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公開番号2024102430
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-07-31
出願番号2023006303
出願日2023-01-19
発明の名称炊飯器
出願人三菱電機株式会社
代理人弁理士法人きさ特許商標事務所
主分類A47J 27/00 20060101AFI20240724BHJP(家具;家庭用品または家庭用設備;コーヒーひき;香辛料ひき;真空掃除機一般)
要約【課題】内釜内の温度ムラを低減することができる炊飯器を提供することを目的とする。
【解決手段】炊飯器は、被加熱物が収容される内釜と、内釜を加熱する内釜加熱部と、内釜の内周に沿って空気が流れるように送風する送風装置と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
被加熱物が収容される内釜と、
前記内釜を加熱する内釜加熱部と、
前記内釜の内周に沿って空気が流れるように送風する送風装置と、を備える炊飯器。
続きを表示(約 600 文字)【請求項2】
前記内釜加熱部が設けられ、前記内釜が収容される本体と、
前記送風装置が設けられた蓋体と、を備え、
前記送風装置は、斜め下方に向かって送風する請求項1に記載の炊飯器。
【請求項3】
前記内釜加熱部及び前記送風装置を制御する制御部をさらに備え、
前記制御部は、
前記内釜加熱部を制御して炊飯工程を実施するものであり、
前記炊飯工程における昇温工程において、前記送風装置を運転させる請求項1又は2に記載の炊飯器。
【請求項4】
前記制御部は、
前記炊飯工程における沸騰維持工程において、前記送風装置の送風量を低下又は増加させる請求項3に記載の炊飯器。
【請求項5】
前記送風装置から吹き出される空気を加熱する送風加熱部をさらに備える請求項1又は2に記載の炊飯器。
【請求項6】
前記送風加熱部は、前記送風装置に内蔵されている請求項5に記載の炊飯器。
【請求項7】
前記内釜の内面には、螺旋形状の溝が設けられている請求項1又は2に記載の炊飯器。
【請求項8】
前記送風装置は、吹出し方向を調節する風向調節部を有し、
前記風向調節部は、前記内釜に収容される米の合数又は水の水位に応じて前記吹出し方向を調節する請求項1又は2に記載の炊飯器。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、炊飯器に関するものである。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
従来の炊飯器において、内釜内に収容された米及び水を、内釜の底部に配置した加熱部によって下方から加熱することが知られている。この場合、内釜内の米及び水と内蓋との間の空間に熱が逃げることで、内釜の上側の米及び水の温度は、内釜の下側の米及び水の温度に比べて低くなる。このように米及び水の加熱が不均一になると、米飯の食味が低下してしまう。
【0003】
そこで、例えば特許文献1には、内釜内の米及び水を上方からも加熱することができる炊飯器が提案されている。詳しくは、特許文献1の炊飯器は、外気を投入する外気送風経路と、外気を内釜内に送風する外気送風手段と、外気を加熱する外気加熱手段と、を有している。特許文献1の炊飯器では、加熱された外気と炊飯中に発生する蒸気とを混合させて高温の蒸気を生成し、内釜内の米と水を上方からも加熱する。これにより、内釜内の上側の米及び水を効果的に加熱することができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2004-49522号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1の炊飯器では、内釜の上側の米及び水を加熱することは可能となるものの、内釜の中央の米及び水の温度は、内釜の上側及び下側の米及び水の温度に比べて低くなり、温度ムラが発生する。その結果、米及び水の加熱が不均一になり、米飯の食味が低下してしまう。
【0006】
本開示は、上記のような課題を解決するものであり、内釜内の温度ムラを低減することができる炊飯器を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示に係る炊飯器は、被加熱物が収容される内釜と、内釜を加熱する内釜加熱部と、内釜の内周に沿って空気が流れるように送風する送風装置と、を備える。
【発明の効果】
【0008】
本開示における炊飯器によれば、内釜の内周に沿って空気が流れるように送風する送風装置を備えることで、内釜内の被加熱物を攪拌し、内釜内の温度ムラを低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
実施の形態1における炊飯器の概略構成を示す断面模式図である。
実施の形態1に係る送風装置の吹出し方向を説明する図である。
実施の形態1における制御部の機能ブロック図である。
実施の形態1における炊飯器の炊飯工程と内釜の温度との関係、及び送風装置の送風量を概略的に示す図である。
実施の形態2に係る炊飯器の概略構成を示す断面模式図である。
実施の形態3に係る炊飯器の概略構成を示す断面模式図である。
実施の形態4に係る炊飯器の概略構成を示す断面模式図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、図面に基づいて実施の形態について説明する。なお、各図において、同一の符号を付したものは、同一の又はこれに相当するものであり、これは明細書の全文において共通している。また、以下の図面では各構成部材の大きさの関係が実際のものとは異なる場合がある。さらに、以下の説明における「上」、「下」、「左」、「右」の方向は、炊飯器100が使用される状態での方向とする。
(【0011】以降は省略されています)

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