TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2024127652
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-20
出願番号2023036993
出願日2023-03-09
発明の名称シートフレーム及び車両用シート
出願人日本発條株式会社
代理人弁理士法人太陽国際特許事務所
主分類B60N 2/68 20060101AFI20240912BHJP(車両一般)
要約【課題】ワイヤの端部が周辺の部品へ接触することを防止又は抑制する。
【解決手段】クッションフレーム24は、当該クッションフレーム24の一部を構成する筒状フレーム30及びクッションフレーム24の他の一部を構成するワイヤ32を備えている。筒状フレーム30は筒状に形成されている。また、筒状フレーム30には、内部42と外部44とを連通するワイヤ挿入孔40が形成されている。ワイヤ32は棒状に形成されている。このワイヤ32の端部46がワイヤ挿入孔40に挿入された状態で、ワイヤ32が筒状フレーム30に接合されている。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
筒状に形成されていると共に内部と外部とを連通するワイヤ挿入孔が形成され、車両用シートの骨格の一部を構成する筒状フレームと、
棒状又は筒状に形成されていると共にその端部が前記ワイヤ挿入孔に挿入された状態で前記筒状フレームに接合され、車両用シートの骨格の他の一部を構成するワイヤと、
を備えたシートフレーム。
続きを表示(約 370 文字)【請求項2】
前記ワイヤの端部は、先端側へ向かうにつれて次第に窄まる形状に形成され、
前記ワイヤの端部が前記ワイヤ挿入孔の縁に当接している状態で、前記ワイヤが前記筒状フレームに接合されている請求項1に記載のシートフレーム。
【請求項3】
前記ワイヤの端部側には、屈曲部が形成されており、
前記ワイヤの端部が前記ワイヤ挿入孔に挿入されかつ前記屈曲部が前記筒状フレームの外面に沿って配置された状態で、前記ワイヤが前記筒状フレームに接合されている請求項1に記載のシートフレーム。
【請求項4】
着座乗員の各部をそれぞれ支持する複数の乗員支持部と、
複数の前記乗員支持部のうちの少なくとも1つの前記乗員支持部の骨格を構成する請求項1に記載のシートフレームと、
を備えた車両用シート。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、シートフレーム及び車両用シートに関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
下記特許文献1には、車両用シートのシートフレームが開示されている。この文献に記載されたシートフレームのシートバックフレームは、左右一対のバックサイドフレームと、左右一対のバックサイドフレームを連結するパイプ状の上部フレームと、を備えている。また、上部フレームには、ワイヤ(ワイヤフレーム)が掛け渡されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2016-168909号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、ワイヤを含んで構成されたシートフレームにおいては、当該ワイヤの端部が周辺の部品へ接触することを防止又は抑制できることが望ましいが、上記特許文献1に記載された車両用シートには、この点で改善の余地がある。
【0005】
本発明は上記事実を考慮し、ワイヤの端部が周辺の部品へ接触することを防止又は抑制することができるシートフレーム及び車両用シートを得ることが目的である。
【課題を解決するための手段】
【0006】
第1の態様のシートフレームは、筒状に形成されていると共に内部と外部とを連通するワイヤ挿入孔が形成され、車両用シートの骨格の一部を構成する筒状フレームと、棒状又は筒状に形成されていると共にその端部が前記ワイヤ挿入孔に挿入された状態で前記筒状フレームに接合され、車両用シートの骨格の他の一部を構成するワイヤと、を備えている。
【0007】
第1の態様のシートフレームでは、ワイヤの端部が筒状フレームに形成されたワイヤ挿入孔に挿入された状態で、ワイヤが筒状フレームに接合されている。この構成では、ワイヤの端部が周辺の部品へ接触することを防止又は抑制することができる。
【0008】
第2の態様のシートフレームは、第1の態様のシートフレームにおいて、前記ワイヤの端部は、先端側へ向かうにつれて次第に窄まる形状に形成され、前記ワイヤの端部が前記ワイヤ挿入孔の縁に当接している状態で、前記ワイヤが前記筒状フレームに接合されている。
【0009】
第2の態様のシートフレームでは、ワイヤの端部をワイヤ挿入孔の縁に当接させることで、ワイヤの筒状フレームに対する位置決めをすることができる。
【0010】
第3の態様のシートフレームは、第1の態様又は第2の態様のシートフレームにおいて、前記ワイヤの端部側には、屈曲部が形成されており、前記ワイヤの端部が前記ワイヤ挿入孔に挿入されかつ前記屈曲部が前記筒状フレームの外面に沿って配置された状態で、前記ワイヤが前記筒状フレームに接合されている。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

日本精機株式会社
車外表示装置
6日前
ダイハツ工業株式会社
車両
13日前
株式会社SUBARU
車両
7日前
日本化薬株式会社
ガス発生器
6日前
株式会社コーワ
フィルター清掃装置
2日前
豊田合成株式会社
乗員保護装置
7日前
株式会社小糸製作所
画像照射装置
8日前
株式会社セイワ
ドリンクホルダー
2日前
株式会社小糸製作所
画像照射装置
7日前
株式会社クボタ
作業車
10日前
株式会社小糸製作所
音発生ユニット
7日前
株式会社小糸製作所
音発生ユニット
7日前
豊田合成株式会社
車両上部構造
1日前
日本プラスト株式会社
表皮部材
7日前
日本板硝子株式会社
ガラス板モジュール
6日前
株式会社SUBARU
チャイルドシート
7日前
三菱自動車工業株式会社
エアバッグ装置
6日前
東レ・デュポン株式会社
ゴム補強用コード
7日前
VANTECH株式会社
キャンピングカー
1日前
本田技研工業株式会社
外界認識装置
8日前
トヨタ自動車株式会社
電源制御装置
2日前
マツダ株式会社
車両の故障診断装置
13日前
株式会社アドヴィックス
制動システム
6日前
ダイハツ工業株式会社
荷室における防水構造
6日前
三菱自動車工業株式会社
車両用運転支援装置
7日前
三菱自動車工業株式会社
車体の姿勢制御装置
8日前
本田技研工業株式会社
車両
10日前
株式会社今仙電機製作所
車両用シート
8日前
トヨタ自動車株式会社
車両の制御装置
10日前
株式会社アドヴィックス
制動制御装置
2日前
株式会社デンソー
表示制御装置
10日前
ダイハツ工業株式会社
電線の保護構造
1日前
株式会社アイシン
冷却システム
7日前
株式会社今仙電機製作所
車両用シート
8日前
株式会社アドヴィックス
制動制御装置
2日前
ダイハツ工業株式会社
電線の保護構造
1日前
続きを見る