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公開番号
2024098174
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-07-23
出願番号
2023001455
出願日
2023-01-10
発明の名称
蛇口直結型浄水器
出願人
東レ株式会社
代理人
主分類
C02F
1/00 20230101AFI20240716BHJP(水,廃水,下水または汚泥の処理)
要約
【課題】
シンクを掃除する時や浄水器本体を交換する時には浄水器本体と、取付ナット、アダプタを取り付け、取り外しを繰り返すため、その都度取付ナットを蛇口に貫通させてからアダプタを取り付けるのは使用者にとって手間になり、シンクでの作業性を低下させてしまうという問題点がある。
【解決手段】
従来の取付方法に対して、本発明の蛇口直結型浄水器であれば、取付具の周側面の凹部に浄水器本体に設けた凸状ストッパーが係合し、180度以下の回動によって蛇口と浄水器本体を水密固定することができ、ねじ式の取付ナットを使用せずに簡単に浄水器を蛇口に取り付けることができる。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
原水供給部の内側の底部にリング状シール部材を有し、前記原水供給部の内側の周側面に複数の凸状ストッパーを有する浄水器本体と、
蛇口の吐水部に取り付けでき、外側の周側面に前記複数の凸状ストッパーに係合する複数の凹部を有する円筒形状の取付具と、を有し、
前記取付具を蛇口の吐水部に取り付けた状態で、前記取付具を当該取付具の円筒軸を中心として前記浄水器本体に対して相対的に180度以下で回動させることによって、前記複数の凸状ストッパーが前記凹部に係合され、前記浄水器本体が前記蛇口の吐水部に水密固定される、
蛇口直結型浄水器。
続きを表示(約 340 文字)
【請求項2】
原水供給部の内側底部にリング状シール部材を有し、前記原水供給部の内側の周側面に複数の凹状ストッパーを有する浄水器本体と、
蛇口の吐水部に取り付けでき、外側の周側面に前記複数の凹状ストッパーに係合する複数の凸部を有する円筒形状の取付具と、を有し、
前記取付具を蛇口の吐水部に取り付けた状態で、前記取付具を当該取付具の円筒軸を中心として前記浄水器本体に対して相対的に180度以下で回動させることによって、前記複数の凹状ストッパーが前記凸部に係合され、前記浄水器本体が前記蛇口の吐水部に水密固定される、
蛇口直結型浄水器。
【請求項3】
前記取付具の上面に複数の突起または凹部を有する、請求項1または2に記載の蛇口直結型浄水器。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、家庭のキッチンにおいて水道水をろ過する浄水器に関し、さらに詳しくは蛇口の先端に取り付けて使用される蛇口直結型浄水器に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
家庭において水道水を浄化する浄水器が広く利用されている。特に蛇口の先端に取り付けられる蛇口直結型浄水器がその多数を占める。
【0003】
その取付には、使用者は内周にネジ部を有する円筒形状の取付ナットを蛇口に貫通させてから、蛇口の先端に、蛇口の先端形状に合致したアダプタを取り付けて、取付ナットが蛇口先端から脱落しないように蛇口に装着する。取付ナットを蛇口に装着したあと、上部外側にネジを設けられた浄水器本体に対して取付ナットを回動させて蛇口に取り付ける。取付ナットと浄水器本体の間にシール材が配置され、水密になるまで回動させることで水漏れすることなく蛇口から吐出される水道水を浄水器本体に導く。多くの浄水器本体で流路切換機構を有しており、使用者は水道水を浄化させる流路に切換を行うことで浄水を得ることができる。
【0004】
しかし、シンクを掃除する時や浄水器本体を交換する時には浄水器本体と、取付ナット、アダプタを取り付け、取り外しを繰り返すため、その都度取付ナットを蛇口に貫通させてからアダプタを取り付けるのは使用者にとって手間になり、シンクでの作業性を低下させてしまうという問題点がある。
【0005】
蛇口への取付、取り外しを容易にするものとして、特許文献1には、アダプタと浄水器が一体となっており、浄水器を回転させることにより連動して回るアダプタが蛇口と螺合して取り付く、冶具を必要としない浄水器が提案されている。しかしながら、浄水器と蛇口の形状によっては、浄水器を自由に回転させることができず、しかも、吐水口のネジ部によっては蛇口にアダプタをネジ込んだとき、蛇口に対して浄水器が横向きに付いてしまい浄水器の使用が不便になるという問題がある。また、浄水器の取付位置を正すため、浄水器の取り付けを緩める方向に回転させると、今度は蛇口とアダプタのシール性が低下し水漏れを発生させてしまうという問題がある。
【0006】
また、特許文献2には吐出口の内周または外周にネジ部を有する蛇口に取り付けることができるように形成された取付具であって、該取付具は上記蛇口のネジ部と螺合するネジ部を有し、かつ、該取付具の流路の断面が円形以外の形状であることを特徴とする取付具が提案されている。しかしながら、取付に治具を要し、かつ取付ナットを蛇口に通してから取付具を装着する工程は残る。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
特開平8-199644号公報
特開2007-92408号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
本発明は、従来の技術における上記の問題点に鑑み、蛇口に取り付けられる蛇口直結型浄水器において、シンクでの作業性を低下させずに、蛇口への浄水器本体の取り付け、取り外しを容易にする取付具、およびその取付具を搭載する蛇口直結型浄水器を提供することを目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記課題を解決する本発明の蛇口直結型浄水器は、
原水供給部の内側の底部にリング状シール部材を有し、上記原水供給部の内側の周側面に複数の凸状ストッパーを有する浄水器本体と、
蛇口の吐水部に取り付けでき、外側の周側面に上記複数の凸状ストッパーに係合する複数の凹部を有する円筒形状の取付具と、を有し、
上記取付具を蛇口の吐水部に取り付けた状態で、上記取付具を当該取付具の円筒軸を中心として上記浄水器本体に対して相対的に180度以下で回動させることによって、上記複数の凸状ストッパーが上記複数の凹部に係合され、上記浄水器本体が上記蛇口の吐水部に水密固定される。
【0010】
上記課題を解決する本発明の別態様の蛇口直結型浄水器は、
原水供給部の内側の底部にリング状シール部材を有し、上記原水供給部の内側の周側面に複数の凹状ストッパーを有する浄水器本体と、
蛇口の吐水部に取り付けでき、外側の周側面に上記複数の凹状ストッパーに係合する複数の凸部を有する円筒形状の取付具と、を有し、
上記取付具を蛇口の吐水部に取り付けた状態で、上記取付具を当該取付具の円筒軸を中心として上記浄水器本体に対して相対的に180度以下で回動させることによって、上記複数の凹状ストッパーが上記複数の凸部に係合され、上記浄水器本体が上記蛇口の吐水部に水密固定される。
(【0011】以降は省略されています)
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