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公開番号2024104062
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-08-02
出願番号2023008077
出願日2023-01-23
発明の名称ガスメータ
出願人矢崎エナジーシステム株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類G01F 3/22 20060101AFI20240726BHJP(測定;試験)
要約【課題】通信機器をガスメータ筐体の下方から上方に向かって移動させて取り付けることができ、通信機器の取付時の作業性を向上させることができるガスメータを提供する。
【解決手段】ガスメータ1は、無線機9と、保持部20を有するガスメータ筐体2と、ガスメータ筐体2の正面2aの一部を覆う端子台カバー3とを備える。無線機9は、本体部40と、本体部40から上方へ向かって延び、保持部20に取り付けられる取付部41とを有する。取付部41の背面41bには、上下方向Zに沿って複数の突起部43が形成される。保持部20は、ガスメータ筐体2の正面2aの下部に形成され、複数の突起部43をガスメータ筐体2の下方から上方に向かって受入可能なスナップフィット部21と、スナップフィット部21の上方に連続して形成される凹部24とを有する。端子台カバー3は、保持部20を覆うように構成される。
【選択図】図7
特許請求の範囲【請求項1】
外部装置との通信を行う通信機器と、
前記通信機器が取り付けられる保持部を有するガスメータ筐体と、
前記ガスメータ筐体の正面の一部を覆う筐体カバーと、を備え、
前記通信機器は、本体部と、前記本体部から上方へ向かって延び、前記保持部に取り付けられる取付部と、を有し、
前記取付部の背面には、上下方向に沿って複数の突起部が形成され、
前記保持部は、
前記ガスメータ筐体の正面の下部に形成され、複数の前記突起部を前記ガスメータ筐体の下方から上方に向かって受入可能なスナップフィット部と、
前記スナップフィット部の上方に連続して形成され、前記上下方向に沿って延びて前記スナップフィット部を通過した複数の前記突起部を収容する凹部と、を有し、
前記筐体カバーは、前記保持部を覆うように構成される、
ガスメータ。
続きを表示(約 330 文字)【請求項2】
前記スナップフィット部は、複数の前記突起部を前記ガスメータ筐体の下方から上方に向かって受け入れ易くするために、下方に向かって広がる傾斜面部を有する、請求項1に記載のガスメータ。
【請求項3】
前記筐体カバーの背面には、前記通信機器の前記取付部を前記ガスメータ筐体に対して保持するために、前記取付部の前方側に位置するリブが形成される、請求項1又は2に記載のガスメータ。
【請求項4】
前記筐体カバーの背面に形成された前記リブは、前記上下方向に沿って延びる縦リブを有し、
複数の前記突起部は、前記縦リブの後方側で且つ前記縦リブの延在方向に沿うように配置される、
請求項3に記載のガスメータ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、ガスメータに関する。
続きを表示(約 2,000 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、検針用メータ(ガスメータ)と接続する無線機に関する技術が開示されている。当該特許文献1に開示された無線機は、検針用メータから検針値を取得する有線通信インタフェース部と、ゲートウェイ装置を含んだメッシュ型の無線ネットワークを構成し、多段中継によりゲートウェイ装置と通信を行なう無線通信インタフェース部とを備える。このような無線機等の通信機器(外部端末)をガスメータに取り付ける場合には、一般的に、ガスメータ筐体の横側面にネジを用いて通信機器を取り付けている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2017-46139号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
前述のようにガスメータ筐体の横側面に通信機器を取り付ける場合、通信機器の大きさに相当する分だけ隣接するガスメータ間の間隔を開ける必要があり、ガスメータの設置スペースによっては通信機器を設置できない場合がある。また、通信機器をガスメータ筐体の下面に取り付けることができるものも存在するが、通信機器の取付時の作業性に難があり、通信機器をガスメータ筐体に取り付ける構造に改善の余地がある。
【0005】
本発明は、このような従来技術が有する課題に鑑みてなされたものである。そして本発明の目的は、通信機器をガスメータ筐体の下方から上方に向かって移動させて取り付けることができ、通信機器の取付時の作業性を向上させることができるガスメータを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の態様に係るガスメータは、外部装置との通信を行う通信機器と、通信機器が取り付けられる保持部を有するガスメータ筐体と、ガスメータ筐体の正面の一部を覆う筐体カバーと、を備え、通信機器は、本体部と、本体部から上方へ向かって延び、保持部に取り付けられる取付部と、を有し、取付部の背面には、上下方向に沿って複数の突起部が形成され、保持部は、ガスメータ筐体の正面の下部に形成され、複数の突起部をガスメータ筐体の下方から上方に向かって受入可能なスナップフィット部と、スナップフィット部の上方に連続して形成され、上下方向に沿って延びてスナップフィット部を通過した複数の突起部を収容する凹部と、を有し、筐体カバーは、保持部を覆うように構成される。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、通信機器をガスメータ筐体の下方から上方に向かって移動させて取り付けることができ、通信機器の取付時の作業性を向上させることができるガスメータを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
一実施形態に係るガスメータの一例を示す斜視図である。
一実施形態に係るガスメータの一例を示す正面図である。
一実施形態に係るガスメータの一例を示す右側面図である。
一実施形態に係るガスメータの一例を示す左側面図である。
一実施形態に係るガスメータの要部を拡大して示す一部透視正面図である。
端子台カバーを背面側から見た要部拡大の斜視図である。
ガスメータ筐体の保持部を拡大して示す正面図である。
図7のA-A線による断面図である。
通信機器をガスメータ筐体の側面に取り付けた状態を示すガスメータの正面図である。
通信機器をガスメータ筐体の側面から取り外した状態を示すガスメータの正面図である。
通信機器をガスメータ筐体の保持部に取り付ける前の状態を示すガスメータの正面図である。
通信機器をガスメータ筐体の保持部に取り付けている途中の状態を示すガスメータの正面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、図面を用いて本実施形態に係るガスメータについて詳細に説明する。なお、図面の寸法比率は説明の都合上誇張されており、実際の比率と異なる場合がある。
【0010】
図1は、本実施形態に係るガスメータ1を正面側から見た斜視図であり、図2は、本実施形態に係るガスメータ1の正面図である。また、図3は、本実施形態に係るガスメータ1を手前側から見て右側から見た側面図であり、図4は、本実施形態に係るガスメータ1を手前側から見て左側から見た側面図である。さらに、図5は、ガスメータ筐体2の保持部20を含む要部を拡大して示すガスメータ1の一部透視正面図であり、図6は、端子台カバー3の背面3bに形成されたリブ30を含む要部を拡大して示す端子台カバー3の斜視図である。
(【0011】以降は省略されています)

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