TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2024123603
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-12
出願番号2023031168
出願日2023-03-01
発明の名称建具
出願人YKK AP株式会社
代理人弁理士法人樹之下知的財産事務所
主分類E06B 3/16 20060101AFI20240905BHJP(戸,窓,シャッタまたはローラブラインド一般;はしご)
要約【課題】容易に施工することができる建具を提供すること。
【解決手段】室内窓1は、建物の開口部F1の上面F2に固定される上枠2と、上枠2に連結されるとともに、壁開口部F1の下面F3に固定される障子4と、を備え、上枠2は、下方に延びる連結垂下片232を備え、障子4は、連連結垂下片232に対向する第1見付け面部423と、を備え、連結垂下片232および第1見付け面部423は、見込み方向一方側から取り付けられる上框固定ねじ24により固定されている。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
建物の開口部の上面に固定される上枠と、
前記上枠に連結されるとともに、前記開口部の下部に固定される障子と、を備え、
前記上枠は、下方に延びる連結垂下片を備え、
前記障子は、前記連結垂下片に対向する連結対向部を備え、
前記連結垂下片および前記連結対向部は、見込み方向一方側から取り付けられる固定具により固定されている建具。
続きを表示(約 870 文字)【請求項2】
請求項1に記載の建具において、
前記障子は、前記連結垂下片が差し込まれる差込孔を備え、
前記連結垂下片は、前記上枠から前記見込み方向一方側に向けて斜め下方に延びる傾斜片部を備え、
前記連結対向部は、前記差込孔に差し込まれた前記連結垂下片よりも前記見込み方向一方側に設けられている建具。
【請求項3】
請求項2に記載の建具において、
前記連結垂下片は、前記傾斜片部から略鉛直下方に延びる鉛直片部を備え、
前記連結対向部は、前記鉛直片部に対向するように設けられ、前記固定具により前記鉛直片部に固定されている建具。
【請求項4】
請求項1に記載の建具において、
前記連結垂下片は、略鉛直下方に延びるように形成された鉛直片部を備え、
前記連結対向部は、前記鉛直片部に対向するように設けられ、
前記鉛直片部および前記連結対向部のうち一方の部位は、他方の部位に対して前記見込み方向一方側に設けられ、
前記一方の部位は、前記固定具としてのねじが挿通される縦長孔状のねじ挿通長孔を備え、
前記他方の部位は、前記ねじが螺合される雌ねじ部を備えている建具。
【請求項5】
請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の建具において、
前記上枠は、前記障子の見込み方向における一方側および他方側において、前記障子の一対の見付け面における上側の部位に対向する障子対向部を備えている建具。
【請求項6】
請求項1に記載の建具において、
前記障子における前記見込み方向一方側の見付け面には、前記固定具を前記連結垂下片および前記連結対向部に取り付けるための固定具取付用開口部と、前記固定具取付用開口部を塞ぐ障子上側カバーと、が設けられている建具。
【請求項7】
請求項1に記載の建具において、
前記連結垂下片を有し、前記上枠に固定される連結部材を備えている建具。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、建具に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
従来、2つの窓装置を水平方向に連結して、壁の開口部に設置する構成が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1の構成において、各窓装置は、上部フレームと、下部フレームと、中間フレームと、2本の側部フレームと、2枚の透光板と、を備えている。一方の透光板は、上部フレーム、中間フレームおよび2本の側部フレームにより四周が囲まれており、他方の透光板は、中間フレーム、下部フレームおよび2本の側部フレームにより四周が囲まれている。
上部フレーム、下部フレーム、中間フレームおよび2本の側部フレームにおける見込み方向の中央には、透光板の端部を受け入れる受入溝が設けられている。受入溝には、透光板の端部を保持するガスケットが嵌め込まれている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-84687号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1に記載のような構成では、固着具を打ち込む工具が透光板に接触するおそれがあり容易に施工することができない。
【0005】
本発明の目的は、容易に施工することができる建具を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の建具は、建物の開口部の上面に固定される上枠と、前記上枠に連結されるとともに、前記開口部の下部に固定される障子と、を備え、前記上枠は、下方に延びる連結垂下片を備え、前記障子は、前記連結垂下片に対向する連結対向部を備え、前記連結垂下片および前記連結対向部は、見込み方向一方側から取り付けられる固定具により固定されていることを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、容易に施工することができる建具を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
実施形態における室内窓の縦断面図である。
実施形態における室内窓の横断面図である。
実施形態における室内窓を構成する連結部材および上框の斜視図である。
実施形態における障子の建て込み方法の説明図であり、上框の差込孔に連結部材の被固定片を差し込んだ状態を示す。
実施形態における障子の建て込み方法の説明図であり、建て込み時における障子の動きを示す。
変形例における室内窓の要部の縦断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
[実施形態]
〔室内窓の構成〕
以下、本発明の実施形態の建具である室内窓について、図面を参照して説明する。
図1は、実施形態の室内窓の縦断面図である。図2は、室内窓の横断面図である。図3は、室内窓を構成する連結部材および上框の斜視図である。
図1および図2に示す室内窓1は、建物の室内空間を第1室内空間と第2室内空間に仕切る躯体である壁Fの開口部としての壁開口部F1に設置される。本実施形態では、1枚の壁Fの壁開口部F1を塞ぐ腰高窓状に設置された室内窓1を例示するが、室内窓1は、左右方向の片側が開放されるように設置される構成(片側オープン納まり型)、下端が床に接触するように設置される構成(床設置型)、片側オープン納まり型と床設置型を組み合わせた構成、または、コーナー方立を介して互い直交するように設置される構成であっても良い。また、室内窓1と同じ構成を、屋外と屋内とを仕切る窓に適用しても良い。
【0010】
室内窓1は、壁開口部F1の上面F2に固定される上枠2と、上枠2に連結されるとともに壁開口部F1の下部としての下面F3に固定される障子ユニット3と、を備えている。障子ユニット3は、見付け方向に連結された一対の障子4を備えている。一対の障子4は、上段に位置する上段FIX窓40Aと、下段に位置する下段FIX窓40Bと、をそれぞれ備えている。なお、一対の障子4は、3段以上のFIX窓を備えていても良い。
なお、壁Fの壁面に沿った水平方向をX軸方向、壁面に沿った上下方向をY軸方向、壁面に直交する方向をZ軸方向とする。そして、X軸方向において、室内窓1を第1空間から見て左側の方向をX1方向、右側の方向をX2方向とし、Y軸方向において、上方向をY1方向、下方向をY2方向とし、Z軸方向において第2空間から第1空間に向かう方向をZ1方向、第1空間から第2空間に向かう方向をZ2方向とする。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

個人
防犯網戸システム
8日前
三協立山株式会社
建具
1か月前
アルインコ株式会社
連梯子
2か月前
アルインコ株式会社
作業台
8日前
三協立山株式会社
開口部装置
2か月前
株式会社ニチベイ
ブラインド
2か月前
三協立山株式会社
開口部装置
2か月前
三協立山株式会社
開口部装置
2か月前
三協立山株式会社
開口部装置
2か月前
三協立山株式会社
開口部装置
3か月前
三協立山株式会社
開口部装置
3か月前
豊和工業株式会社
止水パネルの取付具
1か月前
積水ハウス株式会社
梯子
1か月前
文化シヤッター株式会社
開閉装置
2か月前
個人
戸板密着機構及びそれを含む戸
2か月前
株式会社LIXIL
建具
24日前
株式会社LIXIL
建具
28日前
株式会社LIXIL
建具
1か月前
株式会社LIXIL
雨戸
1か月前
株式会社LIXIL
建具
今日
株式会社LIXIL
建具
1か月前
株式会社LIXIL
建具
1か月前
三和シヤッター工業株式会社
扉体
14日前
大和ハウス工業株式会社
外壁構造
2か月前
文化シヤッター株式会社
シャッター装置
2か月前
株式会社ショーワ興業
梯子用架台
2か月前
三和シヤッター工業株式会社
扉体
14日前
三和シヤッター工業株式会社
扉体
14日前
三和シヤッター工業株式会社
扉体
14日前
文化シヤッター株式会社
シャッター装置
2か月前
株式会社横引SR
L型横引シャッター装置
2か月前
セイキ住工株式会社
ロールスクリーン装置
2か月前
三和シヤッター工業株式会社
ドア装置
14日前
株式会社LIXIL
建具
28日前
株式会社LIXIL
建具
1か月前
株式会社ベスト
扉用シャッタ装置、扉
1か月前
続きを見る