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公開番号2024128396
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-24
出願番号2023037352
出願日2023-03-10
発明の名称情報処理装置、決定方法および決定プログラム
出願人オムロン株式会社
代理人弁理士法人深見特許事務所
主分類H04L 67/1008 20220101AFI20240913BHJP(電気通信技術)
要約【課題】制御システムに適したアプリケーションの配置先を決定するための方法を提供する。
【解決手段】複数のノードのうちいずれかにアプリケーションを配置可能な制御システムに向けられた情報処理装置が提供される。情報処理装置は、複数のノードの各々に設定された第1属性情報を取得する第1取得部と、アプリケーションに設定された第2属性情報を取得する第2取得部と、第1属性情報と第2属性情報とに基づいて、アプリケーションの配置先となるノードを決定する決定部とを含む。
【選択図】図7
特許請求の範囲【請求項1】
複数のノードのうちいずれかにアプリケーションを配置可能な制御システムに向けられた情報処理装置であって、
前記複数のノードの各々に設定された第1属性情報を取得する第1取得部と、
前記アプリケーションに設定された第2属性情報を取得する第2取得部と、
前記第1属性情報と前記第2属性情報とに基づいて、前記アプリケーションの配置先となるノードを決定する決定部とを備える、情報処理装置。
続きを表示(約 1,500 文字)【請求項2】
前記第1属性情報は、各ノードに設定された役割を含み、
前記第2属性情報は、前記アプリケーションに設定された役割を含み、
前記決定部は、前記第2属性情報の前記役割と同じ役割をもつ第1属性情報に対応するノードを、前記配置先となるノードとして決定する、請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記第1属性情報は、各ノードがアプリケーションを実行したときに、どの程度の高負荷まで許容できるかを示す負荷許容量を含み、
前記第2属性情報は、前記アプリケーションの実行時に生じる負荷の大きさを含み、
前記決定部は、前記第2属性情報の負荷の大きさを許容できる負荷許容量をもつ第1属性に対応するノードを、前記配置先となるノードとして決定する、請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記アプリケーションがアクセスするデータを取得する第3取得部をさらに備え、
前記決定部は、前記アプリケーションがアクセスするデータを保持しているノードの情報にさらに基づいて、前記配置先となるノードを決定する、請求項1~3のいずれか1項に記載の情報処理装置。
【請求項5】
前記決定部は、前記アプリケーションが必要なデータにアクセスするために優先的に考慮しなければならないノードである優先ノードを決定し、前記優先ノードに基づいて、前記配置先となるノードを決定する、請求項1~3のいずれか1項に記載の情報処理装置。
【請求項6】
前記決定部は、
時間要求のうち最も厳しい要求に対応するデータを保持しているノードと、
各データに設定された時間要求の統計値が最も小さくなるノードと、
各データに設定された時間要求と各データのデータ量とに基づいて算出される単位時間あたりのデータ量が最も大きいノードとのうち、少なくとも1つに基づいて、前記優先ノードを決定する、請求項5に記載の情報処理装置。
【請求項7】
前記決定部は、前記優先ノード、および、前記優先ノードに時間的に最も近いノード、のいずれかを前記配置先となるノードとして決定する、請求項5に記載の情報処理装置。
【請求項8】
ユーザ操作に従って、前記アプリケーションを前記配置先に配置する配置部をさらに備える、請求項1~3のいずれか1項に記載の情報処理装置。
【請求項9】
複数のノードのうちいずれかにアプリケーションを配置可能な制御システムにおいて、前記アプリケーションの配置先となるノードを決定するための決定方法であって、
前記複数のノードの各々に設定された第1属性情報を取得するステップと、
前記アプリケーションに設定された第2属性情報を取得するステップと、
前記第1属性情報と前記第2属性情報とに基づいて、前記アプリケーションの配置先となるノードを決定するステップとを備える、決定方法。
【請求項10】
複数のノードのうちいずれかにアプリケーションを配置可能な制御システムにおいて、前記アプリケーションの配置先となるノードを決定するための決定プログラムであって、コンピュータに、
前記複数のノードの各々に設定された第1属性情報を取得するステップと、
前記アプリケーションに設定された第2属性情報を取得するステップと、
前記第1属性情報と前記第2属性情報とに基づいて、前記アプリケーションの配置先となるノードを決定するステップとを実行させる、決定プログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本技術は、情報処理装置、決定方法および決定プログラムに関する。
続きを表示(約 1,100 文字)【背景技術】
【0002】
産業オートメーションの分野において、産業システムの動作を制御するOT(Operational Technology)と、情報処理を担当するIT(Information Technology)とを連携させる取り組みが活発化している。例えば、制御装置が収集したデータをAI(Artificial Intelligence)などを用いて解析するようなことが想定されている。
【0003】
OTとITとが連携した環境においては、OT向けのソフトウェアおよびIT向けのソフトウェアといったように、さまざまなソフトウェアが動作する。また、ソフトウェアを実行するためのハードウェアリソースも複数存在する。
【0004】
そのため、各ソフトウェアをいずれのハードウェアリソースで実行させるのかを最適化する必要がある。
【0005】
例えば、特開2020-137073号公報(特許文献1)は、ネットワークのノードに対してアプリケーションを最適に配置することが可能なアプリケーション配置装置を開示する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2020-137073号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
上述の先行技術は、VN(Virtual Network)を前提とした最適化であり、産業オートメーションの分野で用いられるPLC(Programmable Logic Controller)のネットワークを想定したものではない。
【0008】
本技術は、制御システムに適したアプリケーションの配置先を決定するための方法を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0009】
ある実施の形態によれば、複数のノードのうちいずれかにアプリケーションを配置可能な制御システムに向けられた情報処理装置が提供される。情報処理装置は、複数のノードの各々に設定された第1属性情報を取得する第1取得部と、アプリケーションに設定された第2属性情報を取得する第2取得部と、第1属性情報と第2属性情報とに基づいて、アプリケーションの配置先となるノードを決定する決定部とを含む。
【0010】
この構成によれば、複数のノードの各々に設定された第1属性情報、および、アプリケーションに設定された第2属性情報は、対象の制御システムに固有の設定を含んでおり、これらの固有の設定に基づいて、アプリケーションの配置先を決定できる。これによって、負荷の大きさなどだけではなく、制御システムに好適なアプリケーションの配置先を決定できる。
(【0011】以降は省略されています)

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