TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2024089972
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-07-04
出願番号2022205561
出願日2022-12-22
発明の名称情報処理装置、情報処理方法、およびプログラム
出願人キヤノン株式会社
代理人弁理士法人谷・阿部特許事務所
主分類G06T 11/80 20060101AFI20240627BHJP(計算;計数)
要約【課題】クリップボードに保存されたデータに対して自動的に施す処理を予め設定された実行条件に応じて変更可能にすること。
【解決手段】イベント検出部が、アプリケーションプログラムに対するコピーデータのペースト操作を検出する。コピーデータ取得部が、OSのコピー処理においてコピー領域に保存されたデータを取得し、取得したデータの処理方法を指定したデフォルト処理設定プルダウンの設定内容を取得する。処理部が、コピーデータ取得部が取得したデータに対して設定されたデフォルト処理を行い、後処理プルダウンの設定内容に従って、処理済みデータでコピー領域に保存されているデータの更新を行う。出力部が、後処理プルダウンの設定内容に従って、処理済みデータをアプリケーションプログラムの処理結果として出力する。
【選択図】 図1
特許請求の範囲【請求項1】
コンピュータを、
情報処理装置において動作するOSによるコピー処理において所定の記憶領域に保存されたデータを取り込む取り込み手段と、
前記取り込み手段により取り込まれたデータに対して、所定の複数の処理のうち予め設定された実行条件を満たす処理を実行することにより加工されたデータを生成する生成手段と、
前記OSによるペースト処理において出力されるデータとして、前記生成手段により生成されたデータを出力する出力手段と、
として機能させるためのプログラム。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
前記取り込み手段により取り込まれたデータが画像化可能である場合、前記取り込まれたデータを画像化して画像データを生成する画像化手段をさらに備え、
前記生成手段は、前記画像化手段により生成された画像データから前記加工されたデータを生成する、
ことを特徴とする請求項1に記載のプログラム。
【請求項3】
前記取り込み手段により取り込まれたデータの種類を解析して、画像化可能であるかを判定する解析手段をさらに備え、
前記画像化手段は、前記解析手段による解析結果に基づき、前記取り込み手段により取り込まれたデータが画像化可能であると判定された場合、前記取り込まれたデータを画像化して画像データを生成する、
ことを特徴とする請求項2に記載のプログラム。
【請求項4】
前記画像データにおける文字部分の面積が占める割合に基づき前記画像データのファイル形式を決定する決定手段をさらに備え、
前記生成手段は、前記取り込み手段により取り込まれたデータを、前記決定手段により決定されたファイル形式に加工する、
ことを特徴とする請求項2に記載のプログラム。
【請求項5】
前記決定手段は、前記画像データに対してOCR処理を行うことにより前記文字部分の面積を算出する、
ことを特徴とする請求項4に記載のプログラム。
【請求項6】
前記所定の記憶領域は、前記OSがクリップボードとして管理する記憶領域である、
ことを特徴とする請求項1に記載のプログラム。
【請求項7】
前記出力手段は、前記生成手段により加工されたデータを前記所定の記憶領域に出力し、前記所定の記憶領域に保存されたデータを前記加工されたデータで更新する、
ことを特徴とする請求項1に記載のプログラム。
【請求項8】
ユーザからの入力を受け付ける受け付け手段と、
前記受け付け手段により受け付けたユーザからの入力に基づき前記実行条件を設定する設定手段と、
をさらに備えたことを特徴とする請求項1に記載のプログラム。
【請求項9】
前記所定の記憶領域に保存されたデータは、前記OSのスクリーンショット機能を用いて取得された画像データである、
ことを特徴とする請求項1に記載のプログラム。
【請求項10】
前記所定の記憶領域に保存されたデータは、スキャナで読み取られた画像データである、
ことを特徴とする請求項1に記載のプログラム。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、情報処理装置、情報処理方法、およびプログラムに関する。
続きを表示(約 2,100 文字)【背景技術】
【0002】
パーソナルコンピュータ(PC)の基本動作を司るオペレーティングシステム(OS)には、通常、OS上で動作するアプリケーション間またはアプリケーション内でのデータの複製に用いられる、所謂コピー・アンド・ペースト機能が備わっている。この機能は、単純な文字列、画像情報、ファイル、プログラムなど様々な形式のデータに用いることができ、簡便なデータの複製を実現している。
【0003】
一方で、このコピー・アンド・ペースト機能に他の処理を組み合わせようとすると、煩雑な操作が必要となる。コピーしたデータに処理を施した上でペーストしたい場合、通常、ユーザは、処理を行うアプリケーションを起動し、そのアプリケーションにコピーしたデータを取得させて所望の処理を行わせ、処理後のデータをペースト先に出力させる操作が必要となる。例えば、コピーされたカラー画像データを、グレー画像データに変換後、JPEG形式でペーストして保存したい場合を考える。この場合、ユーザは、カラーグレー変換するためのアプリケーションの起動、コピーされたカラー画像データの取り込み、カラーグレー変換、画像フォーマット変換、JPEG形式のグレー画像データの保存先への出力を指示する操作を行うことになる。
【0004】
特許文献1では、コピー処理によりクリップボードに保存されたデータが更新されると、その更新されたデータが画像データであればOCR処理を行って文字情報を抽出し、その抽出した文字情報をクリップボードに保存する方法が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開平11-3400号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、特許文献1では、クリップボードに保存されたデータに対して行う処理は予め決まっており、ユーザが処理内容を変更することができず、利便性が低下するおそれがある。
【0007】
そこで本発明は、ユーザの利便性を向上することを目的としたものである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本開示の一実施形態は、コンピュータを、情報処理装置において動作するOSによるコピー処理において所定の記憶領域に保存されたデータを取り込む取り込み手段と、前記取り込み手段により取り込まれたデータに対して、所定の複数の処理のうち予め設定された実行条件を満たす処理を実行することにより加工されたデータを生成する生成手段と、前記OSによるペースト処理において出力されるデータとして、前記生成手段により生成されたデータを出力する出力手段と、として機能させるためのプログラムである。
【発明の効果】
【0009】
本発明は、ユーザの利便性を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本発明の全体システムの一例を示すブロック図
情報処理装置のハードウェアの一例を示すブロック図
画像処理装置のハードウェアの一例を示すブロック図
情報処理装置のソフトウェアの一例を示すブロック図
画像処理装置のソフトウェアの一例を示すブロック図
第1、第2実施形態に係るアプリケーションプログラムにおける操作画面の一例を示す模式図
第1、第2実施形態に係るアプリケーションプログラムにおける画像ペースト時処理方法設定画面の一例を示す模式図
第1、第2実施形態に係るアプリケーションプログラムにおける処理方法手動選択時画面の一例を示す模式図
第1、第2実施形態に係るアプリケーションプログラムにおける対象外データ処理時画面の一例を示す模式図
第1、第2実施形態に係るアプリケーションプログラムにおける処理方法手動選択時詳細画面の一例を示す模式図
第1、第2実施形態に係るアプリケーションプログラムにおける処理方法固定選択時画面の一例を示す模式図
第1、第2実施形態に係るアプリケーションプログラムにおける処理方法自動選択時画面の一例を示す模式図
第1、第2実施形態に係るアプリケーションプログラムにおけるクリップボードに保存された画像データおよび変換後データの一例を示す模式図
第2実施形態に係るアプリケーションプログラムにおけるPrint Screen押下時処理方法設定画面の一例を示す模式図
第1実施形態に係るアプリケーションプログラムの処理フローの一例を示すフローチャート
第2実施形態に係るアプリケーションプログラムの処理フローの一例を示すフローチャート
第1、第2実施形態に係るアプリケーションプログラム画質調整設定画面の一例を示す模式図
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

個人
環境情報処理装置
18日前
個人
外食予約システム
18日前
個人
電子文書の閲覧用電子機器
4日前
個人
海外在住支援システム
18日前
個人
サービス提供システム
11日前
ニデック株式会社
冷却装置
12日前
株式会社ワコム
電子ペン
21日前
個人
施術スタッフ育成システム
5日前
東洋電装株式会社
操作装置
21日前
東洋電装株式会社
操作装置
21日前
東洋電装株式会社
操作装置
21日前
学校法人修道学園
農地集約システム
11日前
株式会社SUBARU
操作制御装置
11日前
株式会社カロニマ
情報発信システム
25日前
株式会社SUBARU
画像処理装置
5日前
旭精工株式会社
管理装置および管理システム
11日前
株式会社デンソー
表示装置
7日前
シーアンドアールエム株式会社
広告装置
28日前
株式会社京南
洗車システム
4日前
ローム株式会社
電源制御集積回路
18日前
株式会社京南
洗車システム
4日前
三浦工業株式会社
薬品発注システム
13日前
株式会社豊田自動織機
物体検出装置
18日前
株式会社and.d
商品の推奨方法
20日前
個人
文書処理プログラム及び情報処理装置
14日前
個人
取引システム、取引方法及び取引プログラム
19日前
トヨタ自動車株式会社
システム
11日前
株式会社誠勝
企業把握度を出力するフレームワーク
7日前
株式会社日建設計
CO2排出量推定システム
18日前
株式会社野村総合研究所
NFT発行システム
7日前
NKKスイッチズ株式会社
タッチパネル
27日前
日本電気株式会社
量子コンピュータ装置
11日前
トヨタ自動車株式会社
電子制御ユニット
4日前
株式会社野村総合研究所
変額資産管理システム
12日前
日本電気株式会社
検知装置
19日前
川崎重工業株式会社
船舶
27日前
続きを見る