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公開番号2024092399
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-07-08
出願番号2022208300
出願日2022-12-26
発明の名称測定治具及び測定方法及び測量システム
出願人株式会社トプコン
代理人個人
主分類G01C 15/06 20060101AFI20240701BHJP(測定;試験)
要約【課題】アンカーボルトの位置を測定する為の測定治具及び測定方法及び測量システムを提供する。
【解決手段】コンクリートブロックに設けられたアンカーボルトの位置を測定する為の測定治具4であって、該測定治具は、2本の脚部6,6と、該脚部の軸心と直交し、該脚部の既知の位置に掛渡って設けられた第1板部7と、該第1板部の所要の位置に形成され、前記アンカーボルトが挿通される位置決め孔14と、前記脚部の軸心と直交し、該脚部の上端部に掛渡り、前記第1板部と平行に設けられた第2板部8と、該第2板部の所定の位置に設けられた測定対象とを有し、該測定対象の中心は、前記位置決め孔の中心を通る前記第1板部の垂線上に位置する様構成された。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
コンクリートブロックに設けられたアンカーボルトの位置を測定する為の測定治具であって、該測定治具は、2本の脚部と、該脚部の軸心と直交し、該脚部の既知の位置に掛渡って設けられた第1板部と、該第1板部の所要の位置に形成され、前記アンカーボルトが挿通される位置決め孔と、前記脚部の軸心と直交し、該脚部の上端部に掛渡り、前記第1板部と平行に設けられた第2板部と、該第2板部の所定の位置に設けられた測定対象とを有し、該測定対象の中心は、前記位置決め孔の中心を通る前記第1板部の垂線上に位置する様構成された測定治具。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
前記位置決め孔の径は、許容可能な測定誤差分前記アンカーボルトの径よりも大きくなる様に構成された請求項1に記載の測定治具。
【請求項3】
前記第1板部上に設けられ、前記位置決め孔に挿入された前記アンカーボルトをセンタリングする位置決めホルダを更に有する請求項1に記載の測定治具。
【請求項4】
前記位置決めホルダは、中心部に前記アンカーボルトを挿通する為の挿通孔を有し、前記アンカーボルトを前記位置決め孔の中心に向って少なくとも三方から押圧する挾持片を有する請求項3に記載の測定治具。
【請求項5】
前記位置決めホルダは、前記第1板部に固着され、前記位置決め孔と同心の前記挿通孔を有するベース部を有し、前記挾持片は前記挿通孔の周囲に設けられたバネ片である請求項4に記載の測定治具。
【請求項6】
前記位置決めホルダは、一体成形され、弾性を有する合成樹脂製であり、前記アンカーボルトが挿入される円筒形状の挿入部を有し、該挿入部には円周等分位置に複数設けられたスリットにより前記挾持片が形成された請求項4に記載の測定治具。
【請求項7】
前記位置決めホルダは、前記位置決め孔の中心を通る前記第1板部の垂線と直交する回転軸を有する位置決めローラと、該位置決めローラを中心方向に向って付勢する板バネとを有し、前記位置決めローラと前記板バネとは円周等分位置に複数設けられた請求項4に記載の測定治具。
【請求項8】
前記位置決めホルダは、前記位置決め孔に向って付勢される一対の挾持片を有し、各挾持片の前記位置決め孔側の端部にそれぞれ三角形状の凹部が形成され、該凹部で前記アンカーボルトを挾持する様構成された請求項3に記載の測定治具。
【請求項9】
前記位置決めホルダは、2本の棒状部材と、該棒状部材を連結する保持部を有し、前記位置決め孔に対して近接離反する方向に摺動する第1位置決め具と、該第1位置決め具と同形状且つ180°回転して配置され、前記第1位置決め具と逆向きに摺動する第2位置決め具とを有し、前記第1位置決め具の保持部と前記第2位置決め具の保持部とで前記アンカーボルトを挾持する様構成された請求項3に記載の測定治具。
【請求項10】
請求項1~請求項9のうちのいずれか1項に記載の測定治具を用いた測定方法であって、アンカーボルトを前記位置決め孔に挿入し、前記第1板部の下面を前記コンクリートブロックの上面に接触させ、前記位置決め孔を中心に前記測定治具を回転させて前記脚部を前記コンクリートブロックの側面に接触させた状態で、前記測定対象を測定し、前記アンカーボルトの位置を求める測定方法。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、プレキャスト基礎に設けられたアンカーボルトの位置を測定する測定治具及び測定方法及び測量システムに関するものである。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
従来、建築物の基礎工事は、建築現場毎に型枠を組上げ、型枠内にコンクリートを流し込むことで行っている。又、従来の基礎工事では、張った水糸等に基づき作業者が流し込んだコンクリートの表面を均し、基礎の水平出しを行っている。この為、コンクリートの打設に時間を要すると共に、水平出しの作業にも労力を要していた。
【0003】
又、建築物を建築する際に、プレキャストにより制作されるコンクリートブロックを基礎ブロックとして予め工場で作製し、基礎ブロックを現場で設置することで時間と労力の低減を図るプレキャスト工法も行われる。
【0004】
プレキャスト工法では、基礎ブロックの上面に設けられたアンカーボルトを介して土台、或は種々の建具を取付け、建築が行われる。この時、アンカーボルトの位置、即ち基礎の位置が設計図面に対してずれている場合、アンカーボルトに取付けられる土台や建具の位置もずれる為、建築物の建築が困難となる虞れがある。従って、基礎ブロックを設置する段階で、アンカーボルトの位置を測定し、基礎ブロックの位置が設計図面通りかを確認することが求められている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2000-73574号公報
特開平5-311886号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明は、アンカーボルトの位置を測定する為の測定治具及び測定方法及び測量システムを提供するものである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明は、コンクリートブロックに設けられたアンカーボルトの位置を測定する為の測定治具であって、該測定治具は、2本の脚部と、該脚部の軸心と直交し、該脚部の既知の位置に掛渡って設けられた第1板部と、該第1板部の所要の位置に形成され、前記アンカーボルトが挿通される位置決め孔と、前記脚部の軸心と直交し、該脚部の上端部に掛渡り、前記第1板部と平行に設けられた第2板部と、該第2板部の所定の位置に設けられた測定対象とを有し、該測定対象の中心は、前記位置決め孔の中心を通る前記第1板部の垂線上に位置する様構成された測定治具に係るものである。
【0008】
又本発明は、前記位置決め孔の径は、許容可能な測定誤差分前記アンカーボルトの径よりも大きくなる様に構成された測定治具に係るものである。
【0009】
又本発明は、前記第1板部上に設けられ、前記位置決め孔に挿入された前記アンカーボルトをセンタリングする位置決めホルダを更に有する測定治具に係るものである。
【0010】
又本発明は、前記位置決めホルダは、中心部に前記アンカーボルトを挿通する為の挿通孔を有し、前記アンカーボルトを前記位置決め孔の中心に向って少なくとも三方から押圧する挾持片を有する測定治具に係るものである。
(【0011】以降は省略されています)

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