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公開番号2024124089
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-12
出願番号2023032019
出願日2023-03-02
発明の名称情報処理装置、情報処理方法及びプログラム
出願人キヤノン株式会社
代理人個人,個人,個人,個人,個人
主分類G06T 19/00 20110101AFI20240905BHJP(計算;計数)
要約【課題】 映像に仮想オブジェクトの画像を重畳させる場合に、ユーザの作業負荷を低減することを目的とする。
【解決手段】 情報処理装置は、撮像された映像における対象オブジェクトの認識を行い、認識の結果に基づいて、仮想オブジェクトの画像が合成される映像として、撮像された映像と予め保存された映像とのいずれかを選択し、選択された映像に仮想オブジェクトの画像を合成する。
【選択図】 図7
特許請求の範囲【請求項1】
撮像された映像における対象オブジェクトの認識を行う認識手段と、
前記認識の結果に基づいて、仮想オブジェクトの画像が合成される映像として、前記撮像された映像と予め保存された映像とのいずれかを選択する選択手段と、
前記選択された映像に仮想オブジェクトの画像を合成する合成手段と、
を有することを特徴とする情報処理装置。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記認識手段は、前記認識の信頼度を算出し、
前記選択手段は、前記信頼度に基づいて、前記撮像された映像と予め保存された映像とのいずれかを選択することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記選択手段は、前記信頼度が閾値未満である場合に、前記予め保存された映像を選択することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記選択手段は、前記信頼度が閾値未満である場合に、前記予め保存された映像があるか否かに基づいて、前記撮像された映像と予め保存された映像とのいずれかを選択することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項5】
前記選択手段は、前記信頼度が閾値以上である場合に、前記撮像された映像を選択することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項6】
撮像された映像における対象オブジェクトの認識を行う認識手段と、
前記認識の結果に基づいて、前記撮像された映像に仮想オブジェクトの画像を合成して表示するモードと、前記仮想オブジェクトの情報を表示するモードとを切り替える切り替え手段と、
前記切り替え手段により設定されたモードに基づいて、表示の制御を行う表示制御手段と、
を有することを特徴とする情報処理装置。
【請求項7】
コンピュータを請求項1乃至請求項6のいずれか一項に記載の情報処理装置として機能させるためのプログラム。
【請求項8】
撮像された映像における対象オブジェクトの認識を行う認識ステップと、
前記認識の結果に基づいて、仮想オブジェクトの画像が合成される映像として、前記撮像された映像と予め保存された映像とのいずれかを選択する選択ステップと、
前記選択された映像に仮想オブジェクトの画像を合成する合成ステップと、
を有することを特徴とする情報処理方法。
【請求項9】
撮像された映像における対象オブジェクトの認識を行う認識ステップと、
前記認識の結果に基づいて、前記撮像された映像に仮想オブジェクトの画像を合成して表示するモードと、前記仮想オブジェクトの情報を表示するモードとを切り替える切り替えステップと、
前記切り替えステップにおいて設定されたモードに基づいて、表示の制御を行う表示制御ステップと、
を有することを特徴とする情報処理方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、映像を表示する技術に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
拡張現実を用いた仮想試着サービスが電子商取引サイトなどで導入されている。例えば、スマートフォンに付属するカメラで撮像したユーザの身体の映像に、商品の画像を合成した合成映像をスマートフォンに付属するディスプレイに表示することで、ユーザが実際にその商品を試着しているような体験を提供するシステムが知られている。ディスプレイには、合成映像とともに商品選択ユーザインタフェース(UI)が表示されており、ユーザが商品選択UIで新たな商品を選択すると、即時に合成映像に合成される商品の画像が変更される。これにより、ユーザは様々な商品を短時間に試着することができるようになる。
【0003】
特許文献1は、動画像からユーザの体の向きを検出して、ユーザが表示装置を見ることができない期間に生成された加工画像を、所定時間遅延させて表示する技術を開示している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2010-152556号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ユーザがディスプレイに表示されるUIで商品などの仮想オブジェクトを選択しながら、仮想オブジェクト画像の重畳対象を撮像範囲に収め続けることはユーザの作業負荷が大きいという課題があった。
【0006】
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、映像に仮想オブジェクトの画像を重畳させる場合に、ユーザの作業負荷を低減することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決するために、本発明に係る情報処理装置は、撮像された映像における対象オブジェクトの認識を行う認識手段と、前記認識の結果に基づいて、仮想オブジェクトの画像が合成される映像として、前記撮像された映像と予め保存された映像とのいずれかを選択する選択手段と、前記選択された映像に仮想オブジェクトの画像を合成する合成手段と、を有することを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、映像に仮想オブジェクトの画像を重畳させる場合に、ユーザの作業負荷を低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
仮想試着システムのシステム構成を示す図
情報処理装置のハードウェア構成を示すブロック図
サーバのハードウェア構成を示すブロック図
情報処理装置の処理を示すフローチャート
情報処理装置の機能構成を示すブロック図
仮想試着のための表示画面の例を示す図
画像処理部の処理を示すフローチャート
画像処理部の機能構成を示すブロック図
情報処理装置の処理を示すフローチャート
情報処理装置の機能構成を示すブロック図
仮想試着のための表示画面の例を示す図
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、各実施形態について、図面を参照して説明する。尚、以下の実施形態は本発明を必ずしも限定するものではない。また、各実施形態において説明されている特徴の組み合わせの全てが本発明の解決手段に必須のものとは限らない。
(【0011】以降は省略されています)

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