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公開番号2024121719
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-06
出願番号2023028970
出願日2023-02-27
発明の名称収容体、コールドプレート、及び、送液装置
出願人ニデック株式会社
代理人個人
主分類H05K 7/20 20060101AFI20240830BHJP(他に分類されない電気技術)
要約【課題】液体に生じる変化に応じることが容易となる収容体、コールドプレート及び送液装置を提供する。
【解決手段】収容体であるコールドプレート100は、第1液体収容部101と、第2液体収容部105と、を有する。第1液体収容部は、液体が通過する流路を内部に有する。第2液体収容部は、流路に接続され、前記液体を収容可能である。第2液体収容部は、貯留部151と、変更部153と、を有する。貯留部は、少なくとも一部に液体を貯留可能である。変更部は、液体の変化に応じて、貯留部の体積を変更する。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項1】
液体が通過する流路を内部に有する第1収容部と、
前記流路に接続され、前記液体を収容可能な第2収容部と
を有し、
前記第2収容部は、
少なくとも一部に前記液体を貯留可能な貯留部と、
前記液体の変化に応じて、前記貯留部の体積を変更する変更部と
を有する、収容体。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記第1収容部は、発熱部品に対向する対向面を有し、
前記液体の変化は、前記発熱部品の熱が伝導されることによって変化する前記液体の体積を含み、
前記変更部は、前記液体の体積の変化に応じて、前記貯留部の体積を変更する、請求項1に記載の収容体。
【請求項3】
前記第2収容部は、前記流路側が開口した有底筒状部材であり、前記第2収容部の底部は孔が開いている、請求項2に記載の収容体。
【請求項4】
前記第1収容部は、
前記液体が流入する流入部と前記液体が流出する流出部とが配置される第1面と、
前記第1面と異なる第2面と
を更に有し、
前記第2収容部の前記開口箇所は、前記第2面側に位置する前記流路に接続される、請求項3に記載の収容体。
【請求項5】
前記第2面の長手方向の長さは、前記第1面の長手方向の長さよりも長く、
前記第2収容部の長さは、前記第2面の長手方向の長さよりも短い、請求項4に記載の収容体。
【請求項6】
前記変更部は、
前記貯留部の内部に配置され、前記貯留部内の前記液体を封止する封止部材と、
前記貯留部が延びる方向に沿って前記封止部材を移動させる移動部材と
を有し、
前記移動部材は、前記液体の体積の変化に応じて、前記封止部材を前記開口箇所に対して接近または離隔させる、請求項4に記載の収容体。
【請求項7】
前記第2面は、重力が作用する方向に交差する方向に延び、
前記貯留部は、前記第2面に沿って延びる、請求項6に記載の収容体。
【請求項8】
前記第2収容部は、前記貯留部と前記流路とを接続する接続部を更に有し、
前記接続部の内径は、前記貯留部の内径よりも小さい、請求項7に記載の収容体。
【請求項9】
前記移動部材は、バネを含み、
収縮しないときの前記バネの長さは、前記貯留部の前記開口箇所から前記底部までの長さよりも長く、前記底部と前記封止部材との間に配置される、請求項8に記載の収容体。
【請求項10】
前記流路は、
通過する液体に熱を伝導させる第1流路と
前記第1流路の上流側の第2流路と、
前記第1流路の下流側の第3流路と
を含み、
前記接続部は、前記第3流路と接続される、請求項8に記載の収容体。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、収容体、コールドプレート及び送液装置に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1に記載の熱交換器アセンブリは、第1の交換流体と第2交換流体とで熱交換する熱交換器と、圧力パルスバッファ装置と、配管とを含む。配管は、熱交換器と圧力パルスバッファ装置とを繋ぐ。圧力パルスバッファ装置は、熱交換器中の圧力パルスを減少させる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
中国特許出願公開第103339459号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1に記載の熱交換器アセンブリは、熱交換器と圧力パルスバッファ装置とが配管で接続され離隔するため、圧力パルスバッファ装置が液体に生じる変化に対応することが困難であった。
【0005】
本開示は上記課題に鑑みてなされたものであり、液体に生じる変化に応じることが容易となる収容体、コールドプレート及び送液装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の例示的な収容体によれば、収容体は、第1収容部と、第2収容部とを有する。前記第1収容部は、液体が通過する流路を内部に有する。前記第2収容部は、前記流路に接続され、前記液体を収容可能である。前記第2収容部は、貯留部と、変更部とを有する。前記貯留部は、少なくとも一部に前記液体を貯留可能である。前記変更部は、前記液体の変化に応じて、前記貯留部の体積を変更する。
【0007】
本開示の例示的なコールドプレートによれば、コールドプレートは、上記収容体を有する。
【0008】
本開示の例示的な送液装置によれば、送液装置は、上記収容体と、第1ポンプと、第2ポンプとを有する。前記第1ポンプは、前記液体を流出部に送出する。前記第2ポンプは、流入部から流入した前記液体を前記第1ポンプへ送出する。前記第1収容部は、前記流入部と前記流出部とが配置される第1面を有する。前記第1ポンプと前記第2ポンプとは、前記第1面と前記第2収容部との間に配置され、前記第1面の長手方向に隣り合う。
【発明の効果】
【0009】
例示的な本開示の収容体、コールドプレート及び送液装置によれば液体に生じる変化に容易に応じることができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1は、本開示の実施形態に係る冷却機構の模式図である。
図2は、本実施形態に係る冷却機構の配管を示す図である。
図3は、図2に示すコールドプレートを別の角度から見た図である。
図4は、図2に示すコールドプレートを更に別の角度から見た図である。
図5は、第2液体収容部の内部を示す図である。
図6は、液体を収容する前の第2液体収容部の断面を模式的に示す図である。
図7は、液体を収容した際の第2液体収容部の断面を模式的に示す図である。
図8は、送液装置を示す斜視図である。
図9は、送液装置の内部流路を示す図である。
図10は、送液装置の内部流路を示す別の図である。
図11は、送液装置の断面を示す図である。
図12は、送液装置の断面を示す別の図である。
図13は、本開示の実施形態の変形例1に係る第2液体収容部を示す図である。
図14は、本開示の実施形態の変形例1に係る第2液体収容部を示す別の図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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