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公開番号2024100723
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-07-26
出願番号2024002231
出願日2024-01-11
発明の名称光コネクタソケット
出願人個人
代理人あいわ弁理士法人
主分類G02B 6/36 20060101AFI20240719BHJP(光学)
要約【課題】光コネクタソケットを提供する。
【解決手段】本発明は、ソケット本体、駆動構造、可撓性遮蔽構造からなる光コネクタソケットを提供する。ソケット本体は、スロットと、光コネクタと接続するためのスロットの内部に配置された結合貫通孔を有する結合部とを備える。駆動構造は、スロットの内側に摺動可能に配置されている。光コネクタがスロットに挿入されると、駆動構造が光コネクタによって押されて第1位置に移動し、光コネクタがスロットに沿って移動すると、駆動構造が押されて第2位置に移動する。可撓性遮蔽構造は、駆動構造に連結され、駆動構造が前記第1位置に移動されると、可撓性遮蔽構造は、可撓性遮蔽構造が第2位置に移動される間、結合貫通孔が可撓性遮蔽構造によって遮蔽される。
【選択図】図2A
特許請求の範囲【請求項1】
光コネクタソケットであって、ソケット本体と、駆動構造と、可撓性遮蔽構造とを含み、
前記ソケット本体は、スロットを有し、前記スロットは、結合貫通孔を有する結合部をさらに備え、前記スロットを介して挿入された前記光コネクタと結合され、
前記駆動構造は、前記スロット内に摺動可能に配置され、前記光コネクタが前記スロットに挿入されると、前記駆動構造が前記光コネクタに押されて第1位置に移動し、前記光コネクタが引張力で移動すると、前記駆動構造が前記光コネクタによって第2位置に押され、
前記可撓性遮蔽構造は、前記駆動構造に連結され、前記駆動構造が前記第1位置にあるとき、前記可撓性遮蔽構造が変形して前記結合貫通孔が露出し、前記駆動構造が前記第2位置に摺動すると、前記結合貫通孔が遮蔽されることを特徴とする、光コネクタソケット。
続きを表示(約 1,700 文字)【請求項2】
前記ソケット本体は、内部に第1制限構造及び第2制限構造をさらに備え、前記第1制限構造は、前記ソケットの内壁に配置され、前記結合部の一側に位置し、前記第2制限構造は、隣接する前記ソケットの挿入口の内壁に配置されることを特徴とする、請求項1に記載の光コネクタソケット。
【請求項3】
前記駆動構造は、摺動ベースとカンチレバーとをさらに備え、前記摺動ベースは、前記スロットの底部で摺動され、前記カンチレバーの一端は、前記摺動ベースの一側と連結され、前記カンチレバーの他端は、前記スロットの挿入口の方向に向かって延びることを特徴とする、請求項2に記載の光コネクタソケット。
【請求項4】
前記カンチレバーはさらに、第1作動構造、第2作動構造、および第3制限構造を有し、前記第1作動構造は、前記カンチレバーの自由端に配置され、前記第2作動構造は、前記摺動ベースに近い前記カンチレバー上に配置され、前記第3制限構造は、前記第1作動構造の両側に配置されることを特徴とする、請求項3に記載の光コネクタソケット。
【請求項5】
前記第1作動構造は、第1当接面と、第2当接面と、前記第1当接面と前記第2当接面とをそれぞれ結ぶ傾斜面を有し、前記第1位置に移動するので、前記第2作動構造が前記第1制限構造に当接し、前記光コネクタが移動する過程で、カンチレバーが前記第1制限構造の力によって駆動されて下方に変形および屈曲し、前記駆動構造が前記第1位置に移動すると、前記第1当接面が前記光コネクタから分離されることを特徴とする、請求項4に記載の光コネクタソケット。
【請求項6】
前記第1当接面が前記光コネクタから分離された後、前記光コネクタが前記結合部に向かって移動し、前記光コネクタが前記傾斜面に沿って前記カンチレバーを押し下げ、前記光コネクタと前記結合部が結合されると、前記第1作動構造が前記光コネクタの底部の溝に嵌入され、前記第3制限構造の高さが前記第2制限構造の高さよりも低くなることを特徴とする請求項5に記載の光コネクタソケット。
【請求項7】
前記光コネクタが引張力によって引っ張られると、前記光コネクタの底部にある溝の側壁が、前記第1作動構造体の前記第2当接面に当接して、前記光コネクタの移動に伴って、前記駆動構造が駆動されて前記第2位置に移動し、前記可撓性遮蔽構造が前記結合部を遮蔽する元の状態に復元され、前記第3制限構造が前記駆動構造の移動に伴って前記第2制限構造の底面に沿って移動し、前記駆動構造が前記第2位置に移動すると、前記第1作動構造は前記溝から分離され、前記第3制限構造は前記第2制限構造の束縛から解放されるため、前記カンチレバーは変形しない状態に回復することを特徴とする、請求項4に記載の光コネクタソケット。
【請求項8】
前記摺動ベースは、複数の第1案内構造を有し、前記ソケット本体の底部の内壁は、対応する前記第1案内構造の位置に、前記第1案内構造と摺動している第2案内構造を備えることを特徴とする、請求項3に記載の光コネクタソケット。
【請求項9】
前記ソケット本体は、内部に第1制限構造および第2制限構造をさらに備え、前記第1制限構造は、前記スロットの内壁に配置され、前記結合部の一側に位置し、前記第2制限構造は、前記スロットの挿入口の内壁に配置され、前記結合部の方向に向かって延びており、前記第2制限構造の底面は案内傾斜面を有することを特徴とする、請求項1に記載の光コネクタソケット。
【請求項10】
前記カンチレバーはさらに、第1作動構造、第2作動構造、および第4制限構造を有し、前記第1作動構造は、前記カンチレバーの自由端に配置され、前記第2作動構造は、前記摺動ベースに近い前記カンチレバーに配置され、前記第4制限構造は、前記第1作動構造の底側に配置されることを特徴とする、請求項9に記載の光コネクタソケット。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、光コネクタ技術、特に、保護カバーを用いて、光コネクタを挿入する際に、光コネクタと結合する結合貫通孔を露出させ、光コネクタを抜き取った際に結合貫通孔を遮蔽する光コネクタソケットである。
続きを表示(約 1,900 文字)【0002】
高帯域幅と低損失の利点により、光ファイバーは近年、信号伝送媒体として広く使用されている。光ファイバーの使用は、通信業界に革命的な大きい影響を与えた。現在、100G光モジュール通信ではもはや十分ではなく、将来は400G光モジュール通信の時代に移行すると予想されている。通信技術の進歩により、データセンターまたはコンピュータルームは高密度配線の使用の必要性を満たさなければならない。
【背景技術】
【0003】
上記の使用上のニーズを満たすために、光ファイバ伝送媒体である光ファイバコネクタは、データセンターにおけるデータ量と伝送速度の増加の主な力である。しかしながら、送信塔または中継局のような特定の使用状況では、光ファイバが情報の伝送に使用するに加えて、受信機および送信機に電力を供給するためのワイヤが必要である。このようなニーズに基づいて、同時に光信号と電力を伝送できる光コネクタの製品がある。
【0004】
上記背景技術の段落において、開示された説明は、本発明の背景技術をより理解させるためのものである。したがって、上記説明は、本発明を妨害しない従来技術が含まれ、それは当業者にはよく知られているはずである。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明は、内部に保護設計を有する光コネクタソケットであって、光コネクタと結合する結合部を汚染から保護し、コネクタ挿入を介して可撓性遮蔽構造を遮蔽位置から駆動し、光コネクタを光コネクタソケットと円滑に結合できるようにし、コネクタを抜いたときに、可撓性遮蔽構造を駆動して元の位置に戻し、コネクタソケットを粉塵汚染から保護する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
一実施形態において、本発明は、光コネクタに挿入される光コネクタソケットを提供する。光コネクタソケットは、ソケット本体と、駆動構造と、可撓性遮蔽構造とを含む。ソケット本体にはスロットがあり、このスロットには、光コネクタに結合された結合貫通孔を備えた結合部も含まれている。駆動構造は、スロット内に摺動可能に配置され、光コネクタをスロットに挿入すると、駆動構造が光コネクタに押されて第1位置に移動し、光コネクタが引張力で移動すると、駆動構造が光コネクタによって第2位置に押される。可撓性遮蔽構造は、駆動構造に連結され、駆動構造が第1位置にあるとき、可撓性遮蔽構造が変形して結合貫通孔が露出し、駆動構造が第2位置に摺動すると、結合貫通孔が遮蔽される。
【0007】
一実施形態では、ソケット本体は、内部に第1制限構造及び第2制限構造をさらに備え、第1制限構造は、ソケットの内壁に配置され、結合部の一側に位置し、第2制限構造は、隣接するソケットの挿入口の内壁に配置される。駆動構造は、摺動ベースとカンチレバーとをさらに備え、摺動ベースは、スロットの底部で摺動され、カンチレバーの一端は、摺動ベースの一側と連結され、カンチレバーの他端は、スロットの挿入口の方向に延びる。カンチレバーはさらに、第1作動構造、第2作動構造、および第3制限構造を有し、第1作動構造は、カンチレバーの自由端に配置され、第2作動構造は、摺動ベースに近いカンチレバー上に配置され、第3制限構造は、第1作動構造の両側に配置される。
【0008】
一実施形態において、ソケット本体は、第1制限構造と第2制限構造とをさらに備え、第1制限構造は、ソケットの内壁に配置され、結合部の一側に位置し、第2制限構造は、ソケットの挿入口の内壁に配置され、結合部の方向に向かって延びており、第2制限構造の底面は、案内傾斜面を有する。カンチレバーは、第1作動構造、第2作動構造、および第4制限構造をさらに有し、第1作動構造は、カンチレバーアームの自由端に配置され、第2作動構造は、摺動ベースに近いカンチレバー上に配置され、第4制限構造は、第1作動構造の底側に配置される。
【0009】
上記の目的、技術的特徴、および実施後の利点をより明白にするため、実施形態において、図示とともに、より詳細に説明する。
【0010】
詳細な説明および図面を通して、本発明の実施形態の図のみがより完全に理解されるであろう。したがって、以下の図面は、本発明の実施形態を説明するために使用されることを意図しており、本発明の請求項の範囲を限定していない。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

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