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公開番号2024128418
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-24
出願番号2023037385
出願日2023-03-10
発明の名称ポンプおよび吐出装置
出願人理想科学工業株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類F04B 43/12 20060101AFI20240913BHJP(液体用容積形機械;液体または圧縮性流体用ポンプ)
要約【課題】占有スペースの大型化および駆動制御の複雑化を抑えつつ脈動を低減できるポンプ、およびこのポンプを用いた吐出装置を提供する。
【解決手段】チューブ12は、液体が流入する流入端12a、および液体が流出する流出端12bを有する。ローラ13は、チューブ12の円弧部12cにおいてチューブ12を押し潰す。支持部材14およびモータ15は、チューブ12の流入端12a側から流出端12b側へ円弧部12cに沿ってローラ13を移動させることで、流入端12aから流出端12bへ液体を送液する。バイパス経路16は、チューブ12の流入端12aと流入端12a側における円弧部12cの端との間に一端16aが接続され、チューブ12の流出端12b側における円弧部12cの端と流出端12bとの間に他端16bが接続されている。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
液体が流入する流入端および液体が流出する流出端を有するチューブと、
前記チューブの前記流入端と前記流出端との間の一部の区間において前記チューブを押し潰す押圧部と、
前記チューブの前記流入端側から前記流出端側へ前記一部の区間に沿って前記押圧部を移動させることで、前記流入端から前記流出端へ液体を送液する駆動部と、
前記チューブの前記流入端と前記流入端側における前記一部の区間の端との間に一端が接続され、前記チューブの前記流出端側における前記一部の区間の端と前記流出端との間に他端が接続されたバイパス経路と
を備えることを特徴とするポンプ。
続きを表示(約 580 文字)【請求項2】
前記バイパス経路に配置され、前記一端から前記他端に向かう方向にのみ液体の流れを許容する逆止弁をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載のポンプ。
【請求項3】
前記流入端と、前記チューブと前記バイパス経路の前記一端との接続地点との間において前記チューブに配置され、前記流入端から前記流出端に向かう方向にのみ液体の流れを許容する流入側逆止弁と、
前記チューブと前記バイパス経路の前記他端との接続地点と、前記流出端との間において前記チューブに配置され、前記流入端から前記流出端に向かう方向にのみ液体の流れを許容する流出側逆止弁とをさらに備え、
前記駆動部は、前記チューブの前記流出端側から前記流入端側へ前記一部の区間に沿って前記押圧部を移動させることで、前記チューブおよび前記バイパス経路において液体を循環させることを特徴とする請求項1に記載のポンプ。
【請求項4】
前記チューブおよび前記バイパス経路において循環する液体の温度調整を行う温度調整部をさらに備えることを特徴とする請求項3に記載のポンプ。
【請求項5】
請求項1乃至4のいずれか1項に記載のポンプと、
前記ポンプにより送液された液体を吐出する吐出部と
を備えることを特徴とする吐出装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、ポンプおよび吐出装置に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)【背景技術】
【0002】
液体を吐出する吐出部へ液体を送液するためにチューブポンプを用いた吐出装置が知られている。
【0003】
チューブポンプは、その原理上、脈動が発生する。このため、チューブポンプを用いた吐出装置では、チューブポンプの脈動による吐出量のバラつきが生じる。
【0004】
これに関し、特許文献1には、2つのチューブポンプを、チューブを押圧するローラの位相を互いにずらして連結し、それぞれの脈動を打ち消し合うように各チューブポンプを駆動させることで、脈動の影響を低減する技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2004-100643号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、特許文献1の技術では、チューブポンプおよびその駆動回路が2セット分必要となるため、占有スペースの大型化および駆動制御の複雑化を招く。
【0007】
本発明は上記に鑑みてなされたもので、占有スペースの大型化および駆動制御の複雑化を抑えつつ脈動を低減できるポンプ、およびこのポンプを用いた吐出装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明の一態様によれば、液体が流入する流入端および液体が流出する流出端を有するチューブと、前記チューブの前記流入端と前記流出端との間の一部の区間において前記チューブを押し潰す押圧部と、前記チューブの前記流入端側から前記流出端側へ前記一部の区間に沿って前記押圧部を移動させることで、前記流入端から前記流出端へ液体を送液する駆動部と、前記チューブの前記流入端と前記流入端側における前記一部の区間の端との間に一端が接続され、前記チューブの前記流出端側における前記一部の区間の端と前記流出端との間に他端が接続されたバイパス経路とを備えることを特徴とするポンプが提供される。
【0009】
本発明の他の態様によれば、上記本発明のポンプと、前記ポンプにより送液された液体を吐出する吐出部とを備えることを特徴とする吐出装置が提供される。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、占有スペースの大型化および駆動制御の複雑化を抑えつつ脈動を低減できるポンプ、およびこのポンプを用いた吐出装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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