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公開番号2024090164
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-07-04
出願番号2022205873
出願日2022-12-22
発明の名称空調機
出願人ブラザー工業株式会社
代理人個人,個人
主分類F24F 1/0007 20190101AFI20240627BHJP(加熱;レンジ;換気)
要約【課題】給気ファン及び排気ファンにおける消費電力の観点から空調機を動作する際の電力消費を抑制することができる空調機を提供する。
【解決手段】空調機は、給気流路の一部を形成する給気パスと、排気流路の一部を形成する排気パスとを有する顕熱交換器と、前記顕熱交換器の前記排気パスに水を給水する給水部と、前記給水部に供給水路を介して水を供給する第1ポンプと、前記給気流路に配置される給気ファンと、前記排気流路に配置され、前記給気ファンの消費電力よりも低い消費電力で動作する排気ファンとを備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
給気流路の一部を形成する給気パスと、排気流路の一部を形成する排気パスと、を有する顕熱交換器と、
前記顕熱交換器の前記排気パスに水を給水する給水部と、
前記給水部に供給水路を介して水を供給する第1ポンプと、
前記給気流路に配置される給気ファンと、
前記排気流路に配置され、前記給気ファンの消費電力よりも低い消費電力で動作する排気ファンと、
を備える空調機。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記排気流路における前記排気ファンによる排気風量は、前記給気流路における前記給気ファンによる給気風量よりも小さい
請求項1に記載の空調機。
【請求項3】
前記排気ファンの風量静圧特性において前記排気流路の通風抵抗による動作点の排気風量は、
前記給気ファンの風量静圧特性において前記給気流路の通風抵抗による動作点の給気風量よりも小さい
請求項2に記載の空調機。
【請求項4】
前記排気ファンの前記動作点から前記排気風量を増加させた際の圧力損失の増加率は、前記給気ファンの前記動作点から前記給気風量を増加させた際の圧力損失の増加率よりも大きい
請求項3に記載の空調機。
【請求項5】
前記給気ファンは、複数の異なる給気風量にて駆動し、
前記排気ファンによる排気風量は、前記給気ファンによる複数の異なる給気風量におけるいずれの給気風量よりも小さい
請求項2に記載の空調機。
【請求項6】
前記排気流路の最小流路断面積は、前記給気流路の最小流路断面積よりも小さい
請求項1に記載の空調機。
【請求項7】
前記空調機は、前記顕熱交換器の前記排気パスを通過した水が流れ込むドレンパンを更に備え、
前記ドレンパンは、前記排気流路の一部を形成し、
前記ドレンパンの端部の上方から中央部に向かって延びる返し部が、配置されている
請求項1に記載の空調機。
【請求項8】
前記空調機は、前記顕熱交換器の前記排気パスを通過した水が流れ込むドレンパンを更に備え、
前記ドレンパンは、前記排気流路の一部を形成し、
前記排気流路上には、抑制板が、前記ドレンパンに隣接して配置されている
請求項1に記載の空調機。
【請求項9】
前記排気ファンの羽根径は、前記給気ファンの羽根径よりも小さい
請求項1に記載の空調機。
【請求項10】
前記顕熱交換器は、膜部材とスペーサとを交互に複数積層して構成され、
積層方向にて隣り合うスペーサは、長手方向を互いに90度回転させて配置されている
請求項1から請求項9のいずれか1項に記載の空調機。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、空調機に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
室内の空気を吸い込み、水の気化熱を利用し雰囲気温度を低下させて冷却した空気を室内に吹き出す気化冷却式の空調機が知られており、例えば特許文献1にて示される。特許文献1の空調機において、第2流路を流れる空気は顕熱交換器が有する複数のチューブ内を通過し、第1流路を流れる空気は複数のチューブの周りを通過する。この結果、第2流路を流れる空気と、第1流路を流れる空気と、が熱交換される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2014-092338号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1の空調機においては、例えば、給気ファン及び排気ファンに関する考慮がされていない。
【0005】
発明は斯かる事情に鑑みてなされたものであり、新規で有用な空調関連の製品を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の一態様に係る空調機は、給気流路の一部を形成する給気パスと、排気流路の一部を形成する排気パスとを有する顕熱交換器と、前記顕熱交換器の前記排気パスに水を給水する給水部と、前記給水部に供給水路を介して水を供給する第1ポンプと、前記給気流路に配置される給気ファンと、前記排気流路に配置され、前記給気ファンの消費電力よりも低い消費電力で動作する排気ファンと、を備える。
【発明の効果】
【0007】
給気ファン及び排気ファンにおける消費電力の観点から空調機を動作する際の電力消費を抑制することができる空調機を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
実施形態に係る空調機の一構成例を示す模式的側断面図である。
空調機の外観を示す斜視図である。
給水タンクを外した状態での空調機の外観の前面を示す正面図である。
給水タンクを外した状態での空調機の外観の前面を示す平面図である。
給水タンクの外観を示す斜視図である。
給水タンクと筐体との着脱を規制する規制構造を示す説明図である。
顕熱交換器の一構成例を示す模式的斜視図である。
顕熱交換器のスペーサを露出させた状態を示す説明図である。
空調機の内部における給気及び排気の流れを示す説明図である。
風量と圧力損失値とを示すPQ特性図の一例を示す説明図である。
ドレンパンよりも下流側の排気流路の一部を拡大した説明図である。
抑制板の外観を示す斜視図である。
排水レバーの回動を示す説明図である。
インラインフィルタの脱着を示す説明図である。
インラインフィルタとフィルタケースとの嵌合状態を示す模式的側断面図である。
空調機における各機能部を示すブロック図である。
基板に実装された制御部による処理手順を示すフローチャートである。
熱交ケースの外観を示す斜視図である。
熱交ケースの外観を示す正面図である。
熱交ケースの外観を示す左側面図である。
熱交ケースの外観を示す右側面図である。
熱交ケースの外観を示す背面図である。
熱交ケースの外観を示す平面図である。
熱交ケースの外観を示す下面図である。
変形例1に係る抑制板の外観を示す側断面図である。
変形例2に係る抑制板の外観を示す側断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
本開示の実施形態に係る空調機1等を、図面を参照しつつ説明する。なお、本開示は以下の例示に限定されるものではなく、特許請求の範囲と均等の意味及び特許請求の範囲内での全ての変更が含まれる。
【0010】
(実施形態1)
以下、実施の形態について、図面に基づいて説明する。図1は、実施形態に係る空調機1の一構成例を示す模式的側断面図である。図2は、空調機1の外観を示す斜視図である。図1は、図2におけるA-A線において切断した断面を、前面から模式的に示したものである。図1においては、空調機1の載置状態を空調機1の通常の使用態様とし、上下左右を示す。図2においては、空調機1の載置状態を空調機1の通常の使用態様として、上下及び前後左右を示す。本実施形態において、鉛直方向は、上下方向を示す。第1水平方向は、左右方向を示す。第2水平方向は、前後方向を示す。
(【0011】以降は省略されています)

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