例えば、特許文献1には、交流入力電圧の低下時に出力電圧を保持する時間を延長するために、出力保持コンデンサと、出力保持時間延長ユニットとを備える電源装置が開示されている。出力保持時間延長ユニットは、出力保持コンデンサの電圧により充電される複数の電解コンデンサを含む蓄電器を有している。
【0003】
このような電源装置では、停電時に出力保持コンデンサの放電電圧により出力電圧を保持するが、出力保持コンデンサの放電電圧がある程度低下すると、出力保持時間延長ユニットの蓄電器からの電力により出力保持時間を延長する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2006-353015号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、上述のような電源装置では、複数の電解コンデンサを有する出力保持時間延長ユニットを備えることにより大型化するという問題がある。
【0006】
本発明の一態様は、出力電圧を保持する時間を装置の大型化を防ぎつつ延長することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係る出力電圧保持装置は、コンデンサにより保持される保持電圧に基づいて出力電圧を出力する電源装置の前記出力電圧を保持する出力電圧保持装置であって、前記保持電圧または前記出力電圧が所定電圧以下であることを検知する電圧検知部と、前記保持電圧または前記出力電圧が前記所定電圧以下であることが検知されると、前記出力電圧を規定電圧に昇圧する昇圧部と、を備える。
【0008】
上記の構成によれば、保持電圧または出力電圧が大きく低下しても出力電圧が昇圧されるので、出力電圧を保持する時間を延長することができる。また、コンデンサの容量を増大させることがない。
【0009】
本発明の態様2に係る出力電圧保持装置は、上記態様1において、前記コンデンサの高電位側端子に接続されるアノードと、前記出力電圧が出力される出力点に接続されるカソードとを有するダイオードをさらに備える。
【0010】
上記の構成によれば、昇圧された保持電圧を入力電圧とする後段の回路に対し、昇圧部が出力電圧を昇圧しているときに、当該回路への入力電圧が一時的に不安定になることを防止できる。
(【0011】以降は省略されています)

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