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公開番号
2024117913
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-08-30
出願番号
2023024002
出願日
2023-02-20
発明の名称
車両用制御装置
出願人
株式会社SUBARU
代理人
弁理士法人筒井国際特許事務所
主分類
B60W
20/10 20160101AFI20240823BHJP(車両一般)
要約
【課題】車両制動時のエンジンストールを防止する。
【解決手段】車両用制御装置は、エンジンおよびモータジェネレータからなる動力源と、前記動力源と車輪とを接続する動力伝達経路に設けられる摩擦クラッチと、前記モータジェネレータを制御する制御システムと、を有する。前記制御システムは、前記摩擦クラッチが締結される走行状態であり、かつエンジンストールを発生させる車両制動状態であると判定した場合に、前記モータジェネレータのモータトルクをパルス状に変化させるトルク変動制御を実行し、前記摩擦クラッチを締結状態からスリップ状態に移行させる。
【選択図】図13
特許請求の範囲
【請求項1】
車両に設けられる車両用制御装置であって、
エンジンおよびモータジェネレータからなる動力源と、
前記動力源と車輪とを接続する動力伝達経路に設けられる摩擦クラッチと、
互いに通信可能に接続されるプロセッサおよびメモリを備え、前記モータジェネレータを制御する制御システムと、
を有し、
前記制御システムは、
前記摩擦クラッチが締結される走行状態であり、かつエンジンストールを発生させる車両制動状態であると判定した場合に、
前記モータジェネレータのモータトルクをパルス状に変化させるトルク変動制御を実行し、前記摩擦クラッチを締結状態からスリップ状態に移行させる、
車両用制御装置。
続きを表示(約 480 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の車両用制御装置において、
前記トルク変動制御は、前記モータトルクをパルス状に変化させ、前記摩擦クラッチの負荷トルクをパルス状に増加させる制御である、
車両用制御装置。
【請求項3】
請求項2に記載の車両用制御装置において、
前記トルク変動制御は、前記モータトルクである力行トルクをパルス状に増加させ、前記負荷トルクをパルス状に増加させる制御である、
車両用制御装置。
【請求項4】
請求項2に記載の車両用制御装置において、
前記トルク変動制御は、前記モータトルクである回生トルクをパルス状に減少させ、前記負荷トルクをパルス状に増加させる制御である、
車両用制御装置。
【請求項5】
請求項1に記載の車両用制御装置において、
前記トルク変動制御は、前記モータトルクを第1変化量でパルス状に変化させた後に、前記モータトルクを前記第1変化量よりも大きな第2変化量でパルス状に変化させる制御である、
車両用制御装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、車両に設けられる車両用制御装置に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
車両に搭載されるエンジンは、トランスミッション等の動力伝達経路を介して車輪に接続されている。このため、車輪回転速度の急速な低下を伴う急制動時には、エンジン回転数が急速に低下してエンジンストールを招いてしまう虞がある。そこで、エンジンと車輪との間に設けられる摩擦クラッチを滑らせることにより、急制動時におけるエンジン回転数の過度な低下を抑制する技術が提案されている(特許文献1-3参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2012-91583号公報
特許第5419627号公報
特許第2857666号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、車両制動時に滑らせる摩擦クラッチの応答速度によっては、クラッチ機構の解放タイミングが遅れ、エンジンストールを発生させてしまう虞がある。
【0005】
本発明の目的は、車両制動時のエンジンストールを防止することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
一実施形態に係る車両用制御装置は、車両に設けられる車両用制御装置であって、エンジンおよびモータジェネレータからなる動力源と、前記動力源と車輪とを接続する動力伝達経路に設けられる摩擦クラッチと、互いに通信可能に接続されるプロセッサおよびメモリを備え、前記モータジェネレータを制御する制御システムと、を有し、前記制御システムは、前記摩擦クラッチが締結される走行状態であり、かつエンジンストールを発生させる車両制動状態であると判定した場合に、前記モータジェネレータのモータトルクをパルス状に変化させるトルク変動制御を実行し、前記摩擦クラッチを締結状態からスリップ状態に移行させる。
【発明の効果】
【0007】
本発明の一態様によれば、車両制動時のエンジンストールを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明の一実施形態である車両用制御装置を備えた車両の一例を示す図である。
車両用制御装置の一例を示す図である。
制御ユニットの基本構造の一例を示す図である。
クラッチ学習制御の実行手順の一例を示すフローチャートである。
入力クラッチに作用する負荷トルクの一例を示す図である。
制御油圧マップの一例を示す図である。
ストールフラグ設定制御の実行手順の一例を示すフローチャートである。
初期トルク設定制御の実行手順の一例を示すフローチャートである。
初期目標トルクの設定状況を示す図である。
初期目標トルクの設定状況を示す図である。
ストール防止制御の実行手順の一例を示すフローチャートである
ストール防止制御の実行状況の一例を示すタイミングチャートである。
図12の範囲βを拡大して示すタイミングチャートである。
初期目標トルクの設定状況の他の例を示す図である。
初期目標トルクの設定状況の他の例を示す図である。
他の車両用制御装置のパワーユニットを簡単に示した図である。
他の車両用制御装置のパワーユニットを簡単に示した図である。
他の車両用制御装置のパワーユニットを簡単に示した図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下の説明において、同一または実質的に同一の構成や要素については、同一の符号を付して繰り返しの説明を省略する。
【0010】
<実施形態1>
<車両概要>
図1は本発明の一実施形態である車両用制御装置10を備えた車両11の一例を示す図である。図1に示すように、車両11は、エンジン12およびトランスミッション13からなるパワーユニット14を有している。トランスミッション13の出力軸である回転軸15には、プロペラ軸16、デファレンシャル機構17およびドライブ軸18を介して車輪19が連結されている。なお、図示するパワーユニット14は、後輪駆動用のパワーユニットであるが、これに限られることはなく、前輪駆動用や全輪駆動用のパワーユニットであっても良い。
(【0011】以降は省略されています)
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