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公開番号2024088861
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-07-03
出願番号2022203868
出願日2022-12-21
発明の名称加熱調理器
出願人株式会社パロマ
代理人個人,個人
主分類F24C 3/10 20060101AFI20240626BHJP(加熱;レンジ;換気)
要約【課題】筐体の底部において簡単に電池交換ができる加熱調理器を提供する。
【解決手段】ガスコンロの筐体の底部には開口部が設けられる。固定枠40は開口部の内縁部に沿って固定される。電池ケース50は装着部61,62を上向きにした基本姿勢で固定枠40の内側に収容される。固定枠40には軸支部461が設けられる。軸支部461は筐体の開口部を開閉するように電池ケース50の後端部を回動可能に軸支する。電池ケース50は収容位置と交換位置との間を移動可能である。交換位置は、開口部よりも下方であって装着部61,62が開口部から露出する位置である。オイルダンパ70は固定枠40に設けられ、電池ケース50の回動に抵抗をかけることで、電池ケース50の回動速度を制限する。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項1】
筐体と、
前記筐体の底部に設けられた開口部と、
電池が装着される装着部を上向きにした基本姿勢で、前記開口部の内側に収容される電池ケースと、
前記開口部に設けられ、前記開口部を開閉するように前記電池ケースの一端部を回動可能に軸支することによって、前記電池ケースを、前記開口部の内側に前記基本姿勢で収容される収容位置と、前記開口部よりも下方であって前記装着部が前記開口部から露出する交換位置との間を移動可能とする支持部と、
前記支持部に設けられ、前記電池ケースの回動速度を制限する抵抗部と、
前記収容位置に移動した前記電池ケースの位置の固定、及び該位置の固定の解除が可能な操作部と
を備えたことを特徴とする加熱調理器。
続きを表示(約 690 文字)【請求項2】
前記抵抗部はオイルダンパであること
を特徴とする請求項1に記載の加熱調理器。
【請求項3】
前記交換位置に位置する前記電池ケースの前記装着部は、前記筐体の前方を向いていること
を特徴とする請求項1又は2に記載の加熱調理器。
【請求項4】
前記装着部の互いに対向する一対の内壁部の夫々には、前記電池の電極と接触する端子部が設けられ、
前記電池ケースの前記一端部とは、前記一対の内壁部のうち一方の内壁部が配置される側の一端部であって、
前記支持部は、前記底部と平行に延びる回転軸を中心に、前記電池ケースの前記一端部を回動可能に軸支すること
を特徴とする請求項1又は2に記載の加熱調理器。
【請求項5】
前記支持部は、
前記開口部の内縁部に沿って固定される固定枠と、
前記固定枠に設けられ、前記開口部を開閉するように前記電池ケースの前記一端部を回動可能に軸支する軸支部と
を備え、
前記電池ケースは、前記固定枠の内側に収容されたこと
を特徴とする請求項1又は2に記載の加熱調理器。
【請求項6】
前記操作部は、前記軸支部が軸支する前記電池ケースの前記一端部とは反対側の他端部に設けられ、
前記電池ケースが前記収容位置の状態で、前記固定枠に設けられた被係合部に係止する係合部と、
前記係合部を前記被係合部に対して係脱可能に移動させる移動操作部と
を備えたことを特徴とする請求項5に記載の加熱調理器。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、加熱調理器に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
従来、器具の前面側に電池ケースを設け、器具前面からの電池交換等を可能とするコンロが知られている(例えば特許文献1参照)。また、キッチンカウンタに組み込まれるビルトイン式のコンロであって、器具の底面部に開口部を設け、その開口部に下向きに開口する電池ケースを固定したコンロも知られている。このようなコンロの場合、ユーザはキッチンカウンタの内側から器具の底面部に手を伸ばし、電池ケースに対して下方から電池交換を行う。電池ケースは下向きに開口するので、内側に装着された電池が脱落しないように、その開口端には複数の爪が設けられる。複数の爪は開口端の内側に向けて突出し、内側に装着された電池を下方から抱え込む構成となっている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-119245号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
開口端に設けられた複数の爪は開口端の内側に向けて突出しているので、電池を下方から押し込んで装着する際に複数の爪に電池が当たることから、電池の嵌め込みがややきつくなり、電池交換がやり難いという問題点があった。
【0005】
本発明の目的は、筐体の底部において簡単に電池交換ができる加熱調理器を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
請求項1の加熱調理器は、筐体と、前記筐体の底部に設けられた開口部と、電池が装着される装着部を上向きにした基本姿勢で、前記開口部の内側に収容される電池ケースと、前記開口部に設けられ、前記開口部を開閉するように前記電池ケースの一端部を回動可能に軸支することによって、前記電池ケースを、前記開口部の内側に前記基本姿勢で収容される収容位置と、前記開口部よりも下方であって前記装着部が前記開口部から露出する交換位置との間を移動可能とする支持部と、前記支持部に設けられ、前記電池ケースの回動速度を制限する抵抗部と、前記収容位置に移動した前記電池ケースの位置の固定、及び該位置の固定の解除が可能な操作部とを備えたことを特徴とする。
【0007】
請求項2の加熱調理器の前記抵抗部はオイルダンパであってもよい。
【0008】
請求項3の加熱調理器の前記交換位置に位置する前記電池ケースの前記装着部は、前記筐体の前方を向いていてもよい。
【0009】
請求項4の加熱調理器の前記装着部の互いに対向する一対の内壁部の夫々には、前記電池の電極と接触する端子部が設けられ、前記電池ケースの前記一端部とは、前記一対の内壁部のうち一方の内壁部が配置される側の一端部であって、前記支持部は、前記底部と平行に延びる回転軸を中心に、前記電池ケースの前記一端部を回動可能に軸支してもよい。
【0010】
請求項5の加熱調理器の前記支持部は、前記開口部の内縁部に沿って固定される固定枠と、前記固定枠に設けられ、前記開口部を開閉するように前記電池ケースの前記一端部を回動可能に軸支する軸支部とを備え、前記電池ケースは、前記固定枠の内側に収容してもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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