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公開番号2024109169
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-08-14
出願番号2023013804
出願日2023-02-01
発明の名称情報コード読取装置
出願人株式会社デンソーウェーブ
代理人個人,個人
主分類G06K 7/14 20060101AFI20240806BHJP(計算;計数)
要約【課題】情報コードを適切にかざしているかユーザが容易に視認可能な構成を提供する。
【解決手段】ユーザによってかざされる情報コードが、筐体11の上面11aのうちユーザに対して表示画面23aよりも奥側に設けられる撮像窓24aを介して撮像部24により撮像されるように構成され、制御部21にてなされる撮像画像表示処理では、表示画面23aによる表示範囲のうちユーザに対して手前側となる範囲を撮像画像表示範囲Sとして上記撮像画像を表示するように制御される。
【選択図】図7
特許請求の範囲【請求項1】
ユーザによってかざされる情報コードを光学的に読み取る据え置き型の情報コード読取装置であって、
筐体と、
前記筐体の一面に表示画面が設けられる表示部と、
前記一面のうち前記ユーザに対して前記表示画面よりも奥側に設けられる撮像窓を介して撮像する撮像部と、
前記撮像部によって撮像された前記情報コードの撮像画像から当該情報コードに記録される情報を読み取る読取部と、
前記撮像部の撮像画像を前記表示画面による表示範囲の一部を占める撮像画像表示範囲に表示するように前記表示部を制御可能な制御部と、
を備え、
前記制御部は、前記情報コードが前記撮像窓にかざされる際に、前記表示画面による表示範囲のうち前記ユーザに対して手前側となる範囲を前記撮像画像表示範囲として前記撮像部の撮像画像を表示するように前記表示部を制御することを特徴とする情報コード読取装置。
続きを表示(約 1,200 文字)【請求項2】
前記制御部は、前記撮像画像表示範囲に前記撮像部の撮像画像を左右反転させて表示するように前記表示部を制御することを特徴とする請求項1に記載の情報コード読取装置。
【請求項3】
前記制御部は、
前記撮像部により撮像された撮像画像に前記情報コードの一部が含まれているか否かについて判定する判定部を備えて、
前記撮像画像に前記情報コードの一部が含まれていると前記判定部により判定された場合に、前記撮像画像に占める前記情報コードの一部の位置に基づいて当該情報コードを前記撮像画像の中心に向けて誘導するための誘導情報を前記撮像画像表示範囲と異なる前記表示範囲の他の一部に表示するように前記表示部を制御することを特徴とする請求項1に記載の情報コード読取装置。
【請求項4】
ユーザによってかざされる情報コードを光学的に読み取る据え置き型の情報コード読取装置であって、
筐体と、
前記筐体の一面に表示画面が設けられる表示部と、
前記一面に設けられる撮像窓を介して外部を撮像する撮像部と、
前記撮像部によって撮像された前記情報コードの撮像画像から当該情報コードに記録される情報を読み取る読取部と、
前記撮像部の撮像画像を前記表示画面による表示範囲の一部を占める撮像画像表示範囲に表示するように前記表示部を制御可能な制御部と、
を備え、
前記制御部は、
前記撮像部により撮像された撮像画像に前記情報コードの一部が含まれているか否かについて判定する判定部と、
前記撮像画像に前記情報コードの一部が含まれていると前記判定部により判定された場合に、前記撮像画像に占める前記情報コードの一部の位置に基づいて前記撮像画像表示範囲の位置を設定する表示範囲設定部と、
を備えることを特徴とする情報コード読取装置。
【請求項5】
前記撮像画像に占める前記情報コードの一部の位置と設定すべき前記撮像画像表示範囲の位置とが関連付けられた表示範囲設定情報が予め記憶される記憶部を備え、
前記表示範囲設定部は、前記撮像画像に前記情報コードの一部が含まれていると前記判定部により判定された場合に、前記撮像画像に占める前記情報コードの一部の位置と前記記憶部に記憶される前記表示範囲設定情報とに基づいて前記撮像画像表示範囲の位置を設定することを特徴とする請求項4に記載の情報コード読取装置。
【請求項6】
前記制御部は、
前記撮像画像に前記情報コードの一部が含まれていると前記判定部により判定された場合に、前記撮像画像に占める前記情報コードの一部の位置に基づいて当該情報コードを前記撮像画像の中心に向けて誘導するための誘導情報を前記撮像画像表示範囲と異なる前記表示範囲の他の一部に表示するように前記表示部を制御することを特徴とする請求項5に記載の情報コード読取装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、情報コードを光学的に読み取る情報コード読取装置に関するものである。
続きを表示(約 2,400 文字)【背景技術】
【0002】
従来、バーコードやQRコード(登録商標)などの情報コードを光学的に読み取る情報コード読取装置に関する技術として、例えば、下記特許文献1に開示される決済端末が知られている。この決済端末は、入力部が設けられた第1面と表示部が設けられた第2面とが互いに傾斜して配されるように構成されており、店舗側の担当者によって決済金額が第1面の入力部に対して操作入力されることで、ユーザ側に向いている第2面の表示部に決済金額に対応した機械読取コード(情報コード)が表示される。これにより、ユーザに対して、撮像すべき機械読取コードの視認性を確保できるだけでなく、店舗側の担当者に対して、入力操作性を確保している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-154781号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、ユーザが読取装置に対して情報コードを読み取らせる場合、ユーザに対して情報コードをかざすべき位置を明示するために、その情報コードを撮像して読み取るための撮像画像を読取装置の表示画面に表示することができる。しかしながら、例えば、携帯端末に画面表示されている情報コードを読取装置にかざす際、その携帯端末によって読取装置の表示画面が隠されてしまうと、情報コードを適切にかざしているかユーザが視認できないという問題がある。
【0005】
本発明は、上述した課題を解決するためになされたものであり、その目的とするところは、情報コードを適切にかざしているかユーザが容易に視認可能な構成を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するため、特許請求の範囲の請求項1に記載の発明は、
ユーザによってかざされる情報コード(C)を光学的に読み取る据え置き型の情報コード読取装置(10)であって、
筐体(11)と、
前記筐体の一面(11a)に表示画面(23a)が設けられる表示部(23)と、
前記一面のうち前記ユーザに対して前記表示画面よりも奥側に設けられる撮像窓(24a)を介して撮像する撮像部(24)と、
前記撮像部によって撮像された前記情報コードの撮像画像から当該情報コードに記録される情報を読み取る読取部(21)と、
前記撮像部の撮像画像を前記表示画面による表示範囲の一部を占める撮像画像表示範囲(S)に表示するように前記表示部を制御可能な制御部(21)と、
を備え、
前記制御部は、前記情報コードが前記撮像窓にかざされる際に、前記表示画面による表示範囲のうち前記ユーザに対して手前側となる範囲を前記撮像画像表示範囲として前記撮像部の撮像画像を表示するように前記表示部を制御することを特徴とする。
【0007】
また、請求項4に記載の発明は、
ユーザによってかざされる情報コード(C)を光学的に読み取る据え置き型の情報コード読取装置(10)であって、
筐体(11)と、
前記筐体の一面(11a)に表示画面(23a)が設けられる表示部(23)と、
前記一面に設けられる撮像窓(24a)を介して外部を撮像する撮像部(24)と、
前記撮像部によって撮像された前記情報コードの撮像画像から当該情報コードに記録される情報を読み取る読取部(21)と、
前記撮像部の撮像画像を前記表示画面による表示範囲の一部を占める撮像画像表示範囲(S,S1~S4)に表示するように前記表示部を制御可能な制御部(21)と、
を備え、
前記制御部は、
前記撮像部により撮像された撮像画像に前記情報コードの一部が含まれているか否かについて判定する判定部(21)と、
前記撮像画像に前記情報コードの一部が含まれていると前記判定部により判定された場合に、前記撮像画像に占める前記情報コードの一部の位置に基づいて前記撮像画像表示範囲の位置を設定する表示範囲設定部(21)と、
を備えることを特徴とする。
なお、上記各括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものである。
【発明の効果】
【0008】
請求項1の発明では、ユーザによってかざされる情報コードが、筐体の一面のうちユーザに対して表示画面よりも奥側に設けられる撮像窓を介して撮像部により撮像される。情報コードが撮像窓にかざされる際に、表示画面による表示範囲のうちユーザに対して手前側となる範囲を撮像画像表示範囲として撮像部の撮像画像を表示するように表示部が制御部により制御される。
【0009】
これにより、ユーザは、表示画面よりも奥側に設けられる撮像窓に対して情報コードが表示される携帯端末等の表示媒体をかざそうとし、ユーザに対して撮像窓よりも手前側に位置する撮像画像表示範囲に撮像画像が表示される。このため、ユーザが奥側にかざしている表示媒体によって手前側の撮像画像表示範囲が隠され難くなるので、情報コードを適切にかざしているかユーザが容易に視認することができる。
【0010】
請求項2の発明では、制御部は、撮像画像表示範囲に撮像部の撮像画像を左右反転させて表示するように表示部を制御する。これにより、撮像窓に対して表示媒体を左方向(右方向)に移動させるとその表示媒体が撮像画像表示範囲にて左方向(右方向)に移動するように表示されるので、情報コードをかざすべき位置をユーザに対して直感的に認識させることができる。
(【0011】以降は省略されています)

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