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公開番号2024123459
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-12
出願番号2023030893
出願日2023-03-01
発明の名称信号増幅装置及び信号送受信システム
出願人矢崎総業株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類H03F 3/189 20060101AFI20240905BHJP(基本電子回路)
要約【課題】入出力間の電磁波の伝搬を抑え、良好なアイソレーションを得ることが可能な信号増幅装置を提供する。
【解決手段】信号増幅装置10は、入力した高周波信号を増幅して出力する信号増幅装置10である。信号増幅装置10は、基板と、基板に設けられ、伝送路を介して直列に接続された複数の増幅器と、上面部、底面部、及び複数の側面部210を有し、基板を覆う金属ケースと、基板、上面部、及び側面部210に接する複数の隔壁220と、を備える。複数の増幅器は、基板上に形成された領域であって、隔壁220によって仕切られた領域に、それぞれ設置される。また、隔壁220は伝送路を通過させるための通過穴を有する。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
入力した高周波信号を増幅して出力する信号増幅装置であって、
基板と、
前記基板に設けられ、伝送路を介して直列に接続された複数の増幅器と、
上面部、底面部、及び複数の側面部を有し、前記基板を覆う金属ケースと、
前記基板、前記上面部、及び前記側面部に接する複数の隔壁と、を備え、
前記複数の増幅器は、前記基板上に形成された領域であって、前記隔壁によって仕切られた領域に、それぞれ設置され、
前記隔壁は前記伝送路を通過させるための通過穴を有する、信号増幅装置。
続きを表示(約 690 文字)【請求項2】
前記複数の増幅器は、それぞれの利得が20dBである、第1増幅器、第2増幅器、及び第3増幅器によって構成される、請求項1に記載の信号増幅装置。
【請求項3】
前記複数の隔壁は、第1隔壁、第2隔壁、第3隔壁、及び第4隔壁により構成され、
前記第1増幅器が設置され、前記第1隔壁、前記第2隔壁、前記上面部、前記底面部、及び前記複数の側面部で形成される第1空間と、前記第2増幅器が設置され、前記第2隔壁、前記第3隔壁、前記上面部、前記底面部、及び前記複数の側面部で形成される第2空間と、前記第3増幅器が設置され、前記第3隔壁、前記第4隔壁、前記上面部、前記底面部、及び前記複数の側面部で形成される第3空間と、はそれぞれ空間の容積が異なる請求項2に記載の信号増幅装置。
【請求項4】
前記複数の隔壁は、前記基板のGNDと導通するように形成される、請求項1に記載の信号増幅装置。
【請求項5】
前記通過穴の直径は、前記高周波信号の波長の10分の1の長さである、請求項1に記載の信号増幅装置。
【請求項6】
請求項1又は2に記載の前記信号増幅装置を無線信号受信器として備え、請求項1又は2に記載の前記信号増幅装置を無線信号送信器として備える信号送受信システムであって、
前記無線信号受信器の入力部は、前記無線信号送信器の入力部に近くに位置し、前記無線信号受信器の出力部は、前記無線信号送信器の出力部に近くに位置するように前記無線信号受信器と、前記無線信号送信器が配置される信号送受信システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、信号増幅装置及び信号送受信システムに関する。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
従来、高周波信号を増幅させて伝送する技術が提案されている。特許文献1には、信号の受信機等に使用されるプリエンファシス回路が開示されている。特許文献1に開示されたプリエンファシス回路は、ロスのある伝送線路を駆動する場合に、電流源をエンファシス量調整信号に応じてオン/オフすることによって、伝送線路の受端における波形を改善させる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2011-160185号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
伝搬損失の大きい高周波信号の中継(リレー)においては、受信した信号を再放射に十分な信号レベルに増幅させる必要がある。例えば、増幅装置においては、所望の増幅信号を得るために増幅器を複数段設ける必要があり、また、増幅後の大きな信号の一部が各増幅器の入力部へ回り込んで繰り返し増幅される現象(発振)が発生する場合がある。そのため、信号の発振を防ぎ、かつ所望の増幅信号を得ることが可能な増幅装置が必要とされている。
【0005】
本発明は、このような従来技術が有する課題に鑑みてなされたものである。そして本発明の目的は、入出力間の電磁波の伝搬を抑え、良好なアイソレーションを得ることが可能な信号増幅装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の態様に係る信号増幅装置は、入力した高周波信号を増幅して出力する信号増幅装置であって、基板と、基板に設けられ、伝送路を介して直列に接続された複数の増幅器と、上面部、底面部、及び複数の側面部を有し、基板を覆う金属ケースと、基板、上面部、及び側面部に接する複数の隔壁と、を備え、複数の増幅器は、基板上に形成された領域であって、隔壁によって仕切られた領域に、それぞれ設置され、隔壁は伝送路を通過させるための通過穴を有する。
【0007】
本発明の他の態様に係る信号送受信システムは、上記の信号増幅装置を無線信号受信器として備え、上述の信号増幅装置を無線信号送信器として備える信号送受信システムであって、無線信号受信器の入力部は、無線信号送信器の入力部に近くに位置し、無線信号受信器の出力部は、無線信号送信器の出力部に近くに位置するように無線信号受信器と、無線信号送信器が配置される。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、入出力間の電磁波の伝搬を抑え、良好なアイソレーションを得ることが可能な信号増幅装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本実施形態に係る信号増幅装置の外観を示す図である。
本実施形態に係る信号増幅装置の構成について説明するための図である。
本実施形態に係る信号増幅装置の基板について説明するための図である。
本実施形態に係る信号増幅装置の隔壁の形状について説明するための図である。
本実施形態に係る信号増幅装置の隔壁の形状について説明するための図である。
本実施形態に係る信号増幅装置の隔壁の効果について説明するための図である。
本実施形態に係る信号増幅装置の隔壁の効果について説明するための図である。
本実施形態に係る信号増幅装置の隔壁に設けられたトンネルについて説明するための図である。
本実施形態に係る信号増幅装置の隔壁に設けられたトンネルの形状について説明するための図である。
本実施形態に係る信号増幅装置における伝送路パターンの反射特性について説明するための図である。
本実施形態に係る信号増幅装置における伝送路パターンのアイソレーションについて説明するための図である。
本実施形態に係る信号増幅装置における伝送路パターンの反射について説明するための図である。
本実施形態に係る信号増幅装置におけるアイソレーションについて説明するための図である。
本実施形態に係る信号増幅装置を適用した信号送受信システムの構成の一例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、図面を用いて本実施形態に係る信号増幅装置10について詳細に説明する。なお、図面の寸法比率は説明の都合上誇張されており、実際の比率と異なる場合がある。また、以下の図面の記載において、同一又は類似の部分には同一又は類似の符号を付している。
(【0011】以降は省略されています)

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