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公開番号2024124455
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-12
出願番号2024104477,2021208241
出願日2024-06-27,2020-02-20
発明の名称ワイヤーハーネス
出願人住友電装株式会社
代理人個人,個人,個人,個人
主分類B60R 16/02 20060101AFI20240905BHJP(車両一般)
要約【課題】目的は、車体側機器と車輪側機器とを接続するワイヤーハーネスにおいて、狭スペースへの配索に適するようにでき、かつ、耐屈曲性を向上させることである。
【解決手段】車体側機器と車輪側機器とを接続するワイヤーハーネスであって、第1配線部材と、前記第1配線部材よりも耐屈曲性に優れた第2配線部材と、を備え、前記第1配線部材のうちの外部経路長が、前記第2配線部材のうちの外部経路長よりも長い。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
車体側機器と車輪側機器とを接続するワイヤーハーネスであって、
第1配線部材と、
前記第1配線部材よりも耐屈曲性に優れた第2配線部材と、
を備え、
前記第1配線部材のうちの外部経路長が、前記第2配線部材のうちの外部経路長よりも長い、ワイヤーハーネス。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
請求項1に記載のワイヤーハーネスであって、
前記第1配線部材は、電源線を含み、
前記第2配線部材は、信号線を含む、ワイヤーハーネス。
【請求項3】
請求項1又は請求項2に記載のワイヤーハーネスであって、
前記第1配線部材に含まれる電線は、第2配線部材に含まれる電線よりも太い、ワイヤーハーネス。
【請求項4】
請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のワイヤーハーネスであって、
前記第1配線部材及び前記第2配線部材の少なくとも一方の端部は、共通するコネクタに接続され、
前記第1配線部材のうちの外部経路部分と前記第2配線部材のうちの外部経路部分とは、車体外において別々の経路に沿って配設可能なように分離している、ワイヤーハーネス。
【請求項5】
請求項1から請求項4のいずれか1項に記載のワイヤーハーネスであって、
車輪を上下方向に移動可能に支持するアームに取付可能なブラケットが、前記第1配線部材に取付けられている、ワイヤーハーネス。
【請求項6】
請求項5に記載のワイヤーハーネスであって、
前記ブラケットは、前記アームのうち車体側の回転軸寄りの位置に取付けられる、ワイヤーハーネス。
【請求項7】
車体側機器と車輪側機器とを接続するワイヤーハーネスの配索構造であって、
前記ワイヤーハーネスは、第1配線部材と、前記第1配線部材よりも耐屈曲性に優れた第2配線部材と、を備え、
前記第1配線部材のうち車体の外を経由して前記車輪側機器に至る外部経路長が、前記第2配線部材のうち車体の外を経由して前記車輪側機器に至る外部経路長よりも長くなるように、前記第1配線部材及び前記第2配線部材が配索されている、ワイヤーハーネスの配索構造。
【請求項8】
請求項7に記載のワイヤーハーネスの配索構造であって、
前記第1配線部材の一方の端部及び前記第2配線部材の一方の端部は、共通するコネクタに接続され、
前記第1配線部材と前記第2配線部材とは、車体外において別々の経路に沿って配索されている、ワイヤーハーネスの配索構造。
【請求項9】
請求項7又は請求項8に記載のワイヤーハーネスの配索構造であって、
前記第1配線部材は、車輪を上下方向に移動可能に支持するアームの少なくとも一部に沿って配索されている、ワイヤーハーネスの配索構造。
【請求項10】
請求項9に記載のワイヤーハーネスの配索構造であって、
前記第1配線部材は、前記アームのうち車体側の回転軸寄りの位置を経由する、ワイヤーハーネスの配索構造。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、ワイヤーハーネス及びワイヤーハーネスの配索構造に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1は、電気ブレーキ用ケーブルとABSセンサ用ケーブルとを共通の外部シースで被覆して一体化した複合ケーブルを開示している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2013-237428号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
車体側機器と車輪側機器とを接続するワイヤーハーネスにおいて、狭スペースへの配索にさらに適するようにすること、及び、耐屈曲性をさらに向上させることが望まれている。
【0005】
そこで、本開示は、車体側機器と車輪側機器とを接続するワイヤーハーネスにおいて、狭スペースへの配索に適するようにでき、かつ、耐屈曲性を向上させることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示のワイヤーハーネスは、車体側機器と車輪側機器とを接続するワイヤーハーネスであって、第1配線部材と、前記第1配線部材よりも耐屈曲性に優れた第2配線部材と、を備え、前記第1配線部材のうちの外部経路長が、前記第2配線部材のうちの外部経路長よりも長い、ワイヤーハーネスである。
【0007】
また、本開示のワイヤーハーネスの配索構造は、車体側機器と車輪側機器とを接続するワイヤーハーネスの配索構造であって、前記ワイヤーハーネスは、第1配線部材と、前記第1配線部材よりも耐屈曲性に優れた第2配線部材と、を備え、前記第1配線部材のうち車体の外を経由して前記車輪側機器に至る外部経路長が、前記第2配線部材のうち前記車体の外を経由して前記車輪側機器に至る外部経路長よりも長くなるように、前記第1配線部材及び前記第2配線部材が配索されている、ワイヤーハーネスの配索構造である。
【発明の効果】
【0008】
本開示によれば、車体側機器と車輪側機器とを接続するワイヤーハーネスにおいて、狭スペースへの配索に適するようにでき、かつ、耐屈曲性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は実施形態に係るワイヤーハーネスの配索構造を示す概略側面図である。
図2はワイヤーハーネスを示す概略図である。
図3は図2のIII-III線断面図である。
図4は外部経路部分の曲り方の変化を示す説明図である。
図5は変形例に係るワイヤーハーネスの配索構造を示す概略側面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
[本開示の実施形態の説明]
最初に本開示の実施態様を列記して説明する。
(【0011】以降は省略されています)

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