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公開番号
2024121632
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-09-06
出願番号
2023028837
出願日
2023-02-27
発明の名称
画像処理装置、デバイス管理システムと画像処理装置とを含むシステム、画像処理装置の制御方法、システムの制御方法およびプログラム
出願人
キヤノン株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
G06F
8/65 20180101AFI20240830BHJP(計算;計数)
要約
【課題】デバイスのソフトウェアの更新の際に切断されたデバイスとクラウドサービスとの接続を回復させる。
【解決手段】画像処理装置は、サービスの提供を受けるためにデバイス管理システムに画像処理装置の情報が登録済みであるときに、サービスの提供のための前記デバイス管理システムとの接続関係を回復させるためのコードをデバイス管理システムから取得して管理し、デバイス管理システムとのサービスの提供のための接続関係を回復させる必要がある画像処理装置のソフトウェアの更新が発生した場合に、コードを用いてデバイス管理システムとの接続関係を回復させる。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
画像処理装置であって、
サービスの提供を受けるためにデバイス管理システムに前記画像処理装置の情報が登録済みであるときに、サービスの提供のための前記デバイス管理システムとの接続関係を回復させるためのコードを前記デバイス管理システムから取得する取得手段と、
前記コードを管理する管理手段と、
前記デバイス管理システムとのサービスの提供のための接続関係を回復させる必要がある前記画像処理装置のソフトウェアの更新が発生した場合に、前記コードを用いて前記デバイス管理システムとの接続関係を回復させる回復手段と、を有することを特徴とする画像処理装置。
続きを表示(約 2,200 文字)
【請求項2】
前記回復手段は、更新後の前記画像処理装置で実行される拡張アプリケーションと前記コードを用いて前記デバイス管理システムとの接続関係を回復させることを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
【請求項3】
前記ソフトウェアの更新は、所定のファームウェアのバージョンダウンであることを特徴とする請求項1または2に記載の画像処理装置。
【請求項4】
前記所定のファームウェアのバージョンダウンである前記ソフトウェアの更新の後に、前記画像処理装置のシステムデータをクリアするクリア手段をさらに有し、
前記クリア手段は、前記管理手段が管理する前記コードはクリアしないことを特徴とする請求項3に記載の画像処理装置。
【請求項5】
画像処理装置にサービスを提供するデバイス管理システムと、画像処理装置とを含むシステムであって、
前記デバイス管理システムは、
前記デバイス管理システムに前記画像処理装置の情報が登録済みであるときに、サービスの提供のための前記デバイス管理システムとの接続関係を回復させるためのコードを生成する生成手段と、
前記コードを管理する管理手段と、
前記コードを前記画像処理装置に送信する送信手段と、
前記画像処理装置から受信した前記コードが前記デバイス管理システムに登録済みである場合に、前記デバイス管理システムと前記画像処理装置との通信を回復する回復手段と、
前記画像処理装置は、
前記デバイス管理システムから前記コードを取得する取得手段と、
前記コードを管理する管理手段と、
前記デバイス管理システムとのサービスの提供のための接続関係を回復させる必要がある前記画像処理装置のソフトウェアの更新が発生した場合に、前記コードを前記デバイス管理システムに送信して前記デバイス管理システムとの接続関係を回復させる回復手段と、を有することを特徴とするシステム。
【請求項6】
前記デバイス管理システムは、前記デバイス管理システムとのサービスの提供のための接続関係を回復させる必要がある前記画像処理装置のソフトウェアの更新が指示された場合に、前記コードを生成して前記画像処理装置に送信することを特徴とする請求項5に記載のシステム。
【請求項7】
前記送信手段は、前記ソフトウェアの更新により前記画像処理装置に適用されるソフトウェアに前記デバイス管理システムとの接続を行う拡張アプリケーションが含まれていない場合、前記画像処理装置に適用されるソフトウェアにインストール可能な拡張アプリケーションを前記コードと共に前記画像処理装置に送信することを特徴とする請求項5または6に記載のシステム。
【請求項8】
前記デバイス管理システムは、前記デバイス管理システムに前記画像処理装置の情報を登録してサービスの提供のための前記画像処理装置との接続関係が有効となった際に、前記コードを生成して前記画像処理装置に送信することを特徴とする請求項5に記載のシステム。
【請求項9】
画像処理装置の制御方法であって、
サービスの提供を受けるためにデバイス管理システムに前記画像処理装置の情報が登録済みであるときに、サービスの提供のための前記デバイス管理システムとの接続関係を回復させるためのコードを前記デバイス管理システムから取得する工程と、
前記コードを管理する工程と、
前記デバイス管理システムとのサービスの提供のための接続関係を回復させる必要がある前記画像処理装置のソフトウェアの更新が発生した場合に、前記コードを用いて前記デバイス管理システムとの接続関係を回復させる工程と、を有することを特徴とする画像処理装置の制御方法。
【請求項10】
画像処理装置にサービスを提供するデバイス管理システムと、画像処理装置とを含むシステムの制御方法であって、
前記デバイス管理システムに前記画像処理装置の情報が登録済みであるときに、前記デバイス管理システムが、サービスの提供のための前記デバイス管理システムとの接続関係を回復させるためのコードを生成する工程と、
前記デバイス管理システムが、前記コードを管理する工程と、
前記デバイス管理システムが、前記コードを前記画像処理装置に送信する工程と、
前記画像処理装置が、前記デバイス管理システムから前記コードを取得する工程と、
前記画像処理装置が、前記コードを管理する工程と、
前記デバイス管理システムとのサービスの提供のための接続関係を回復させる必要がある前記画像処理装置のソフトウェアの更新が発生した場合に、前記画像処理装置が、前記コードを前記デバイス管理システムに送信して前記デバイス管理システムとの接続関係を回復させる工程と、
前記画像処理装置から受信した前記コードが前記デバイス管理システムに登録済みである場合に、前記デバイス管理システムが、前記デバイス管理システムと前記画像処理装置との通信を回復する工程と、を有することを特徴とするシステムの制御方法。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、画像処理装置を継続的に管理するためのデバイス管理システムに関する。
続きを表示(約 2,700 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、インターネット上で提供されるクラウドサービス(以下、CSと呼ぶ)を利用して、複合機に代表されるデバイスを管理するデバイス管理システムが提案されている。このような管理システムでは、まずCSのテナント(ユーザグループの単位)の管理者がデバイスを登録する。続いて、管理者は登録済みのデバイスに対してファームウェア(以下、FWと呼ぶ)の更新を含むデバイス管理やジョブ管理などを行う。特許文献1は、CSとそれに接続されたデバイスにおいて、ユーザがCSからデバイスのFWの更新を指示する場合にCSが更新用のFWをデバイスに送信し、デバイスがFWの更新を行う形態を開示している。ここでは、CSとデバイスの接続状態はFWの更新後も引き続き維持されている。このように、FWのバージョンアップの場合は、更新後のFWがマイグレーションを実施し更新前のFWからの互換を保つ実装を行うことが一般的である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2017-167857号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、バージョンダウンの場合には元の構造のデータを更新後のFWが理解できないため、起動不良となる可能性がある。起動不良を防止するため、デバイスには、FWのバージョンダウン時に各種設定の初期化する機構が組み込まれているのが一般的である。そのため、特許文献1に記載のシステムでは、FWのバージョンダウンを伴うFW更新の際にデバイスとCSの接続が解除されてしまう恐れがある。デバイスとCSの接続が解除されてしまうと、多数のデバイスを管理する管理者は個々のデバイスの設置場所に赴き、デバイスのFWの更新処理が成功したか否かを確認しなければならない。さらにその後、管理者は手動でデバイスとCSの接続を回復させなければならず、管理者の大きな負担となっている。
【0005】
本発明は、デバイスのソフトウェアの更新の際に切断されたデバイスとクラウドサービスとの接続を回復させることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するために、本発明の画像処理装置は、サービスの提供を受けるためにデバイス管理システムに前記画像処理装置の情報が登録済みであるときに、サービスの提供のための前記デバイス管理システムとの接続関係を回復させるためのコードを前記デバイス管理システムから取得する取得手段と、前記コードを管理する管理手段と、前記デバイス管理システムとのサービスの提供のための接続関係を回復させる必要がある前記画像処理装置のソフトウェアの更新が発生した場合に、前記コードを用いて前記デバイス管理システムとの接続関係を回復させる回復手段と、を有する。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、デバイスのソフトウェアの更新の際に切断されたデバイスとクラウドサービスとの接続を回復させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
システムの構成を示す図である。
情報処理装置およびデバイスのハードウェア構成を示す図である。
デバイス管理システムのソフトウェア構成を示す図である。
デバイスのソフトウェア構成を示す図である。
ファームウェアの管理について説明する図である。
デバイス管理サービス109で管理されるデータの一例を示す図である。
タスク作成画面の一例を示す図である。
実施例1におけるデバイス登録処理の一例を示すフローチャートである。
実施例1におけるデバイス登録処理の一例を示すフローチャートである。
実施例1におけるFW更新タスク実行処理を示すフローチャートである。
実施例1におけるFW更新タスク実行処理を示すフローチャートである。
実施例1におけるFW更新処理を示すフローチャートである。
FWのバージョンごとのデータ構造を説明する図である。
FWのバージョンアップを説明する図である。
FWのバージョンダウンを説明する図である。
実施例2におけるFW更新タスク実行処理を示すフローチャートである。
実施例2におけるFW更新タスク実行処理を示すフローチャートである。
実施例2におけるFW更新処理を示すフローチャートである。
実施例3におけるデバイス登録処理の一例を示すフローチャートである。
実施例3におけるデバイス登録処理の一例を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0009】
(実施例1)
図1は、本実施例のデバイス管理システムの構成を示す図である。デバイス管理システムは、管理対象である複数のネットワークデバイスを管理し、ネットワークデバイスに様々なサービスを提供する。本実施例では、ネットワークデバイスが画像処理装置である場合を例に説明するがこれに限られるものではない。ネットワークデバイスは、通信可能な機器であればよく、例えば画像形成装置、3Dプリンタ、ノートパソコン、スマートフォン、スマート家電などでもよい。
【0010】
デバイス102、デバイス103、デバイス104、デバイス107は、デバイス管理システムで管理されるデバイスである。デバイス102、デバイス103、デバイス104、デバイス107は、ネットワーク通信が可能なデバイスであり、例えば、印刷機能、スキャン機能を備えるMFP(Multifunction Peripheral)である。なお、デバイスは、デバイス管理システムと通信可能であればよく、印刷機能のみを有する単機能のプリンタであってもよい。デバイス102、デバイス103、デバイス104は、LAN105に接続されている。一方、デバイス107は、LAN108に接続されている。LAN105およびLAN108は、インターネット120に接続されている。なお、本実施例ではインターネット120とデバイス間のネットワークとしてLANを利用する例について説明するが、ネットワークはデータの送受信が可能に構成されていればよく、通信方式は問わない。例えば、LTEや5Gなどのセルラネットワーク、無線ネットワーク、電話回線、専用デジタル回線等のいずれか、またはこれらの組み合わせで構成されてもよい。
(【0011】以降は省略されています)
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