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公開番号
2025000982
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-07
出願番号
2024174576,2023525474
出願日
2024-10-03,2021-11-26
発明の名称
切り替え可能ロッカーアーム
出願人
イートン インテリジェント パワー リミテッド
,
Eaton Intelligent Power Limited
代理人
弁理士法人はなぶさ特許商標事務所
主分類
F01L
13/00 20060101AFI20241224BHJP(機械または機関一般;機関設備一般;蒸気機関)
要約
【課題】軽量性、一体的なアセンブリ、及び高密度な実装という1つ以上の目標を満たす切り替え可能ロッカーアームを提供する。
【解決手段】切り替え可能ロッカーアーム1は、ロッカーシャフトを中心に回転するように構成された本体10を備えることができる。本体は、バルブ端部102と、ピストン孔135を含むカム端部と、を含むことができる。第2の本体21は、ピボット部と、カムを受ける伝達部と、伝達部を貫通するラッチ孔と、を含むことができる。ラッチアセンブリをラッチ孔内に装着することができる。ピストンアセンブリをピストン孔内に装着することができる。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
切り替え可能ロッカーアームであって、
ロッカーシャフトを中心に回転するように構成され、バルブ端部と、カム端部と、を含む、本体と、
カムを受ける伝達部と、前記カムを受ける伝達部を貫通するラッチ孔と、を含み、前記カムを受ける伝達部は、ベアリングアクスルと、前記ベアリングアクスル上で回転するように装着されたローラーベアリングと、を含む、第2の本体と、
前記ラッチ孔内に装着され、前記ラッチ孔の外側へ付勢された第1のラッチ及び第2のラッチを含む、ラッチアセンブリと、を備え、
前記カムを受ける伝達部の前記ベアリングアクスルは、前記ラッチ孔を含む、切り替え可能ロッカーアーム。
続きを表示(約 840 文字)
【請求項2】
前記カム端部は、第1のピストン孔及び第1の端壁を含む第1のアームボーダー部と、第2のピストン孔及び第2の端壁を含む第2のアームボーダー部とを形成するように分岐している、請求項1に記載の切り替え可能ロッカーアーム。
【請求項3】
前記第1のピストン孔内に着座した第1のピストンと、前記第2のピストン孔内に着座した第2のピストンと、を含む、ピストンアセンブリを更に含む、請求項2に記載の切り替え可能ロッカーアーム。
【請求項4】
前記第2の本体の動きを制限するように構成された1つ以上の移動停止部を含む1つ以上の移動制限構造を更に含む、請求項3に記載の切り替え可能ロッカーアーム。
【請求項5】
前記本体は、前記第1のピストン孔及び前記第2のピストン孔に液圧流体を供給するように構成された液圧供給部を含む、請求項3に記載の切り替え可能ロッカーアーム。
【請求項6】
前記カムを受ける伝達部の上に装着されたロストモーションスプリングを備える、請求項1に記載の切り替え可能ロッカーアーム。
【請求項7】
前記カム端部に固定され、前記ロストモーションスプリングを着座させるスプリングプレートを備える、請求項6に記載の切り替え可能ロッカーアーム。
【請求項8】
前記カムを受ける伝達部は、前記ロストモーションスプリングを着座させるように更に構成されている、請求項6に記載の切り替え可能ロッカーアーム。
【請求項9】
前記カムを受ける伝達部は、前記ベアリングアクスルのフレームを形成するように構成された凹状体を含む、請求項1に記載の切り替え可能ロッカーアーム。
【請求項10】
前記第2の本体は、前記ピボット部につなぎ止められるように構成されている、請求項1に記載の切り替え可能ロッカーアーム。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
切り替え可能ロッカーアームは、第2の本体の伝達部(transfer portion)を貫通して装着されたラッチアセンブリを備える。ロストモーションスプリングは第2の本体と一体化されていてよい。本体に対して第2の本体を枢動させるための選択肢として、いくつかのピボット部が示される。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
切り替え可能ロッカーアームにより、燃焼機械において気筒休止などの可変バルブ作動技術が可能となる。しかし、切り替え機能を機械の狭い空間内に実装することに関しては、依然として問題がある。
【発明の概要】
【0003】
切り替え可能ロッカーアームにより、気筒休止、及び、早期の若しくは遅れたバルブ開閉、又は高め若しくは低めの相対リフト高さのバルブ開閉などの切り替え式のリフトイベント(例えば、EEVO、EEVC、LIVC、EIVO、NVO、iEGR、エンジンブレーキ等)などの可変バルブ作動技術が可能となることがわかっている。機械全体の重量を低減するために、軽量な設計が望ましい。元の製造又は交換部品のいずれかとして、機械への設置を容易にするために、一体化して製造することが望ましい。しかし、切り替え機能を機械の狭い空間内に実装することに関しては、依然として問題がある。
【0004】
上で概説した1つ以上の課題を解決するために、いくつかの切り替え可能ロッカーアームが示される。そのような切り替え可能ロッカーアームは、ロッカーシャフトを中心に回転するように構成された本体を備える。本体は、バルブ端部と、ピストン孔を含むカム端部と、を含むことができる。第2の本体は、ピボット部と、カムを受ける伝達部と、伝達部を貫通するラッチ孔と、を含むことができる。ラッチ孔内にラッチアセンブリが装着される。ピストン孔内にピストンアセンブリが装着される。
【0005】
追加の態様では、切り替え可能ロッカーアームは、第1のピストン孔及び第1の端壁を含む第1のアームボーダー部と、第2のピストン孔及び第2の端壁を含む第2のアームボーダー部とを形成するように分岐している、カム端部を備えることができる。ピストンアセンブリは、第1のピストン孔内に着座した第1のピストンと、第2のピストン孔内に着座した第2のピストンと、を含むことができる。切り替え可能ロッカーアームは、本体に液圧供給部を備えることができ、液圧供給部は、第1のピストン孔及び第2のピストン孔に液圧流体を供給するように構成されている。
【0006】
伝達部の上にロストモーションスプリングを装着することができる。ロストモーションスプリングは、伝達部の全体に対してバランスをとった(balanced over)慣性中心を有することができる。スプリングプレートを、カム端部に固定し、ロストモーションスプリングを着座させることができる。
【0007】
伝達部は、ベアリングアクスルと、ベアリングアクスル上で回転するように装着されたローラーベアリングと、を含むことができる。ベアリングアクスルは、ラッチ孔を含むことができる。ラッチアセンブリは、ラッチ孔の外側へ付勢された第1のラッチ及び第2のラッチを含むことができる。
【0008】
伝達部は、ベアリングアクスルのフレームを形成するように構成された凹状体を含むことができる。伝達部は、ロストモーションスプリングを着座させるように更に構成されていてもよい。第2の本体は、ピボット部につなぎ止められる(anchor)ように構成されてもよい。ピボット部は、ロッカーシャフトを中心に回転するように構成された一対のロッカーシャフトベアリングを含んでいてもよい。第2のアームは、凹状体、ピボット部、及び接続体を形成するスタンピング加工されたシートを含むことができる。接続体は、ロッカーシャフト孔とカム端部との間の本体の部分に架け渡されていてよい。
【0009】
切り替え可能ロッカーアームは、スプリングフレームを備えることができ、スプリングフレームは、伝達部に当接する第1のプロングと、伝達部に当接する第2のプロングと、第1のプロングと第2のプロングとの間に架け渡されたスプリング着座部と、を含む。スプリングフレームは、第1の側から伝達部を覆うことができ、第2の本体は、第1の側から伝達部を覆う凹状フレームを含むことができる。又は、スプリングフレームは、第1の側から伝達部を覆うことができ、第2の本体は、第2の側から伝達部を覆う凹状フレームを含むことができる。
【0010】
追加的な目標及び利点は、以下の説明である程度説明され、ある程度は説明より明らかになるであろう、又は本開示の実践により学習され得る。目標及び利点はまた、特に添付の「特許請求の範囲」で指摘された要素及び組み合わせによって実現され、得られるであろう。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
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