TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2024119112
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-03
出願番号2023025768
出願日2023-02-22
発明の名称認証システム
出願人株式会社デンソーウェーブ
代理人個人,個人
主分類G06F 21/32 20130101AFI20240827BHJP(計算;計数)
要約【課題】顔認証を利用しつつ、相手の顔を撮像することなく相互認証可能な認証システムを提供する。
【解決手段】認証システム1において、サーバ10は、携帯端末20aへ第1の電子割符とユーザP2の顔情報が記録される情報コードC1を送信するとともに、携帯端末20bへ第2の電子割符とユーザP1の顔情報が記録される情報コードC2を送信し、携帯端末20aから第2の電子割符を受信し、かつ、携帯端末20bから第1の電子割符を受信すると、携帯端末20a、20bへ認証成功情報を送信する。携帯端末20aは、サーバからの認証成功情報を受信すると、情報コードC2から読み取ったユーザP1の顔情報と自撮りした顔画像を利用した顔認証結果を報知する。携帯端末20bは、サーバからの認証成功情報を受信すると、情報コードC1から読み取ったユーザP2の顔情報と自撮りした顔画像を利用した顔認証結果を報知する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
登録されたユーザに関する情報が管理されるサーバを備え、2人のユーザがそれぞれ所持する携帯端末を利用したマッチングを管理するための認証システムであって、
前記携帯端末は、
撮像部と、
前記サーバとの間で通信するための通信部と、
前記サーバから前記通信部を介して受信した情報コードを表示可能な表示部と、
前記撮像部により撮像された情報コードに記録される情報を読み取るための読取処理を行う読取部と、
前記読取部の読取結果と前記撮像部により撮像された顔画像に関する顔情報とを利用した顔認証処理を行う顔認証部と、
報知部と、
を備え、
前記サーバは、
第1のユーザと第2のユーザとをマッチングさせる際に、前記第1のユーザが所持する第1の携帯端末に対して、第1の認証用情報と前記第2のユーザの顔情報とが記録される第1の情報コードを送信するとともに、前記第2のユーザが所持する第2の携帯端末に対して、第2の認証用情報と前記第1のユーザの顔情報とが記録される第2の情報コードを送信した後、前記第1の携帯端末から前記第2の認証用情報が受信されるとともに前記第2の携帯端末から前記第1の認証用情報が受信されると、前記第1の携帯端末及び前記第2の携帯端末に対してサーバ側認証成功情報をそれぞれ送信し、
前記第1の携帯端末は、
前記撮像部により前記第2の携帯端末の前記表示部に表示された前記第2の情報コードが撮像されることで前記読取部により前記第2の情報コードから読み取られた前記第2の認証用情報を前記サーバに送信し、当該送信に応じて前記サーバから前記サーバ側認証成功情報が受信されると、前記読取部により前記第2の情報コードから読み取られた前記第1のユーザの顔情報と前記撮像部により撮像された前記第1のユーザの顔画像に関する顔情報を利用した前記顔認証部による顔認証処理の認証結果を前記報知部により報知し、
前記第2の携帯端末は、
前記撮像部により前記第1の携帯端末の前記表示部に表示された前記第1の情報コードが撮像されることで前記読取部により前記第1の情報コードから読み取られた前記第1の認証用情報を前記サーバに送信し、当該送信に応じて前記サーバから前記サーバ側認証成功情報が受信されると、前記読取部により前記第1の情報コードから読み取られた前記第2のユーザの顔情報と前記撮像部により撮像された前記第2のユーザの顔画像に関する顔情報を利用した前記顔認証部による顔認証処理の認証結果を前記報知部により報知することを特徴とする認証システム。
続きを表示(約 3,000 文字)【請求項2】
登録されたユーザに関する情報が管理されるサーバを備え、2人のユーザがそれぞれ所持する携帯端末を利用したマッチングを管理するための認証システムであって、
前記携帯端末は、
撮像部と、
前記サーバとの間で通信するための通信部と、
前記サーバから前記通信部を介して受信した情報コードを表示可能な表示部と、
前記撮像部により撮像された情報コードに記録される情報を読み取るための読取処理を行う読取部と、
前記撮像部により撮像された顔画像に関する顔情報を前記通信部を介して前記サーバに送信する顔情報送信部と、
報知部と、
を備え、
前記サーバは、
第1のユーザと第2のユーザとをマッチングさせる際に、前記第1のユーザが所持する第1の携帯端末に対して、第1の認証用情報が記録される第1の情報コードを送信するとともに、前記第2のユーザが所持する第2の携帯端末に対して、第2の認証用情報が記録される第2の情報コードを送信した後、前記第1の携帯端末から前記第2の認証用情報が受信されるとともに前記第2の携帯端末から前記第1の認証用情報が受信されると、前記第1の携帯端末及び前記第2の携帯端末に対して第1サーバ側認証成功情報をそれぞれ送信し、当該送信に応じて前記第1の携帯端末から受信した前記顔情報と前記第1のユーザに関して予め登録されている顔情報とを利用した顔認証処理と前記第2の携帯端末から受信した前記顔情報と前記第2のユーザに関して予め登録されている顔情報とを利用した顔認証処理とがともに認証成功することで、前記第1の携帯端末及び前記第2の携帯端末に対して第2サーバ側認証成功情報をそれぞれ送信し、
前記第1の携帯端末は、
前記撮像部により前記第2の携帯端末の前記表示部に表示された前記第2の情報コードが撮像されることで前記読取部により前記第2の情報コードから読み取られた前記第2の認証用情報を前記サーバに送信し、当該送信に応じて前記サーバから前記第1サーバ側認証成功情報が受信されると、前記撮像部により撮像された前記第1のユーザの顔画像に関する顔情報を前記顔情報送信部により前記サーバに送信し、当該送信に応じて前記サーバから前記第2サーバ側認証成功情報が受信されると、認証成功を示す情報を前記報知部により報知し、
前記第2の携帯端末は、
前記撮像部により前記第1の携帯端末の前記表示部に表示された前記第1の情報コードが撮像されることで前記読取部により前記第1の情報コードから読み取られた前記第1の認証用情報を前記サーバに送信し、当該送信に応じて前記サーバから前記第1サーバ側認証成功情報が受信されると、前記撮像部により撮像された前記第2のユーザの顔画像に関する顔情報を前記顔情報送信部により前記サーバに送信し、当該送信に応じて前記サーバから前記第2サーバ側認証成功情報が受信されると、認証成功を示す情報を前記報知部により報知することを特徴とする認証システム。
【請求項3】
登録されたユーザに関する情報が管理されるサーバを備え、2人のユーザがそれぞれ所持する携帯端末を利用したマッチングを管理するための認証システムであって、
前記携帯端末は、
撮像部と、
前記サーバとの間で通信するための通信部と、
前記サーバから前記通信部を介して受信した情報が記憶される記憶部と、
前記記憶部に記憶される情報を利用して生成された情報コードを表示可能な表示部と、
前記撮像部により撮像された情報コードに記録される情報を読み取るための読取処理を行う読取部と、
前記記憶部に記憶される情報と前記撮像部により撮像された顔画像に関する顔情報とを利用した顔認証処理を行う顔認証部と、
報知部と、
を備え、
前記サーバは、
第1のユーザと第2のユーザとをマッチングさせる際に、第1の認証用情報及び第2の認証用情報と前記第1の認証用情報及び前記第2の認証用情報から所定の復号方式を利用して復号可能な所定のマッチング情報とを生成し、前記第1のユーザが所持する第1の携帯端末に対して、前記所定のマッチング情報及び前記第1の認証用情報と前記第1のユーザの顔情報とを送信するとともに、前記第2のユーザが所持する第2の携帯端末に対して、前記所定のマッチング情報及び前記第2の認証用情報と前記第2のユーザの顔情報とを送信し、
前記第1の携帯端末は、
前記サーバから受信した前記所定のマッチング情報及び前記第1の認証用情報と前記第1のユーザの顔情報とが前記記憶部に記憶された後、前記記憶部に記憶される前記第1のユーザの顔情報と前記撮像部により撮像された前記第1のユーザの顔画像に関する顔情報とを利用した前記顔認証部による顔認証処理が認証成功すると、前記記憶部に記憶される前記第1の認証用情報が記録される第1の情報コードを生成して前記表示部に表示し、前記第2の携帯端末の前記表示部に表示される第2の情報コードを前記撮像部により撮像することで前記読取部により読み取られた前記第2の認証用情報と前記記憶部に記憶される前記第1の認証用情報とから前記所定の復号方式を利用して復号される情報が前記記憶部に記憶される前記所定のマッチング情報に一致すると、認証成功を示す情報を前記報知部により報知し、
前記第2の携帯端末は、
前記サーバから受信した前記所定のマッチング情報及び前記第2の認証用情報と前記第2のユーザの顔情報とが前記記憶部に記憶された後、前記記憶部に記憶される前記第2のユーザの顔情報と前記撮像部により撮像された前記第2のユーザの顔画像に関する顔情報とを利用した前記顔認証部による顔認証処理が認証成功すると、前記記憶部に記憶される前記第2の認証用情報が記録される前記第2の情報コードを生成して前記表示部に表示し、前記第1の携帯端末の前記表示部に表示される前記第1の情報コードを前記撮像部により撮像することで前記読取部により読み取られた前記第1の認証用情報と前記記憶部に記憶される前記第2の認証用情報とから前記所定の復号方式を利用して復号される情報が前記記憶部に記憶される前記所定のマッチング情報に一致すると、認証成功を示す情報を前記報知部により報知することを特徴とする認証システム。
【請求項4】
前記撮像部の撮像窓と前記表示部の表示画面とが同じ面に配置され、
前記読取部は、前記表示部に情報コードが表示されたタイミングで前記読取処理を開始することを特徴とする請求項1~3のいずれか一項に記載の認証システム。
【請求項5】
前記携帯端末は、前記報知部により認証成功を示す情報が報知される際に、前記読取部により前記読取処理が行われた読取時刻情報を前記サーバに送信することを特徴とする請求項1又は2に記載の認証システム。
【請求項6】
前記携帯端末は、現在位置を検出する現在位置検出部を備えて、前記報知部により認証成功を示す情報が報知される際に、前記現在位置検出部により検出される現在位置に関する情報を前記サーバに送信することを特徴とする請求項1又は2に記載の認証システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、顔認証を利用した認証システムに関するものである。
続きを表示(約 6,100 文字)【背景技術】
【0002】
従来、顔認証を利用した認証システムに関する技術として、例えば、下記特許文献1に開示される来場者確認システムが知られている。この来場者確認システムでは、管理サーバにおいて、申込者の顔写真情報から電子割符Aと電子割符Bとが作成されると、申込情報とチケット情報と電子割符Aから作成された発券用データがカード発行機に送信されるとともに、申込情報とチケット情報と電子割符Bから作成された確認用データが会場サーバに送信される。そして、カード発行機により発券用データを用いて発行された非接触ICカードを受け取った申込者が、その非接触ICカードをイベント会場の出入口に設置されているリーダ/ライタにかざさすことで、会場サーバでは、リーダ/ライタにより読み取られた電子割符Aと対応する確認用データに含まれる電子割符Bとから申込者の顔写真情報が復号されて表示される。これにより、表示された顔写真情報と来場者の顔が同一人物と判定できた場合のその入場が許可されることで、個人情報を保護しながら、来場者本人の確認を迅速かつ確実に行うことができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2014-26966号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、ライドシェア(相乗り)や代理購入/運送などのCtoC型のシェアリングエコノミーサービスでは、マッチングされた相手と対面することから、その対面している人物が正しくマッチングされた相手なのかをユーザ同士が相互に確認(相互認証)できることが必要になる。例えば、それぞれが所持する携帯端末から取得した位置情報等を比較することで正しくマッチングされた相手であるか確認する方法もあるが、携帯端末自体の認証は可能であっても、その携帯端末を所持する人物が正しくマッチングされた相手であるか確認できないという問題がある。この問題に関して、顔認証でより厳格な本人確認を行うこともできるが、顔認証のために互いの顔を撮影しあう行為が必要となり、その撮影行為が撮影される側だけでなく撮影する側にも心理的負荷になるという問題がある。
【0005】
本発明は、上述した課題を解決するためになされたものであり、その目的とするところは、顔認証を利用しつつ、相手の顔を撮像することなく相互認証可能な構成を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するため、特許請求の範囲の請求項1に記載の発明は、
登録されたユーザに関する情報が管理されるサーバ(10)を備え、2人のユーザがそれぞれ所持する携帯端末(20)を利用したマッチングを管理するための認証システム(1)であって、
前記携帯端末は、
撮像部(23)と、
前記サーバとの間で通信するための通信部(27)と、
前記サーバから前記通信部を介して受信した情報コードを表示可能な表示部(24)と、
前記撮像部により撮像された情報コードに記録される情報を読み取るための読取処理を行う読取部(21)と、
前記読取部の読取結果と前記撮像部により撮像された顔画像に関する顔情報とを利用した顔認証処理を行う顔認証部(21)と、
報知部(24,21,27)と、
を備え、
前記サーバは、
第1のユーザ(P1)と第2のユーザ(P2)とをマッチングさせる際に、前記第1のユーザが所持する第1の携帯端末(20a)に対して、第1の認証用情報と前記第2のユーザの顔情報とが記録される第1の情報コード(C1)を送信するとともに、前記第2のユーザが所持する第2の携帯端末(20b)に対して、第2の認証用情報と前記第1のユーザの顔情報とが記録される第2の情報コード(C2)を送信した後、前記第1の携帯端末から前記第2の認証用情報が受信されるとともに前記第2の携帯端末から前記第1の認証用情報が受信されると、前記第1の携帯端末及び前記第2の携帯端末に対してサーバ側認証成功情報をそれぞれ送信し、
前記第1の携帯端末は、
前記撮像部により前記第2の携帯端末の前記表示部に表示された前記第2の情報コードが撮像されることで前記読取部により前記第2の情報コードから読み取られた前記第2の認証用情報を前記サーバに送信し、当該送信に応じて前記サーバから前記サーバ側認証成功情報が受信されると、前記読取部により前記第2の情報コードから読み取られた前記第1のユーザの顔情報と前記撮像部により撮像された前記第1のユーザの顔画像に関する顔情報を利用した前記顔認証部による顔認証処理の認証結果を前記報知部により報知し、
前記第2の携帯端末は、
前記撮像部により前記第1の携帯端末の前記表示部に表示された前記第1の情報コードが撮像されることで前記読取部により前記第1の情報コードから読み取られた前記第1の認証用情報を前記サーバに送信し、当該送信に応じて前記サーバから前記サーバ側認証成功情報が受信されると、前記読取部により前記第1の情報コードから読み取られた前記第2のユーザの顔情報と前記撮像部により撮像された前記第2のユーザの顔画像に関する顔情報を利用した前記顔認証部による顔認証処理の認証結果を前記報知部により報知することを特徴とする。
【0007】
請求項2に記載の発明は、
登録されたユーザに関する情報が管理されるサーバ(10)を備え、2人のユーザがそれぞれ所持する携帯端末(20)を利用したマッチングを管理するための認証システム(1)であって、
前記携帯端末は、
撮像部(23)と、
前記サーバとの間で通信するための通信部(27)と、
前記サーバから前記通信部を介して受信した情報コードを表示可能な表示部(24)と、
前記撮像部により撮像された情報コードに記録される情報を読み取るための読取処理を行う読取部(21)と、
前記撮像部により撮像された顔画像に関する顔情報を前記通信部を介して前記サーバに送信する顔情報送信部(21)と、
報知部(24,21,27)と、
を備え、
前記サーバは、
第1のユーザ(P1)と第2のユーザ(P2)とをマッチングさせる際に、前記第1のユーザが所持する第1の携帯端末(20a)に対して、第1の認証用情報が記録される第1の情報コード(C1)を送信するとともに、前記第2のユーザが所持する第2の携帯端末(20b)に対して、第2の認証用情報が記録される第2の情報コード(C2)を送信した後、前記第1の携帯端末から前記第2の認証用情報が受信されるとともに前記第2の携帯端末から前記第1の認証用情報が受信されると、前記第1の携帯端末及び前記第2の携帯端末に対して第1サーバ側認証成功情報をそれぞれ送信し、当該送信に応じて前記第1の携帯端末から受信した前記顔情報と前記第1のユーザに関して予め登録されている顔情報とを利用した顔認証処理と前記第2の携帯端末から受信した前記顔情報と前記第2のユーザに関して予め登録されている顔情報とを利用した顔認証処理とがともに認証成功することで、前記第1の携帯端末及び前記第2の携帯端末に対して第2サーバ側認証成功情報をそれぞれ送信し、
前記第1の携帯端末は、
前記撮像部により前記第2の携帯端末の前記表示部に表示された前記第2の情報コードが撮像されることで前記読取部により前記第2の情報コードから読み取られた前記第2の認証用情報を前記サーバに送信し、当該送信に応じて前記サーバから前記第1サーバ側認証成功情報が受信されると、前記撮像部により撮像された前記第1のユーザの顔画像に関する顔情報を前記顔情報送信部により前記サーバに送信し、当該送信に応じて前記サーバから前記第2サーバ側認証成功情報が受信されると、認証成功を示す情報を前記報知部により報知し、
前記第2の携帯端末は、
前記撮像部により前記第1の携帯端末の前記表示部に表示された前記第1の情報コードが撮像されることで前記読取部により前記第1の情報コードから読み取られた前記第1の認証用情報を前記サーバに送信し、当該送信に応じて前記サーバから前記第1サーバ側認証成功情報が受信されると、前記撮像部により撮像された前記第2のユーザの顔画像に関する顔情報を前記顔情報送信部により前記サーバに送信し、当該送信に応じて前記サーバから前記第2サーバ側認証成功情報が受信されると、認証成功を示す情報を前記報知部により報知することを特徴とする。
【0008】
請求項3に記載の発明は、
登録されたユーザに関する情報が管理されるサーバ(10)を備え、2人のユーザがそれぞれ所持する携帯端末(20)を利用したマッチングを管理するための認証システム(1)であって、
前記携帯端末は、
撮像部(23)と、
前記サーバとの間で通信するための通信部(27)と、
前記サーバから前記通信部を介して受信した情報が記憶される記憶部(22)と、
前記記憶部に記憶される情報を利用して生成された情報コードを表示可能な表示部(24)と、
前記撮像部により撮像された情報コードに記録される情報を読み取るための読取処理を行う読取部(21)と、
前記記憶部に記憶される情報と前記撮像部により撮像された顔画像に関する顔情報とを利用した顔認証処理を行う顔認証部(21)と、
報知部(24,21,27)と、
を備え、
前記サーバは、
第1のユーザ(P1)と第2のユーザ(P2)とをマッチングさせる際に、第1の認証用情報及び第2の認証用情報と前記第1の認証用情報及び前記第2の認証用情報から所定の復号方式を利用して復号可能な所定のマッチング情報とを生成し、前記第1のユーザが所持する第1の携帯端末(20a)に対して、前記所定のマッチング情報及び前記第1の認証用情報と前記第1のユーザの顔情報とを送信するとともに、前記第2のユーザが所持する第2の携帯端末(20b)に対して、前記所定のマッチング情報及び前記第2の認証用情報と前記第2のユーザの顔情報とを送信し、
前記第1の携帯端末は、
前記サーバから受信した前記所定のマッチング情報及び前記第1の認証用情報と前記第1のユーザの顔情報とが前記記憶部に記憶された後、前記記憶部に記憶される前記第1のユーザの顔情報と前記撮像部により撮像された前記第1のユーザの顔画像に関する顔情報とを利用した前記顔認証部による顔認証処理が認証成功すると、前記記憶部に記憶される前記第1の認証用情報が記録される第1の情報コード(C1)を生成して前記表示部に表示し、前記第2の携帯端末の前記表示部に表示される第2の情報コード(C2)を前記撮像部により撮像することで前記読取部により読み取られた前記第2の認証用情報と前記記憶部に記憶される前記第1の認証用情報とから前記所定の復号方式を利用して復号される情報が前記記憶部に記憶される前記所定のマッチング情報に一致すると、認証成功を示す情報を前記報知部により報知し、
前記第2の携帯端末は、
前記サーバから受信した前記所定のマッチング情報及び前記第2の認証用情報と前記第2のユーザの顔情報とが前記記憶部に記憶された後、前記記憶部に記憶される前記第2のユーザの顔情報と前記撮像部により撮像された前記第2のユーザの顔画像に関する顔情報とを利用した前記顔認証部による顔認証処理が認証成功すると、前記記憶部に記憶される前記第2の認証用情報が記録される前記第2の情報コードを生成して前記表示部に表示し、前記第1の携帯端末の前記表示部に表示される前記第1の情報コードを前記撮像部により撮像することで前記読取部により読み取られた前記第1の認証用情報と前記記憶部に記憶される前記第2の認証用情報とから前記所定の復号方式を利用して復号される情報が前記記憶部に記憶される前記所定のマッチング情報に一致すると、認証成功を示す情報を前記報知部により報知することを特徴とする。
なお、上記各括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものである。
【発明の効果】
【0009】
請求項1の発明では、サーバは、第1のユーザと第2のユーザとをマッチングさせる際に、第1のユーザが所持する第1の携帯端末に対して、第1の認証用情報と第2のユーザの顔情報とが記録される第1の情報コードを送信するとともに、第2のユーザが所持する第2の携帯端末に対して、第2の認証用情報と第1のユーザの顔情報とが記録される第2の情報コードを送信した後、第1の携帯端末から第2の認証用情報が受信されるとともに第2の携帯端末から第1の認証用情報が受信されると、第1の携帯端末及び第2の携帯端末に対してサーバ側認証成功情報をそれぞれ送信する。第1の携帯端末は、撮像部により第2の情報コードが撮像されることで読取部により読み取られた第2の認証用情報をサーバに送信し、当該送信に応じてサーバからサーバ側認証成功情報が受信されると、読取部により第2の情報コードから読み取られた第1のユーザの顔情報と撮像部により撮像された第1のユーザの顔画像に関する顔情報を利用した顔認証部による顔認証処理の認証結果を報知部により報知する。第2の携帯端末は、撮像部により第1の情報コードが撮像されることで読取部により読み取られた第1の認証用情報をサーバに送信し、当該送信に応じてサーバからサーバ側認証成功情報が受信されると、読取部により第1の情報コードから読み取られた第2のユーザの顔情報と撮像部により撮像された第2のユーザの顔画像に関する顔情報を利用した顔認証部による顔認証処理の認証結果を報知部により報知する。
【0010】
これにより、正しくマッチングされた第1のユーザと第2のユーザとは、対面時に、相手の携帯端末に表示される情報コードと自分の顔とを自分の携帯端末で撮像することで、認証成功の報知を受けることができる。特に、サーバにて生成される第1の認証用情報及び第2の認証用情報を利用した認証と自撮りを利用した顔認証との二段階認証を相互に行うため、顔認証を利用しつつ、相手の顔を撮像することなく相互認証を行うことができる。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

個人
防災情報システム
25日前
個人
情報処理システム
12日前
日本精機株式会社
表示装置
5日前
個人
指先受の付いたマウス。
8日前
個人
介護者指名システム
19日前
個人
家計支援システム2
1か月前
コクヨ株式会社
収納ケース
1か月前
有限会社マイコム
制御盤のAI見積
1か月前
中国電力株式会社
販売支援方法
1か月前
エムケー精工株式会社
洗車場システム
21日前
株式会社Haul
採用支援方法
20日前
個人
施解錠制御システム
1か月前
キヤノン株式会社
情報処理装置
1か月前
個人
生活困窮者相談業務支援システム
1か月前
個人
災害情報表示システム
29日前
株式会社にしがき
会員権システム
26日前
個人
すべて大吉となるおみくじ制作装置
4日前
株式会社Asuka
本人認証方法
22日前
トヨタ自動車株式会社
表認識方法
26日前
株式会社アジラ
行動推定システム
1か月前
トヨタ自動車株式会社
情報処理装置
26日前
株式会社mov
情報処理装置
19日前
トヨタ自動車株式会社
図面表示装置
1か月前
個人
人流データ取得システム
1か月前
日本信号株式会社
料金精算システム
4日前
トヨタ自動車株式会社
画像処理装置
1か月前
トヨタ自動車株式会社
画像処理装置
25日前
トヨタ自動車株式会社
画像処理装置
21日前
株式会社JVCケンウッド
処理装置
25日前
トヨタ自動車株式会社
画像処理装置
1か月前
長屋印刷株式会社
思い出の品保管方法
25日前
株式会社野村総合研究所
提案推薦装置
1か月前
株式会社アイラボ
ICタグ広告
11日前
セコム工業株式会社
物品管理具
1か月前
個人
オフラインバックアップシステム
14日前
株式会社INFIY
情報処理システム
1か月前
続きを見る