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公開番号2024116662
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-08-28
出願番号2023022385
出願日2023-02-16
発明の名称検知デバイス
出願人槌屋ティスコ株式会社,国立大学法人福井大学
代理人個人
主分類H02N 1/04 20060101AFI20240821BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約【課題】様々な接触角度に対して検知能力を示す検知デバイスを提供する。
【解決手段】基布に織り込まれ第1の帯電極性を示す複数のパイル糸からなる第1パイル織編物と、基布に織り込まれ第2の帯電極性を示す複数のパイル糸からなり第1パイル織編物に接触し得るよう配置された第2パイル織編物と、第1パイル織編物に電気的に接続された導体と、第2パイル織編物に電気的に接続された導体と、を備え、第1パイル織編物と第2パイル織編物の接触により、摩擦帯電と静電誘導によって第1パイル織編物と第2パイル織編物との間に電位差を発生させ得る検知デバイスであって、第1の帯電極性と第2の帯電極性が、摩擦帯電列において反対側の極性に位置する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
基布に織り込まれ第1の帯電極性を示す複数のパイル糸からなる第1パイル織編物と、
基布に織り込まれ第2の帯電極性を示す複数のパイル糸からなり前記第1パイル織編物に接触し得るよう配置された第2パイル織編物と、
前記第1パイル織編物に電気的に接続された導体と、
前記第2パイル織編物に電気的に接続された導体と、を備え、
前記第1パイル織編物と前記第2パイル織編物の接触により、摩擦帯電と静電誘導によって前記第1パイル織編物と前記第2パイル織編物との間に電位差を発生させ得る検知デバイスであって、
前記第1の帯電極性と前記第2の帯電極性が、摩擦帯電列において反対側の極性に位置する、
ことを特徴とする検知デバイス。
続きを表示(約 730 文字)【請求項2】
前記第1の帯電極性を示す複数のパイル糸は、ポリアミド繊維を含み、
前記第2の帯電極性を示す複数のパイル糸は、フッ素樹脂繊維を含む、
ことを特徴とする請求項1に記載の検知デバイス。
【請求項3】
前記フッ素樹脂繊維は、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)、テトラフルオロエチレン-ヘキサフルオロプロピレン共重合体(FEP)、テトラフルオロエチレン-パーフルオロアルキルビニルエーテル共重合体(PFA)、テトラフルオロエチレン共重合体(ETFE)から選ばれる少なくとも一種の機能性繊維からなるマルチフィラメント糸である、
ことを特徴とする請求項2に記載の検知デバイス。
【請求項4】
前記パイル糸は、単糸繊度6デニール以上、羽毛の高さが3mm以上5mm以下で立毛密度が0.5万本/cm

以上1万本/cm

以下である、
ことを特徴とする請求項2に記載の検知デバイス。
【請求項5】
前記パイル糸は前記基布の緯糸に対しU字状又はW字状に絡ませるようにして織り込まれ根元が前記導体と電気的に接続するように接触している、
ことを特徴とする請求項4に記載の検知デバイス。
【請求項6】
前記基布の裏面に前記パイル糸の抜けを防ぐコーティング層を有し、前記パイル糸は前記コーティング層を介して前記導体と電気的に接続されている、
ことを特徴とする請求項5に記載の検知デバイス。
【請求項7】
前記コーティング層は、導電性である、
ことを特徴とする請求項6に記載の検知デバイス。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、検知デバイスに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
正帯電部材と、該正帯電部材に接触し得るよう配置された負帯電部材と、を有し、該正帯電部材と該負帯電部材との摩擦により帯電し得る摩擦帯電ユニットであって、負帯電部材がポリエステル樹脂の延伸成形体である、摩擦帯電ユニットが知られている(特許文献1)。
【0003】
第1の発電機要素及び第2の発電機要素を有する摩擦帯電型発電機であって、第1及び第2の発電機要素が、第1及び第2の発電機要素間の相対運動が摩擦帯電効果に起因する第1と第2の発電機要素間の電位差を発生させるように配置されており:第1の発電機要素が、第1の電子親和力を有する第1の摩擦帯電型材料を含み;第2の発電機要素が、第1の電子親和力と異なる第2の電子親和力を有する第2の摩擦帯電型材料を含み;第1の発電機要素が、テンプレート構造に広がるチャネルのアレイを有するテンプレート構造を含み、チャネルが第1の材料で実質的に充填されて、第1の材料のナノワイヤーのテンプレート化アレイを画定する、摩擦帯電型発電機も知られている(特許文献2)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2020-188566号公報
特開2020-528258号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明は、様々な接触角度に対して検知能力を示す検知デバイスを提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
前記課題を解決するために、請求項1記載の検知デバイスは、
基布に織り込まれ第1の帯電極性を示す複数のパイル糸からなる第1パイル織編物と、
基布に織り込まれ第2の帯電極性を示す複数のパイル糸からなり前記第1パイル織編物に接触し得るよう配置された第2パイル織編物と、
前記第1パイル織編物に電気的に接続された導体と、
前記第2パイル織編物に電気的に接続された導体と、を備え、
前記第1パイル織編物と前記第2パイル織編物の接触により、摩擦帯電と静電誘導によって前記第1パイル織編物と前記第2パイル織編物との間に電位差を発生させ得る検知デバイスであって、
前記第1の帯電極性と前記第2の帯電極性が、摩擦帯電列において反対側の極性に位置する、
ことを特徴とする。
【0007】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の検知デバイスにおいて、
前記第1の帯電極性を示す複数のパイル糸は、ポリアミド繊維を含み、
前記第2の帯電極性を示す複数のパイル糸は、フッ素樹脂繊維を含む、
ことを特徴とする。
【0008】
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の検知デバイスにおいて、
前記フッ素樹脂繊維は、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)、テトラフルオロエチレン-ヘキサフルオロプロピレン共重合体(FEP)、テトラフルオロエチレン-パーフルオロアルキルビニルエーテル共重合体(PFA)、テトラフルオロエチレン共重合体(ETFE)から選ばれる少なくとも一種の機能性繊維からなるマルチフィラメント糸である、
ことを特徴とする。
【0009】
請求項4に記載の発明は、請求項2に記載の検知デバイスにおいて、
前記パイル糸は、単糸繊度6デニール以上、羽毛の高さが3mm以上5mm以下で立毛密度が0.5万本/cm

以上1万本/cm

以下である、
ことを特徴とする。
【0010】
請求項5に記載の発明は、請求項4に記載の検知デバイスにおいて、
前記パイル糸は前記基布の緯糸に対しU字状又はW字状に絡ませるようにして織り込まれ根元が前記導体と電気的に接続するように接触している、
ことを特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)

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