TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2024078944
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-06-11
出願番号2022191582
出願日2022-11-30
発明の名称タッチパネル
出願人NKKスイッチズ株式会社
代理人個人,個人
主分類G06F 3/041 20060101AFI20240604BHJP(計算;計数)
要約【課題】タッチパネルについてのコストの削減や利便性を向上させること。
【解決手段】抵抗膜式のタッチパネル1において、表示面を有するディスプレイ11と、物体による操作面がディスプレイの表示面に積層される基本タッチパッド121、中間タッチパッド122及び端部タッチパッド123からなる3個の単位タッチパッドが、所定の側面の連結面において連結されて構成されるタッチパッドと、を備える。
【効果】上述の構成により、コストの都合上、直接的には製造されない長さのタッチパッドを、低コストで実現することができる。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
抵抗膜式のタッチパネルにおいて、
表示面を有するディスプレイと、
物体による操作面が前記ディスプレイの前記表示面に積層されるN個(Nは2以上の整数値)の単位タッチパッドが、所定の側面の連結面において連結されて構成されるタッチパッドと、
を備えるタッチパネル。
続きを表示(約 550 文字)【請求項2】
前記単位タッチパッドは、
他の単位タッチパッドと電気的に連結するための連結用テールを、
前記連結面とは異なる側面に1以上有する、
請求項1に記載のタッチパネル。
【請求項3】
連結される2つの前記単位タッチパッドの夫々の前記連結用テールを電気的に接続する連結コネクタ
をさらに備える請求項2に記載のタッチパネル。
【請求項4】
前記Nの前記単位タッチパッドの夫々は、第1抵抗膜と第2抵抗膜を夫々有しており、
前記Nの前記第1抵抗膜を直列接続し、かつ、前記Nの前記第2抵抗膜を並列接続するように、夫々の前記連結用テールで電気的に接続されている、
請求項2に記載のタッチパネル。
【請求項5】
前記Nの前記単位タッチパッドのうち所定の1つは、コントローラと電気的に接続するためのテールを有する、
請求項4に記載のタッチパネル。
【請求項6】
前記単位タッチパッドは、
M(Mは1以上の整数値)の前記連結面を有し、
当該Mの前記連結面の夫々に対応して、前記Mの前記連結用テールを有する、
請求項2乃至5のいずれか1項に記載のタッチパネル。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、タッチパネルに関する。
続きを表示(約 2,000 文字)【背景技術】
【0002】
従来、透明導電膜(ITO膜)が付されたガラス(以下「ITOガラス」)が存在する。ITOガラスに付された2層のITO膜の接触した位置に応じた抵抗値を読み出すことで、タッチ操作された座標を検出することができる(例えば、特許文献1参照)。
また、このようなITOガラスを用いたタッチパッドと液晶ディスプレイ(LCD)を組み合わせたタッチパネルが存在する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2009-176218号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
一般に流通する製品は、需要に応じて、ラインナップされる寸法やその価格が決定される。
従来の抵抗膜式タッチパネル、即ち例えば、ITOガラスを用いたタッチパネルは、4対3や16対9等のアスペクト比で作成されている。更には、抵抗膜式タッチパネルの大きさは、ITOガラスのサイズや、印刷、加工、検査の制約を受けてしまうことから、縦方向、横方向のサイズの制限があった。特に、安価に調達可能なITOガラスの大きさ(長さ)の上限は、およそ450mm程度であった。
ここで、昨今、デジタルサイネージ(液晶ディスプレイ等を用いた看板)の需要が高まっている。例えば、商品棚の棚板に沿って配置される縦5cm、横100cm前後以上のデジタルサイネージも生産されている。
しかしながら、このようなデジタルサイネージは、液晶ディスプレイや有機EL等のディスプレイにすぎない。このようなデジタルサイネージにおいて、タッチ操作を実現させる要望があった。
しかしながら、上述ようにコスト等がかさむための側面から、このような特殊なアスペクト比のタッチパネルを用いたデジタルサイネージは製品化されてこなかった。
【0005】
本発明は、このような状況に鑑みてなされたものであり、タッチパネルについてのコストの削減や利便性を向上させることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するため、本発明に係るタッチパネルは、
抵抗膜式のタッチパネルにおいて、
表示面を有するディスプレイと、
物体による操作面が前記ディスプレイの前記表示面に積層されるN個(Nは2以上の整数値)の単位タッチパッドが、所定の側面の連結面において連結されて構成されるタッチパッドと、
を備える。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、タッチパネルについてのコストの削減や利便性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明の一実施形態に係るタッチパネルが採用されたデジタルサイネージシステムの概要を示す図である。
図1に示すデジタルサイネージシステムに備えられたタッチパッドを構成する面とテール部の配置の例を示す図である。
図2に示すタッチパネルを構成する基本タッチパッドの形状の例を示す図である。
図2に示すタッチパネルを構成する中間タッチパッドの形状の例を示す図である。
図2に示すタッチパネルを構成する端部タッチパッドの形状の例を示す図である。
図3乃至図5に示すタッチパネルにおける、単位タッチパッドにおける抵抗膜の抵抗値の読み出し方法の一例を示す図である。
図3乃至図5に示すタッチパッドからなる一体のタッチパッドの配線の一例を示す図である。
図3乃至図5に示すタッチパッドの配線の一例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
本発明の一実施形態に係るタッチパネルについて、図面を用いて説明する。なお、以下、本発明のタッチパネルは、タッチ操作を受け付ける抵抗膜式のタッチパッドと、表示面を有するディスプレイとからなっているものとして説明する。
換言すれば、本明細書において、「タッチパッド」とは、タッチ操作等を受け付けて、タッチ操作等がなされた座標を取得するためのデバイスをいう。そして、「タッチパネル」とは、所定内容の画像(静止画像及び動画像を含む)を表示するためのディスプレイとタッチパッドとが組み合わせられたものをいう。
【0010】
図1は、本発明の一実施形態に係るタッチパネルが採用されたデジタルサイネージシステムの概要を示す図である。
図1に示すデジタルサイネージシステムは、タッチパネル1と、制御端末2と、コントロールボード3とを含んで構成されている。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

個人
環境情報処理装置
9日前
個人
求人支援システム
26日前
個人
外食予約システム
9日前
ニデック株式会社
冷却装置
3日前
個人
サービス提供システム
2日前
個人
海外在住支援システム
9日前
シャープ株式会社
情報出力装置
24日前
株式会社ワコム
電子ペン
12日前
東洋電装株式会社
操作装置
12日前
東洋電装株式会社
操作装置
12日前
東洋電装株式会社
操作装置
12日前
日本信号株式会社
料金精算システム
22日前
株式会社SUBARU
操作制御装置
2日前
学校法人修道学園
農地集約システム
2日前
株式会社カロニマ
情報発信システム
16日前
旭精工株式会社
管理装置および管理システム
2日前
シーアンドアールエム株式会社
広告装置
19日前
株式会社mov
情報処理システム
1か月前
個人
特許審査支援ボットおよびボットシステム
23日前
個人
スマートフォンにおける使用料金削減方法
23日前
ローム株式会社
電源制御集積回路
9日前
トヨタ自動車株式会社
文字抽出方法
19日前
シャープ株式会社
ウェアラブル機器
26日前
株式会社and.d
商品の推奨方法
11日前
個人
文書処理プログラム及び情報処理装置
5日前
株式会社豊田自動織機
物体検出装置
9日前
富士フイルム株式会社
タッチセンサ
19日前
個人
取引システム、取引方法及び取引プログラム
10日前
三浦工業株式会社
薬品発注システム
4日前
トヨタ自動車株式会社
文字列識別方法
19日前
トヨタ自動車株式会社
文字列識別方法
19日前
株式会社日立製作所
設計支援装置
1か月前
トヨタ自動車株式会社
システム
2日前
株式会社カネカ
生産計画立案システム
19日前
株式会社クボタ
漏水箇所推定システム
29日前
株式会社日建設計
CO2排出量推定システム
9日前
続きを見る