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公開番号
2024113449
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-08-22
出願番号
2023018435
出願日
2023-02-09
発明の名称
排気系部品
出願人
フタバ産業株式会社
代理人
名古屋国際弁理士法人
主分類
F01N
13/08 20100101AFI20240815BHJP(機械または機関一般;機関設備一般;蒸気機関)
要約
【課題】連通口が形成された流路部材に連通口を閉塞可能な閉塞部が設けられる場合に、閉塞部と流路部材との摺動音を低減するための技術を提供する。
【解決手段】排気系部品は、流路部材と、軸部と、閉塞部と、を備える。流路部材は、内燃機関からの排ガスの流路を形成する。流路部材には、流路の内外を連通する連通口が形成されている。軸部は、流路内へ延び、軸回転可能に構成されている。閉塞部は、軸部に取り付けられ、連通口を閉塞可能に構成されている。また、閉塞部は、軸部の軸回転により、連通口を開放する開放位置と、連通口を閉塞する閉塞位置と、の間で変位可能である。軸部の軸方向から視て、閉塞部の開放位置から閉塞位置への変位方向における前側の第1端部は、閉塞部の上記変位方向における第1端部と反対側の第2端部と比較して、軸部の中心軸からの距離が短い。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
内燃機関からの排ガスの流路を形成する流路部材であって、前記流路の内外を連通する連通口が形成された前記流路部材と、
前記流路内へ延び、軸回転可能に構成された軸部と、
前記軸部に取り付けられ、前記連通口を閉塞可能に構成された閉塞部と、
を備え、
前記閉塞部は、前記軸部の軸回転により、前記連通口を開放する開放位置と、前記連通口を閉塞する閉塞位置と、の間で変位可能であり、
前記軸部の軸方向から視て、前記閉塞部の前記開放位置から前記閉塞位置への変位方向における前側の第1端部は、前記閉塞部の前記変位方向における前記第1端部と反対側の第2端部と比較して、前記軸部の中心軸からの距離が短い、排気系部品。
続きを表示(約 620 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の排気系部品であって、
前記軸部は、その中心軸が前記排ガスの流れ方向において前記連通口の開口面と重ならないように配置されている、排気系部品。
【請求項3】
請求項1又は請求項2に記載の排気系部品であって、
前記軸部は、前記流路部材の中心軸よりも前記連通口側に配置されている、排気系部品。
【請求項4】
請求項1又は請求項2に記載の排気系部品であって、
前記閉塞部は、帯状であって、その両端部が前記軸部に取り付けられている、排気系部品。
【請求項5】
請求項1又は請求項2に記載の排気系部品であって、
前記連通口は、前記流路部材における鉛直方向下側の領域に形成されている、排気系部品。
【請求項6】
請求項5に記載の排気系部品であって、
前記開放位置における前記閉塞部は、前記閉塞位置における前記閉塞部よりも上流側に位置している、排気系部品。
【請求項7】
請求項1又は請求項2に記載の排気系部品であって、
前記連通口を介して前記流路と連続する分岐路を形成する分岐部材を更に備える、排気系部品。
【請求項8】
請求項7に記載の排気系部品であって、
前記開放位置における前記閉塞部は、前記閉塞位置における前記閉塞部よりも下流側に位置している、排気系部品。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、排気系部品に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、弁室内に設けられ、弁室に形成された流出口を開閉可能な弁体が記載されている。特許文献1に記載の弁体は、軸部と閉塞部とを有する。閉塞部は、軸部に取り付けられ、軸部の軸回転により変位して流出口を開閉する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第5881335号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、内燃機関からの排ガスの流路を形成する流路部材がある。この種の流路部材に連通口が形成される場合、例えば、当該連通口を開閉可能にするために、特許文献1に記載のような閉塞部を設けることが考えられる。しかしながら、本発明者らの詳細な検討の結果、閉塞部を変位させるときに、閉塞部と流路部材との摺動音が発生してしまう場合があることが判明した。
【0005】
本開示の一局面は、連通口が形成された流路部材に連通口を閉塞可能な閉塞部が設けられる場合に、閉塞部と流路部材との摺動音を低減するための技術を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の一態様は、排気系部品であって、流路部材と、軸部と、閉塞部と、を備える。流路部材は、内燃機関からの排ガスの流路を形成する。流路部材には、流路の内外を連通する連通口が形成されている。軸部は、流路内へ延び、軸回転可能に構成されている。閉塞部は、軸部に取り付けられ、連通口を閉塞可能に構成されている。また、閉塞部は、軸部の軸回転により、連通口を開放する開放位置と、連通口を閉塞する閉塞位置と、の間で変位可能である。軸部の軸方向から視て、閉塞部の開放位置から閉塞位置への変位方向における前側の第1端部は、閉塞部の上記変位方向における第1端部と反対側の第2端部と比較して、軸部の中心軸からの距離が短い。
【0007】
このような構成によれば、閉塞部と流路部材との摺動面積を低減することができるため、閉塞部と流路部材との摺動音を低減することができる。
【0008】
本開示の一態様では、軸部は、その中心軸が排ガスの流れ方向において連通口の開口面と重ならないように配置されていてもよい。このような構成によれば、閉塞部が閉塞位置にある状態において、閉塞部と流路部材との接触面積を増大することができるため、閉塞部と流路部材とのシール性を向上することができる。
【0009】
本開示の一態様では、軸部は、流路部材の中心軸よりも連通口側に配置されていてもよい。このような構成によれば、閉塞部によって排ガスの流れが妨げられることを抑制することができる。
【0010】
本開示の一態様では、閉塞部は、帯状であって、その両端部が軸部に取り付けられていてもよい。このような構成によれば、閉塞部が変位するときの閉塞部の安定性を向上させることができる。
(【0011】以降は省略されています)
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