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公開番号2024104122
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-08-02
出願番号2023008195
出願日2023-01-23
発明の名称給湯システム
出願人三菱電機株式会社
代理人弁理士法人高田・高橋国際特許事務所
主分類F24H 15/196 20220101AFI20240726BHJP(加熱;レンジ;換気)
要約【課題】同居していない親族等の人を見守る上で有利になる給湯システムを提供する。
【解決手段】本開示に係る給湯システムは、浴室の浴槽に給湯することができる給湯機と、浴室内に配置され、人感センサーが備え付けられた浴室リモコンと、あらかじめ設定した第1ユーザーへ警告を報知することができる報知手段と、所定期間における給湯履歴がなく、所定期間における人感センサーの検知履歴がない場合に、報知手段により第1ユーザーに警告を報知する制御手段と、を備える。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項１】
浴室の浴槽に給湯することができる給湯機と、
前記浴室内に配置され、人感センサーが備え付けられた浴室リモコンと、
あらかじめ設定した第１ユーザーへ警告を報知することができる報知手段と、
所定期間における給湯履歴がなく、所定期間における前記人感センサーの検知履歴がない場合に、前記報知手段により前記第１ユーザーに警告を報知する制御手段と、
を備える給湯システム。
続きを表示（約 430 文字）【請求項２】
前記制御手段は、前記給湯機の時間当たりの給湯量が所定値以下である場合には給湯履歴がないものとする請求項１に記載の給湯システム。
【請求項３】
前記給湯機の運転休止を受け付ける手段を備え、
前記運転休止の期間中は、前記第１ユーザーへの警告の報知を行わない請求項１または請求項２に記載の給湯システム。
【請求項４】
前記給湯機の運転休止を受け付ける手段を備え、
前記運転休止の期間中に前記人感センサーが人を検知した場合には、あらかじめ設定した第２ユーザーに警告を報知する請求項１または請求項２に記載の給湯システム。
【請求項５】
前記運転休止が開始してから所定時間の間は、前記人感センサーの検知結果にかかわらず、前記第２ユーザーに警告を報知しない請求項４に記載の給湯システム。
【請求項６】
前記所定時間の値をユーザーが設定可能である請求項５に記載の給湯システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本開示は、給湯システムに関する。
続きを表示（約 1,400 文字）【背景技術】
【０００２】
下記特許文献１に開示された従来の給湯システムでは、防犯モードのオン時には、人検知センサによって浴室内に人が検知されると、不審者の侵入が検知されて、ユーザーに警告が報知される。防犯モードのオフ時には、人検知センサによる浴室内における人の検知は、浴室に関連する制御に用いられる。防犯モードのオフ時には、人検知センサの出力を用いて、浴室での入室及び入浴の検出結果をユーザに報知する見まもり制御を、通常制御の一例として実行する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開２０２０－１６３８１号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
従来技術においては、入浴中のみの見守りを対象としていたが、近年は同居していない家族の見守り需要も増えており、入浴時以外の見守り機能も必要となってきている。
【０００５】
本開示は、上述のような課題を解決するためになされた。本開示の目的は、同居していない親族等の人を見守る上で有利になる給湯システムを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
本開示に係る給湯システムは、浴室の浴槽に給湯することができる給湯機と、浴室内に配置され、人感センサーが備え付けられた浴室リモコンと、あらかじめ設定した第１ユーザーへ警告を報知することができる報知手段と、所定期間における給湯履歴がなく、所定期間における人感センサーの検知履歴がない場合に、報知手段により第１ユーザーに警告を報知する制御手段と、を備えるものである。
【発明の効果】
【０００７】
本開示によれば、同居していない親族等の人を見守る上で有利になる給湯システムを提供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【０００８】
実施の形態１に係る給湯システムを示す図である。
図１に示した給湯システムが適用された浴室の概略構成図である。
実施の形態１に係る給湯システムにおける見守りモードを説明したフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【０００９】
以下、図面を参照して実施の形態について説明する。各図において共通または対応する要素には、同一の符号を付して、説明を簡略化または省略する。また、以下に示す実施の形態に示した構成は、本開示に係る技術的思想の一例を示すものであり、別の公知の技術と組み合わせることも可能であるし、本開示に記載の複数の技術的思想を組み合わせることも可能である。また、本開示の要旨を逸脱しない範囲で、構成の一部を省略または変更することも可能である。
【００１０】
実施の形態１．
図１は、実施の形態１に係る給湯システム１を示す図である。図１に示すように、給湯システム１は、給湯機１０と、台所リモコン１００と、浴室リモコン２００とを備える。本実施の形態における給湯機１０は、電熱式、又は、ヒートポンプ式の貯湯式の給湯機である。本開示における給湯機は、貯湯式のものに限定されるものではなく、瞬間式の給湯機でもよい。給湯機１０は、温水を、浴槽、シャワー、蛇口等へ供給することができる。給湯機１０には、マイクロコンピュータで構成された制御部１５が内蔵される。
（【００１１】以降は省略されています）

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