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公開番号2024103561
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-08-01
出願番号2024085507,2021526170
出願日2024-05-27,2020-06-12
発明の名称回転機器
出願人ミネベアミツミ株式会社
代理人アインゼル・フェリックス=ラインハルト,個人,個人
主分類H02K 7/14 20060101AFI20240725BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約【課題】小型化の要求を実現し得る回転機器を提供すること。
【解決手段】軸部材(5)と、軸部材(5)に対して回転可能な筒状の回転体(3)と、回転体(3)を囲む筒状のハウジング(7)と、回転体(3)を軸部材(5)に対して支持する軸受(4)と、回転体(3)の内側にあるステータ(2)と、回転体(3)に設けられた1又は複数の動翼(6)と、を備える、回転機器(1)である。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
軸部材と、
前記軸部材に対して回転可能な筒状の回転体と、
前記回転体を囲む筒状のハウジングと、
前記回転体の外周面と前記ハウジングとの間に形成された通気路と、
前記回転体を前記軸部材に対して支持する第1軸受及び第2軸受と、
前記回転体の内側にあるステータと、
前記回転体に設けられた1又は複数の動翼と、
前記回転体の外周面に対向する、前記ハウジングの内面に設けられた静翼と、を備え、
前記ハウジングは、前記第1軸受側の開口部と、前記第2軸受側の開口部とを備え、
空気が前記第1軸受側の開口部から取り込まれ、前記第2軸受側の開口部から吹き出され、
前記軸部材の軸方向において、前記動翼と前記静翼とが、所定の間隔を置いて並んで配置され、
前記軸部材の軸方向において、前記静翼は、前記第1軸受側における第1端部と、前記第2軸受側における第2端部と、を備え、
径方向において、前記第2軸受側における第2端部の内周面は、前記回転体の外周面から離れている、回転機器。
続きを表示(約 1,200 文字)【請求項2】
前記軸部材の少なくとも一方の端部乃至その近傍が、前記ハウジングに固定されている、請求項1に記載の回転機器。
【請求項3】
前記第1軸受は、前記軸部材が有する2つの端部のうち、一方の端部側に配置され、
前記第2軸受は、前記軸部材の他方の端部側に配置される、請求項1又は2に記載の回転機器。
【請求項4】
前記軸部材の軸方向において、前記動翼の位置と前記第1軸受の位置とが、少なくとも一部で重なり、かつ、前記静翼の位置と前記第2軸受の位置とが、少なくとも一部で重なる、請求項1~3のいずれかに記載の回転機器。
【請求項5】
前記軸部材の軸方向において、前記1又は複数の動翼が前記第1軸受と前記第2軸受との間に配置されている、請求項1~3のいずれかに記載の回転機器。
【請求項6】
前記第1軸受及び前記第2軸受のいずれか一方の軸受における、前記軸部材に固定される内周輪に対して、他方の軸受の方向への予圧が作用している、請求項1から5のいずれかに記載の回転機器。
【請求項7】
前記軸部材の軸方向において、前記動翼が、前記回転体の中央部に配置されている、請求項1から6のいずれかに記載の回転機器。
【請求項8】
前記動翼は、筒状部と、当該筒状部に設けられた複数の羽根と、を備え、
前記複数の羽根が、前記筒状部の周方向において、所定の間隔で当該筒状部に設けられている、請求項1から7のいずれかに記載の回転機器。
【請求項9】
回転軸方向に配置された第1軸受及び第2軸受を有するモータ部と、
前記モータ部の外周面を囲むハウジングと、
前記モータ部の外周面と前記ハウジングとの間に形成された通気路と、
前記モータ部に設けられた動翼と、
前記ハウジングに設けられた静翼と、を備え、
前記ハウジングは、前記第1軸受側の開口部と、前記第2軸受側の開口部とを備え、
空気が前記第1軸受側の開口部から取り込まれ、前記第2軸受側の開口部から吹き出され、
前記回転軸方向において、前記第1軸受側にある前記動翼と、当該動翼に対して前記第2軸受側にある前記静翼は並んで配置されており、
前記回転軸方向において、前記静翼は、前記第1軸受側における第1端部と、前記第2軸受側における第2端部と、を備え、
径方向において、前記第2軸受側における第2端部の内周面は、前記モータ部の外周面から離れている、回転機器。
【請求項10】
前記回転軸方向において、前記モータ部は、前記第1軸受と前記第2軸受の間にあるマグネットおよびステータを備える、請求項9に記載の回転機器。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、回転機器に関し、特に、吸気あるいは送風の目的で風を起こす回転機器に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)【背景技術】
【0002】
従来、様々な用途や要求される性能に応じて、吸気あるいは送風の目的で風を起こす各種回転機器が開発・製造され、用いられてきた。その中で、風を起こす上での基本的な性能である高速回転化や風量増加といった性能の向上の要求と、装置全体としてのより一層の小型化の要求とがあり、両要求のより高い次元での実現が求められている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
実開昭56-100063号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
したがって、本発明は、小型化の要求を実現し得る回転機器を提供することを目的の一例とする。また、本発明は、小型化の要求を実現しつつ、風を起こす上での基本性能に優れた回転機器を提供することを課題の一例とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記課題は、以下の本発明により解決される。即ち、本発明の回転機器は、
軸部材と、
前記軸部材に対して回転可能な筒状の回転体と、
前記回転体を囲む筒状のハウジングと、
前記回転体を前記軸部材に対して支持する軸受と、
前記回転体の内側にあるステータと、
前記回転体に設けられた1又は複数の動翼と、
を備える。
本発明の回転機器は、前記軸部材の少なくとも一方の端部乃至その近傍が、前記ハウジングに固定されていてもよい。
【0006】
また、本発明の回転機器は、前記回転体の外面に対向する、前記ハウジングの内面には、静翼が設けられていてもよい。
この場合に、前記軸部材の軸方向において、前記動翼と前記静翼が、所定の間隔を置いて並んで配置されていることが好ましい。
【0007】
また、本発明の回転機器は、前記軸受として、第1軸受と第2軸受の2つを備え、
前記第1軸受は、前記軸部材が有する2つの端部のうち、一方の端部側に配置され、
前記第2軸受は、前記軸部材の他方の端部側に配置されていてもよい。
この場合に、前記軸部材の軸方向において、前記動翼の位置と前記第1軸受の位置とが、少なくとも一部で重なり、かつ、前記静翼の位置と前記第2軸受の位置とが、少なくとも一部で重なることが好ましい。
【0008】
また、この場合に、前記軸部材の軸方向において、前記1又は複数の動翼が前記第1軸受と前記第2軸受との間に配置されていることが好ましい。
この場合に、前記第1軸受及び前記第2軸受のいずれか一方の軸受における、前記軸部材に固定される内周輪に対して、他方の軸受の方向への予圧が作用していてもよい。
【0009】
また、本発明の回転機器は、前記軸部材の軸方向において、前記動翼が、前記回転体の中央部に配置されていてもよい。
また、本発明の回転機器は、前記動翼は、筒状部と、当該筒状部に設けられた複数の羽根と、を備え、
前記複数の羽根が、前記筒状部の周方向において、所定の間隔で当該筒状部に設けられていてもよい。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本発明の一例である第1の実施形態にかかる回転機器の断面図である。
本発明の一例である第2の実施形態にかかる回転機器の透過斜視図である。
本発明の一例である第2の実施形態にかかる回転機器の軸線xを含む断面の透過断面図である。
図2におけるA-A断面の断面図である。
本発明の一例である第3の実施形態にかかる回転機器の透過斜視図である。
本発明の一例である第3の実施形態にかかる回転機器の軸線xを含む断面の透過断面図である。
本発明の一例である第4の実施形態にかかる回転機器の透過斜視図である。
本発明の一例である第4の実施形態にかかる回転機器の軸線xを含む断面の透過断面図である。
本発明の一例である第5の実施形態にかかる回転機器の軸線xを含む断面の断面図である。
図9におけるB-B断面の断面図である。
本発明の一例である第5の実施形態にかかる回転機器におけるロータの内部への冷却用の空気の流れを説明するための説明図(断面図)である。
本発明の一例である第6の実施形態にかかる回転機器の軸線xの手前で断ち切った、軸線xと平行な断面の断面図である。
本発明の一例である第6の実施形態にかかる回転機器から、中ハウジングを、その内周に設けられた静翼とともに抜き出して、軸線xを含む断面で切り出した断面図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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