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公開番号2024124927
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-13
出願番号2023032919
出願日2023-03-03
発明の名称止水板収納構造
出願人文化シヤッター株式会社
代理人弁理士法人英知国際特許商標事務所
主分類E06B 5/00 20060101AFI20240906BHJP(戸,窓,シャッタまたはローラブラインド一般;はしご)
要約【課題】 止水板を設置箇所の近くに目立つように収納設置する。
【解決手段】 止水板収納構造であって、建具または建具の周辺の起立面に、横幅方向へわたって突出する受部材30を設け、横幅方向を上下に向けた止水板20が、受部材30に載置されるようにして立て掛けられ、この止水板20が受部材30よりも上方側で露出されるようにした。
【選択図】 図1
特許請求の範囲【請求項1】
建具または建具の周辺の起立面に、横幅方向へわたって突出する受部材を設け、横幅方向を上下に向けた止水板が、前記受部材に載置されるようにして立て掛けられ、この止水板が前記受部材よりも上方側で露出されるようにしたことを特徴とする止水板収納構造。
続きを表示(約 790 文字)【請求項2】
前記起立面が、前記建具を構成する戸体の表面であることを特徴とする請求項1記載の止水板収納構造。
【請求項3】
前記戸体が、親扉と子扉により開口部を開閉可能な親子扉であって、
前記起立面が、前記子扉の表面であることを特徴とする請求項2記載の止水板収納構造。
【請求項4】
前記起立面には、立て掛けられる止水板に対し、前記受部材よりも上方側で係合する上側係合部が設けられていることを特徴とする請求項1記載の止水板収納構造。
【請求項5】
前記上側係合部は、操作されることで、前記止水板を離脱不能にした係合状態から、前記止水板を離脱可能にした被係合状態になることを特徴とする請求項4記載の止水板収納構造。
【請求項6】
前記上側係合部は、前記受部材に載置される止水板に対し上方から嵌り合うように係合することを特徴とする請求項4記載の止水板収納構造。
【請求項7】
前記上側係合部は、前記受部材に載置される止水板に対し側方から嵌り合うように係合することを特徴とする請求項4記載の止水板収納構造。
【請求項8】
前記上側係合部は、上下方向の位置を変更可能に設けられていることを特徴とする請求項6記載の止水板収納構造。
【請求項9】
前記上側係合部は、左右方向の位置を変更可能に設けられていることを特徴とする請求項7記載の止水板収納構造。
【請求項10】
前記受部材が、前記起立面における下端寄りの初期位置と、同起立面における前記初期位置よりも上方側であって前記止水板の止水高さ方向の全高よりも高い再装着位置との少なくとも2か所に対し、着脱可能であることを特徴とする請求項2記載の止水板収納構造。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、止水板を収納するための止水板収納構造に関するものである。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
台風や集中豪雨などによる増水が、開き戸により開閉される開口部に侵入すると、浸水による甚大な被害を及ぼすおそれがある。そこで、このような事態が想定される場合に、前記開口部の下端側のドア枠間に止水板を嵌め込み、この止水板により水の浸入を阻むようにした従来技術が知られている(特許文献1及び2参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2014-218794号公報
特開2017-14865号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上記従来技術によれば、通常時は、止水板を、設置場所から離れた倉庫の内部に保管しておき、災害時にこの止水板を探し出して運び出す必要がある。
このため、止水板を探し出す作業や、止水板を搬出する作業等に手間取る可能性がある。また、使用後の止水板を倉庫に収納する際の作業にも手間取るおそれがある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
このような課題に鑑みて、本発明の一つは、以下の構成を具備するものである。
建具または建具の周辺の起立面に、横幅方向へわたって突出する受部材を設け、横幅方向を上下に向けた止水板が、前記受部材に載置されるようにして立て掛けられ、この止水板が前記受部材よりも上方側で露出されるようにしたことを特徴とする止水板収納構造。
【発明の効果】
【0006】
本発明は、以上説明したように構成されているので、止水板を設置箇所の近くに目立つように収納設置することができ、搬出搬入等の作業も容易である。
【図面の簡単な説明】
【0007】
本発明に係る止水板収納構造の一例を示す正面図である。
同止水板収納構造の要部縦断面図である。
同止水板収納構造の要部縦断面図であり、(a)は止水板が立て掛けられる前の状態を示し、(b)は止水板が立て掛けられた状態を示し、(c)は立て掛けられた止水板を上側係合部によって係止した状態を示す。
上側係合部及び緩衝部の一例を起立面に装着している様子を示す要部縦断面図である。
受部材の一例を示す斜視図である。
受部材が装着されていない状態において、子扉の下部側を示す拡大正面図である。
受部材を起立面に装着している様子を(a)(b)に順次に示す縦断面図である。
受部材を初期位置よりも上方側に再装着している様子を示す縦断面図である。
建具の開口部に止水板を装着した状態を屋内側から視た正面図である。
本発明に係る止水板収納構造の他例を示す正面図である。
同止水板収納構造の他例の要部縦断面図である。
同止水板収納構造の他例において、受部材を初期位置よりも上方側に再装着している様子を示す縦断面図である。
上側係合部及び緩衝部の他例を起立面に装着している様子を示す要部縦断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
次に、本発明に係る実施形態について、図面に基づいて詳細に説明する。
以下の説明において、「幅方向」又は「横幅方向」とは、開口部を閉鎖するように設置した止水板の止水高さ方向に対し直交する方向であって、且つ止水板厚さ方向でない方向を意味する。
【0009】
<第1の実施形態>
図1は、本発明に係る止水板収納構造の一例を示す。
この止水板収納構造Aは、建具10を構成する戸体12の起立面(図示例によれば、子扉12bの屋内側の表面)に、止水板20を受けるための受部材30と、立て掛けられる止水板20に対し受部材30よりも上方側で係合する上側係合部40と、受部材30よりも上方側で止水板20の裏面を受ける緩衝部50とを具備している。
【0010】
建具10は、下方側不動面P(例えば、床面やくつずり等)の上方で略矩形状の開口部を囲む枠体11と、この枠体11内で前記開口部を開閉する戸体12とを具備している。
(【0011】以降は省略されています)

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