TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2024114062
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-08-23
出願番号2023019444
出願日2023-02-10
発明の名称二方枠の施工用構造体及び施工方法
出願人大建工業株式会社
代理人弁理士法人前田特許事務所
主分類E06B 1/52 20060101AFI20240816BHJP(戸,窓,シャッタまたはローラブラインド一般;はしご)
要約【課題】床面から天井面に亘る開口に二方枠を容易に施工できるようにする。
【解決手段】室内の壁Wに形成された床面Fsから天井面Csに至る開口Oに二方枠10を施工するための施工用構造体Aは、二方枠10となる一対の縦枠11,11と、一対の縦枠11,11の少なくとも上端部を縦勝ちに連結する連結部材14とを備えている。上記施工用構造体Aにおいて、連結部材14は、各縦枠11に取り外し可能に固定されている。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
室内の壁に形成された床面から天井面に至る開口に二方枠を施工するための二方枠の施工用構造体であって、
上記二方枠となる一対の縦枠と、
上記一対の縦枠の少なくとも上端部を縦勝ちに連結する連結部材とを備え、
上記連結部材は、上記各縦枠に取り外し可能に固定されている
ことを特徴とする二方枠の施工用構造体。
続きを表示(約 930 文字)【請求項2】
請求項1に記載の二方枠の施工用構造体において、
上記一対の縦枠の互いに対向する内面には、戸当たりを設けるための溝が形成され、
上記連結部材は、上記一対の縦枠の一方の上記縦枠の上記溝内から他方の上記縦枠の上記溝内に亘るように延び、上記各縦枠に取り外し可能に固定されている
ことを特徴とする二方枠の施工用構造体。
【請求項3】
請求項2に記載の二方枠の施工用構造体において、
上記連結部材は、上記一対の縦枠によって挟まれる空間側から上記溝の内面に向かって上記連結部材を貫通するように打ち込まれた釘状部材により、上記各縦枠に取り外し可能に固定されている
ことを特徴とする二方枠の施工用構造体。
【請求項4】
請求項2に記載の二方枠の施工用構造体において、
上記連結部材は、上記一対の縦枠の上端部及び下端部のそれぞれを連結するように設けられている
ことを特徴とする二方枠の施工用構造体。
【請求項5】
室内の壁の2本の柱間に形成された床面から天井面に至る開口に二方枠を施工する二方枠の施工方法であって、
請求項1に記載の施工用構造体を、上記開口内の所定の施工位置に配置して、上記一対の縦枠を、上記開口の両側に設置された上記2本の柱に固定する固定工程と、
上記2本の柱に固定された上記施工用構造体から上記連結部材を取り外す取り外し工程とを備えている
ことを特徴とする二方枠の施工方法。
【請求項6】
室内の壁の2本の柱間に形成された床面から天井面に至る開口に二方枠を施工する二方枠の施工方法であって、
請求項2~4のいずれか1つに記載の施工用構造体を、上記開口内の所定の施工位置に配置して、上記一対の縦枠を、上記開口の両側に設置された上記2本の柱に固定する固定工程と、
上記2本の柱に固定された上記施工用構造体から上記連結部材を取り外す取り外し工程と、
上記一対の縦枠の上記溝内に上記戸当たりをそれぞれ設ける戸当たり施工工程とを備えている
ことを特徴とする二方枠の施工方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、室内の壁に形成された床面から天井面に至る開口に二方枠を施工するための二方枠の施工用構造体及び施工方法に関するものである。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
近年、住宅等の建物において、開口に下がり壁を設けず、床面から天井面に達する開口を開閉する建具装置(所謂、ハイドア)が多く用いられている。また、この種の建具装置を見た目良く仕上げるために、三方枠の上枠を天井内に埋め込むように施工することで、あたかも二方枠が施工されたように見せるものがある(例えば、下記の特許文献1を参照)。
【0003】
特許文献1に開示された建具装置では、天井材の施工前に、三方枠を組み立てて開口内に固定し、その後、天井材の下面が上枠の下面と面一になるように天井材を施工している。特許文献1に開示された建具装置では、このように三方枠を上枠が天井内に埋設されるように施工することにより、上枠のない二方枠が施工されたように見せている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2019-11559号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、上述の建具装置の構成では、上枠のないすっきりとした見た目の二方枠を施工したように見せることはできるものの、天井材と上枠の下面が面一となるように位置調整しながら天井材を固定する作業は容易ではなく、位置調整用の部材を別途施工する必要もあり、施工作業が煩雑になるという問題があった。
【0006】
本発明は斯かる点に鑑みてなされたもので、その目的は、床面から天井面に亘る開口に二方枠を容易に施工できるようにすることにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記の目的を達成するために、本発明では、二方枠となる一対の縦枠に少なくとも上端部を縦勝ちに連結する連結部材を取り外し可能に固定した施工用構造体を構成することとした。
【0008】
具体的には、第1の発明は、室内の壁に形成された床面から天井面に至る開口に二方枠を施工するための二方枠の施工用構造体であって、上記二方枠となる一対の縦枠と、上記一対の縦枠の少なくとも上端部を縦勝ちに連結する連結部材とを備え、上記連結部材は、上記各縦枠に取り外し可能に固定されていることを特徴とするものである。
【0009】
第1の発明では、上枠のない見た目のよい二方枠を施工するために、二方枠となる一対の縦枠に少なくとも上端部を縦勝ちに連結する連結部材を取り外し可能に固定した施工用構造体を用いることとしている。このような施工用構造体によれば、室内の壁に形成された床面から天井面に至る開口に、施工用構造体を嵌め込み、一対の縦枠を固定した後、連結部材を取り外すだけで、複雑な位置合わせを行うことなく、上枠のない見た目のよい二方枠を容易に開口内に施工することができる。
【0010】
第2の発明は、第1の発明において、上記一対の縦枠の互いに対向する内面には、戸当たりを設けるための溝が形成され、上記連結部材は、上記一対の縦枠の一方の上記縦枠の上記溝内から他方の上記縦枠の上記溝内に亘るように延び、上記各縦枠に取り外し可能に固定されていることを特徴とするものである。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

大建工業株式会社
戸枠材及び戸枠
3日前
大建工業株式会社
点検口枠及び点検口構造
1か月前
大建工業株式会社
開口構造及びその施工方法
1か月前
個人
防犯網戸システム
21日前
アルインコ株式会社
作業台
21日前
三協立山株式会社
開口部装置
3日前
三協立山株式会社
開口部装置
3日前
株式会社LIXIL
建具
13日前
株式会社LIXIL
建具
2日前
株式会社高橋監理
防火設備用の非常出入引戸
2日前
三和シヤッター工業株式会社
扉体
27日前
株式会社ニチベイ
電動ブラインド
9日前
三和シヤッター工業株式会社
扉体
27日前
株式会社LIXIL
サッシ
3日前
三和シヤッター工業株式会社
扉体
27日前
三和シヤッター工業株式会社
扉体
27日前
株式会社LIXIL
サッシ
2日前
株式会社 浅原
建物の出入口部開閉装置
3日前
三和シヤッター工業株式会社
ドア装置
27日前
三和シヤッター工業株式会社
ドア装置
27日前
三和シヤッター工業株式会社
ドア装置
27日前
三和シヤッター工業株式会社
ドア装置
27日前
株式会社LIXIL
建具
21日前
株式会社LIXIL
改装建具
20日前
株式会社LIXIL
改装建具
13日前
一般社団法人住環境創造研究所
窓ガラス防護パネル
27日前
YKK AP株式会社
建具
24日前
YKK AP株式会社
建具
3日前
YKK AP株式会社
建具
3日前
株式会社荏原製作所
キャビネット
13日前
YKK AP株式会社
建具
21日前
大建工業株式会社
戸枠材及び戸枠
3日前
文化シヤッター株式会社
開閉体装置及び開閉体制御方法
1か月前
三協立山株式会社
サッシ
3日前
YKK AP株式会社
障子
1か月前
YKK AP株式会社
二重窓
3日前
続きを見る