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公開番号2024091036
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-07-04
出願番号2022207309
出願日2022-12-23
発明の名称情報処理装置,プログラムおよび制御方法
出願人富士通株式会社
代理人弁理士法人真田特許事務所,個人
主分類G06F 9/50 20060101AFI20240627BHJP(計算;計数)
要約【課題】アプリケーションから想定を超えるデータ処理がFPGAやGPUに対して要求された場合に、生じる処理の遅延を低減する情報処理装置、プログラム及び制御方法を提供する。
【解決手段】プロセッサと、インターコネクト規格に準拠するインターコネクトスイッチと、プロセッサにインターコネクトスイッチを介して接続される複数のデバイスとを有するコンピュータシステムに備えられる情報処理装置であって、複数のデバイスのうちの第1のデバイスに処理対象に対する処理遅延を検出した場合に、複数のデバイスのうちの第1のデバイスとは異なる第2のデバイスに、処理対象を処理させる。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項1】
プロセッサと、
インターコネクト規格に準拠するインターコネクトスイッチと、
前記プロセッサに前記インターコネクトスイッチを介して接続される複数のデバイスとを有するコンピュータシステムに備えられる情報処理装置であって、
前記複数のデバイスのうちの第1のデバイスに処理対象に対する処理遅延を検出した場合に、前記複数のデバイスのうちの前記第1のデバイスとは異なる第2のデバイスに、前記処理対象を処理させる制御部
を有することを特徴とする情報処理装置。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記コンピュータシステムが、
前記インターコネクト規格のパケットに基づいて、前記第2のデバイスを制御するためのデバイス制御パケットを生成するデバイス制御パケット生成部と、
前記複数のデバイスを制御するデバイス制御部とを備え、
前記制御部が、
前記デバイス制御パケット生成部に対して、前記デバイス制御パケットの発行を依頼し、
前記デバイス制御部が、前記デバイス制御パケット生成部が生成した前記デバイス制御パケットに基づいて、前記第2のデバイスを動作可能な状態に設定する
ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記デバイスがFPGA(Field Programmable Gate Array)であり、前記デバイス制御部が、前記デバイス制御パケットに従って前記FPGAの論理配置を設定する
ことを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記デバイスがGPU(Graphics Processing Unit)であり、前記デバイス制御部が、前記デバイス制御パケットに従って前記GPUの初期化を行なう
ことを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
【請求項5】
第1のプロセッサと、
インターコネクト規格に準拠するインターコネクトスイッチと、
前記第1のプロセッサに前記インターコネクトスイッチを介して接続される複数のデバイスと、を有するコンピュータシステムに備えられる情報処理装置の第2のプロセッサに、
前記複数のデバイスのうちの第1のデバイスに処理対象に対する処理遅延を検出した場合に、前記複数のデバイスのうちの前記第1のデバイスとは異なる第2のデバイスに、前記処理対象を処理させる
機能を実行させるプログラム。
【請求項6】
プロセッサと、
インターコネクト規格に準拠するインターコネクトスイッチと、
前記プロセッサに前記インターコネクトスイッチを介して接続される複数のデバイスと、を有するコンピュータシステムに備えられる情報処理装置が、
前記複数のデバイスのうちの第1のデバイスに処理対象に対する処理遅延を検出した場合に、前記複数のデバイスのうちの前記第1のデバイスとは異なる第2のデバイスに、前記処理対象を処理させる
機能を実行することを特徴とする制御方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、情報処理装置,プログラムおよび制御方法に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
近年、CPU(Central Processing Unit)の製造プロセスの限界に近づいているために、CPUの計算性能の伸びがこれまでに比べてなくなっている。そのため、システムレベルで性能の向上をはかる取り組みが盛んに行なわれている。
【0003】
例えば、アプリケーションの性能向上手法のひとつに、GPU(Graphics Processing Unit)やFPGA(Field Programmable Gate Array)といった一般的にアクセラレータと呼ばれるハードウェアをCPUの他に用いることが行なわれている(例えば、特許文献1,2参照)。また、CPUの通信機能をSmartNIC(Network Interface Card)と呼ばれるデバイスにオフロードすることも行なわれている。
【0004】
また、近年では、FPGAやGPUといったアクセラレータを、CPUに対してインターコネクトを介して接続することも行なわれている。このようなシステム構成のインターコネクトとして、CXL(Compute Express Link:登録商標)が知られている。例えば、CXLスイッチで接続されたメモリリソースを管理するためのシステムが知られている(例えば、特許文献3参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
米国特許出願公開第2020/0242724号明細書
米国特許出願公開第2018/0300238号明細書
特開2021-190125号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、このような従来のCXLスイッチを用いたインタフェースにおいては、メモリを管理するのみであるので、FPGAやGPUを管理することができない。従って、アプリケーションから想定を超えるデータ処理がFPGAやGPUに対して要求された場合に、処理の遅延が生じるという課題がある。
【0007】
1つの側面では、本発明は、処理遅延を低減することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
この情報処理装置は、プロセッサと、インターコネクト規格に準拠するインターコネクトスイッチと、前記プロセッサに前記インターコネクトスイッチを介して接続される複数のデバイスとを有するコンピュータシステムに備えられる情報処理装置であって、前記複数のデバイスのうちの第1のデバイスに処理対象に対する処理遅延を検出した場合に、前記複数のデバイスのうちの前記第1のデバイスとは異なる第2のデバイスに、前記処理対象を処理させる制御部を有する。
【発明の効果】
【0009】
一実施形態によれば、処理遅延を低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
第1実施形態の一例としてのコンピュータシステムの構成を示す図である。
第1実施形態の一例としてのコンピュータシステムにおけるCUのハードウェア構成を示す図である。
第1実施形態の一例としてのコンピュータシステムのCXL拡張機能部,CUおよびFPGA拡張機能部の機能構成を示す図である。
第1実施形態の一例としてのコンピュータシステムにおける並列処理の強化手法を示す図である。
第1実施形態の一例としてのコンピュータシステムにおける処理を説明するためのシーケンス図である。
図5のシーケンス図に示す処理の前後のコンピュータシステムの状態を示す図である。
第2実施形態の一例としてのコンピュータシステムの構成を示す図である。
第2実施形態の一例としてのコンピュータシステムのCXL拡張機能部,CUおよびGPU拡張機能部の機能構成を示す図である。
第2実施形態の一例としてのコンピュータシステムにおける処理を示すシーケンス図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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