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10個以上の画像は省略されています。
公開番号2024110302
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-08-15
出願番号2023014825
出願日2023-02-02
発明の名称監視システム、監視装置、監視方法、プログラム
出願人富士電機株式会社
代理人個人,個人
主分類B61B 1/02 20060101AFI20240807BHJP(鉄道)
要約【課題】より簡易にドアにおける異物の挟み込みを検知することが可能な技術を提供する
【解決手段】一実施形態に係る監視システム100は、駅STのホームPFに設置され、ホームPFに停車している鉄道車両200のドアDRが設けられる側面を含む画像を取得する撮像部110と、撮像部110により取得される画像に含まれる人を認識する人認識部120と、撮像部110により取得される画像の全領域のうちの人が含まれる第1の領域以外を対象として、ドアDRにおける異物の挟み込みを検知する検知部140と、を備える。
【選択図】図7
特許請求の範囲【請求項1】
駅のホームに設置され、ホームに停車している鉄道車両のドアが設けられる側面を含む画像を取得する撮像部と、
前記画像に含まれる人を認識する認識部と、
前記画像の全領域のうちの前記人が含まれる第1の領域以外を対象として、前記ドアにおける異物の挟み込みを検知する検知部と、を備える、
監視システム。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
第1の抽出部を備え、
前記認識部は、前記画像の中の前記人が含まれる矩形領域を認識し、
前記第1の抽出部は、前記矩形領域に基づき、前記画像の中の前記第1の領域以外の領域を抽出し、
前記検知部は、前記第1の抽出部により抽出される領域で、前記ドアにおける異物の挟み込みを検知する、
請求項1に記載の監視システム。
【請求項3】
前記矩形領域の中から前記人が映っている前記第1の領域を抽出する第2の抽出部を備え、
前記第1の抽出部は、前記第2の抽出部により抽出される前記第1の領域以外の領域を抽出する、
請求項2に記載の監視システム。
【請求項4】
前記第1の抽出部は、前記画像の中の前記鉄道車両の側面に該当する第2の領域のうちの前記第1の領域以外の領域を抽出する、
請求項2に記載の監視システム。
【請求項5】
前記認識部は、前記画像の中の前記鉄道車両の側面に該当する前記第2の領域で前記人を認識する、
請求項4に記載の監視システム。
【請求項6】
前記鉄道車両の側面の前後方向での撮像範囲が互いに異なり且つ前記前後方向で隣り合う前記撮像部同士の撮像範囲の一部が重複する、複数の前記撮像部を備える、
請求項1乃至5の何れか一項に記載の監視システム。
【請求項7】
前記検知部は、前記前後方向で隣り合う前記撮像部同士のそれぞれにより取得される前記画像に基づき、双方の前記撮像部の撮像範囲に含まれる同じ前記ドアにおける異物の挟み込みを検知する、
請求項6に記載の監視システム。
【請求項8】
前記ホーム又は前記鉄道車両の運転室若しくは車掌室に設けられ、前記検知部の検知結果を表示する表示部を備える、
請求項1乃至5の何れか一項に記載の監視システム。
【請求項9】
駅のホームに設置される撮像部により取得される、ホームに停車している鉄道車両のドアが設けられる側面を含む画像に含まれる人を認識する認識部と、
前記画像の全領域のうちの前記人が含まれる第1の領域以外を対象として、前記ドアにおける異物の挟み込みを検知する検知部と、を備える、
監視装置。
【請求項10】
情報処理装置が、駅のホームに設置される撮像部により取得される、ホームに停車している鉄道車両のドアが設けられる側面を含む画像に含まれる人を認識する認識ステップと、
前記情報処理装置が、前記画像の全領域のうちの前記人が含まれる第1の領域以外を対象として、前記ドアにおける異物の挟み込みを検知する検知ステップと、を含む、
監視方法。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、監視システム等に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
例えば、鉄道車両のドアごとに、2枚のドアパネルの突合せ部分を撮像範囲に含むカメラを設け、カメラの画像に基づきドアにおける異物の挟み込み(戸挟み)を検知する技術が知られている(特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-37904号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上記の技術では、鉄道車両のドアごとにカメラが設けられる必要がある。また、例えば、ドアごとの画像を解析する必要が生じ、その結果、画像解析のために必要なハードウェアリソースが増大を招く必要がある。そのため、ドアにおける異物の挟み込みの検知を実現するための構成が複雑になる可能性がある。
【0005】
そこで、上記課題に鑑み、より簡易にドアにおける異物の挟み込みを検知することが可能な技術を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するため、本開示の一実施形態では、
駅のホームに設置され、ホームに停車している鉄道車両のドアが設けられる側面を含む画像を取得する撮像部と、
前記画像に含まれる人を認識する認識部と、
前記画像の全領域のうちの前記人が含まれる第1の領域以外を対象として、前記ドアにおける異物の挟み込みを検知する検知部と、を備える、
監視システムが提供される。
【0007】
また、本開示の他の実施形態では、
駅のホームに設置される撮像部により取得される、ホームに停車している鉄道車両のドアが設けられる側面を含む画像に含まれる人を認識する認識部と、
前記画像の全領域のうちの前記人が含まれる第1の領域以外を対象として、前記ドアにおける異物の挟み込みを検知する検知部と、を備える、
監視装置が提供される。
【0008】
また、本開示の更に他の実施形態では、
情報処理装置が、駅のホームに設置される撮像部により取得される、ホームに停車している鉄道車両のドアが設けられる側面を含む画像に含まれる人を認識する認識ステップと、
前記情報処理装置が、前記画像の全領域のうちの前記人が含まれる第1の領域以外を対象として、前記ドアにおける異物の挟み込みを検知する検知ステップと、を含む、
監視方法が提供される。
【0009】
また、本開示の更に他の実施形態では、
情報処理装置に、
駅のホームに設置される撮像部により取得される、ホームに停車している鉄道車両のドアが設けられる側面を含む画像に含まれる人を認識する認識ステップと、
前記画像の全領域のうちの前記人が含まれる第1の領域以外を対象として、前記ドアにおける異物の挟み込みを検知する検知ステップと、を実行させる、
プログラムが提供される。
【発明の効果】
【0010】
上述の実施形態によれば、より簡易にドアにおける異物の挟み込みを検知することができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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